上棟式!
上棟式は「建前」「棟上げ式」ともいい、
家屋の守護寺などをまつって、
新家屋に災いなく幸あれと祈る儀式です。(少しカタイ話ですが・・)
日にちは地鎮祭と同様に吉日を選びますが、神職を招かずに、棟梁が中心となって
儀式をとり行うのが一般的です。列席するのは設計者やとび職など工事関係者一同、
建築主とその家族です。正式には棟上げ儀式として行いますが、最近は参加者皆さんで
棟上げしたその下で昼食をともにする略式で行うことが多いようです。
Mさんご夫婦と棟梁のM本さんをはじめ職人さんたち、そして設計者がすっかり
打ち解け合いいい和ができました。
工事で行われる様々な儀式は古来の伝統や慣習によるもので、昨今はとり行われない
ことや色々なことが簡略化していく風潮にありますが、職人さんたちは、
Mさんご夫婦の喜んでいただけるお姿が明日からのエネルギーになります。
また、お祝い事にあやかるのは気持ちのいいものです。そのような和や情を培って
いる、様々な”儀式”には見えないサインがたくさん隠されています。
日本の良き文化をもう一度見直す必要があるようです。
Posted by springhouse at 13:08│
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とてもわきあいあいとした上棟式ができて良かったです。
大工さん達はいつも黙々と仕事をされていて、「頑固一徹でコワイ」イメージがあったのですが、そんな事もなく(笑)、色々と家の説明をしてくださったりととても優しい方ばかりでした。
特に棟梁は今度、奥さんと一緒に吉永小百合の映画を見に行くんだ、とのろけられていました。
しかし、一旦現場に入り、屋根に登って作業をする姿は凛々しく、頼もしいものでした。
この棟梁、大工さんたちにお願いできて良かったと再確認した一日でした。
思い出深い上棟式になりましたね。餅まきも大好評でした。上棟式後、現場の雰囲気もまたさらによくなりました。
棟梁は大変うれしかったらしく、『昨日はよかったねぇ〜釘の1本でも多く打ってあげんといけんね』と鼻歌まじりで上機嫌。。。
Mさんご夫妻の心から接していただいているお人柄や笑顔が現場をそうさせているんです。喜んでいただける人の為にいい仕事がしたいというのが人間の心情ですから・・・我々もMさんの家創りに参加できうれしく思っています。そしてそのご縁をつないでいただいた八納さんに感謝です!