禁止伝説有&ダイマ無しという斬新なルールで始まった今シーズン。ダイマックスは個人的に気に入っていた仕様だったし、竜王戦ルールがあんまり好きではなかったので今シリーズはスルーするつもりでした。が、やはり脳が侵されていて、気づいたら8月15日にはコントローラーを握っていました。

1.【構築の並び】
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2.【コンセプト】
⓪宗教上の理由でハッサムが軸になるように構築を組む。
①伝説環境でもチームの絶対的エースを1匹決め、対面選出を中心に、有限だがサイクルも回せる構築を組む。
②陰キャポケモンは宗教上の理由で不可(ドヒドイデ・ナットレイ・残飯ドラン・残飯カグヤ・メタモンなど
③一撃必殺技や低命中率技(90%以下)が必要なポケモンを使わない(技外しを積み重ねた結果、100%技以外を打つときに発作反応が出てしまう病気になっため)


3.【構築の経緯】
①1相棒ハッサムの相方を探したときに、まず環境ツートップのザシアンと黒バドレックス使いたくない逆張り症候群発動。ドラゴン+鋼の相性補完の良さとアタッカーに必要な火力と素早さに加え、高速再生技持ちでサイクルにも最低限参加できる耐久力があるムゲンダイナに決定。

②この2体だとザシアンが重いので、上から縛れるスカーフランドロスを採用。

③このままでは黒バドレックスやカイオーガに瞬殺されるので、対面でこの2匹に勝てるチョッキゴリランダーを採用。

④受け入りの黒バドレックス構築に対して挑発を絡めて展開や耐久による詰めを防止する襷悪ウーラオスを採用。

⑤最後に受け構築の有象無象ポケモンをワンパンしたかったので狂った火力の意地鉢巻ウオノラゴンを採用。

これで構築が完成しました。


4.【個別解説】

ハッサム@ゴツゴツメット(テクニシャン・のんき)

177(252)-151(4)-167(252)-×(0)-100(0)-63(0)

バレットパンチ/つるぎのまい/かわらわり/とんぼがえり

ぽけっとふぁんくしょん!

永遠の相棒枠にして呪いの装備。今シーズンはどうやら輝けるシーズンのようだった。対ザシアンのクッション要因としてひたすらきょじゅうざんを被弾していた。とても相棒への扱いとは思えない。
シーズン終了後、この構築記事を書くために改めてパーティを確認していたところ、衝撃の事実が発覚。
なんと、性格「ゆうかん」で使用していました。呑気なら陽気ザシアンのきょじゅうざん+インファを確定耐えするはずなのに毎回確定で落とされていたので、「ザシアンは意地っ張りが主流なんやなぁ」とか思っていました。シーズン終わってから気付くとは、本当に勿体ない。拾えていた試合は50以上あったと思います。
ハッサムあるある言います。「ナットレイ対策の炎技被害に遭いがち。」あると思います。
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ムゲンダイナ@いのちのたま(プレッシャー・おくびょう)

229(108)-×(0)-116(4)-197(252)-117(12)-183(132)

ダイマックスほう/かえんほうしゃ/ヘドロばくだん/じこさいせい

ぽけっとふぁんくしょん!


【解説】
オリジナル調整のアタッカームゲンダイナ。めっちゃお気に入りの調整です。まず火力は甘えたくないのでC252、素早さは準速ムゲンダイナ抜きまで振り。Bに4とDL対策にD12振り。そして余った108をHに振ると綺麗に10n-1になります(命の珠最大効率)。この調整を発見したときは震えました。CSでもいいのですが、ある程度耐久に振ると自己再生で粘れる範囲がかなり広くなるポケモンなので、めっちゃよかったです。一応耐久の目安としては、命の珠ダメ2回+陽気ザシアンの+1きょじゅうざんを、ほぼ生き残ることができます。また命の珠イベルタル程度であれば、悪の波動に受け出して粘りつつ、返り討ちにできる耐久を確保できました。C無補正252振りムゲンダイナのダイマックス砲も確定で耐えるので、素早さが抜かれていてもワンチャン相打ちにできます。火力と耐久を兼ね備えたいいポケモンでした。
ムゲンダイナあるある言います。「ダイナ軸に初手で出てくる伝説、スカーフ巻きがち。」あると思います。
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【解説】
ザシアンやムゲンダイナを上から縛るスカーフランドロス。有利対面から蜻蛉で裏への負担をかけていくことが仕事なのだが、蜻蛉読み居座りを決められると裏のポケモン飛ばされるうえに、ポケモン貫通してプレイヤーのメンタルへダイレクトアタックになるの嫌い。
「はぁ!?地震撃ってたらどうしてたんだよ?」を世界で一番言わせているポケモン。
イベループ軸に刺さるステロを、ほかのポケモンが覚えないので無理やり覚えさせました。
スカーフステロを押すときは、何が起こっても文句を言わないことが大切。1ターンでアドとられて試合が終わることもありやす。

ランドロスあるある言います。「お互い交換読みこだわり地震撃ちあってしまったとき、友情生まれがち。」あると思います。
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【解説】
有名な調整のゴリランダー。バドレックスとカイオーガ軸に選出。後述する悪ウーラオス、ウオノラゴンとともに選出することで、バドレックス軸への勝率は8割以上ありました。バドオーガ軸を意識するなら10万馬力よりナットレイ意識の馬鹿力のほうがよかったと思っていますが、ヒードランが大嫌いなので入れてました。1回も打ってません。

ゴリランダーあるある言います。「初めてHBカバにGFグラスラ撃った時、半分しか入らなくて椅子から転げ落ちがち。」あると思います。
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※なんかHおかしいことになってます。普通に無振りの実数値175です。
【解説】
バド軸専用兵器。バド切って裏で詰めてくる展開も、挑発でしっかりケアしてゆく。一定数いたねばねばネット軍団にも挑発から展開を防いでいく。またムゲンダイナが重いコスパネクロズマやゴチルゼルにも抗えるので、対ネクロズマ構築にもストレスなく戦えました。ゴツメはしらん。

ウーラオスあるある言います。「インファイトにサンダー後投げされたとき、B連打して攻撃キャンセル祈りがち。」あると思います。

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※またHおかしくなってます。4振りの実数値166です。
【解説】
頭おかしい火力大好き。ムゲンダイナに対するヤドキングやヒードランの後投げに釣り出しして、「さぁ1匹差し出しな。どいつにする?」ってやるのが本当に好き。
かみ砕くはヤドランヌケニン専用。サイコファングは交換読みでドヒドイデに撃って2サイクル目をエラガミ安定にします。

ウオノラゴンあるある言います。「貯水ヌオー後投げされた時、変な声出がち。」あると思います。
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5.【基本選出】
対ザシアン軸→ダイナ+ハッサム+ラオスorランド

対バドレックス軸→ゴリラ+ノラゴン+ラオス

対壁ゼルネアス軸→ダイナ+ハッサム+ノラゴン

対オーガ軸→ダイナ+ゴリラ+ノラゴンorラオス

対受けループ(ダイナ軸)→ダイナ+ノラゴン+ハッサム

対受けループ(イベルタル軸)→ランド+ダイナ+ノラゴン

主要伝説軸に対してはこんな感じで、ある程度選出決めてました。ほぼ脳死で選出してましたね。

6.【課題】
①スカーフ控え目ムゲンダイナに死ぬほど弱い。
→ダイナに後出しできるポケモンがいないので、こちらのダイナが相手より遅かった時点でほとんど負け確定。幸い、今シーズンのダイナはスカーフ以外は上をとれていたので、ダイナ対策スルーしてても何とかなりましたが、今後は改善の余地あり。

②黒バド+ガラルファイヤーが突破不可能。
→この並びには絶対に勝てない構築なので、増えるようであれば早急な改善が必要。

この2点は即負けにつながる要素なので、今後対策を考えていきたいです。

7.【スペシャルサンクス】
孤独に戦つづけた自分。
共同研究者ほしいです。ハッサム好きは、DMください。

8.【おわりに】
1匹1匹に愛着のあるパーティが組めました。
来シーズンも頑張るぞい!(書く意欲切れてEND)
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