1.謎語り

新環境お疲れ様でした。
前シリーズからの追加ポケモンはたったの4体でしたが、考え方を一新する必要があるほど環境が変わりまくっていたので社会人ポケ勢の私は泣きながら毎日やっておりました。
また4月は会社の繁忙期でもあり、最終日前の3日間は出勤→帰宅→寝かしつけ→寝落ちの無限ループにより、レートに潜ることすらできず、正直最終2桁はあきらめておりました。
それでも何とか最終日0時から、満身創痍の体にレッドブルとZONEを流し込んで自身をブーストエナジーさせることにより、レート2000から一気に2120まで上げました。
最終日は殆どの選択や読みを通すことができ、我ながら神懸っていました。

しかし、はっきり言ってこの構築は弱みが多すぎるため、自分が覚醒していなければ、適正順位は200~800位くらいだと思います。本当にラッキーでした。

2.構築レンタル
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3.コンセプト
無い。マジでない。組んだ構築を回して、「○○きついな~」と思ったらその都度そのメタポケモンを入れていました。だから最終日だけで構築4~5回変わっています。今回紹介するのはシーズン全体を通して最も長期間(特に終盤)使っていた構築です。基本選出も無いので、そこが弱いと感じる構築です。


4.個体解説

ハッサム@ゴツメ 無テラス
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性格:のんき
努力値:HB252 A4

ご自慢の相棒枠。シーズン終盤にパオジアン+ミミッキュの対面構築が絶対に流行るという確信があったため、HP1からでもミミッキュを処理できる無テラスを採用。副産物として削れたイーユイや水テラスしたテツノツツミへの最大打点となる。今環境でもやはりハッサムはゴツメが最強だと思っているので、あとは環境に合わせてテラスをカスタマイズしていくのがいいと思った。候補としては、格闘テラス、水テラス、氷テラスあたりが強いと思う。
今シーズンのカイリューは飛行テラスの3W+アンコールの型がトレンドだったので、カウンターで無限体葬った。また終盤にはやったセグレイブ入りにも、テラスに臆することなく返り討ちにできるのがカウンターハッサムの最強たる所以(自分の中で)

魂を込めて潜った最終戦、ハッサムが大活躍してレート2120を決めてくれたので、試合後失禁した。


サザンドラ@ラムのみ 霊テラス
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性格:臆病
努力値:C252 S244(最速ミミッキュ抜き) 余りH

カイリューサーフゴーに対するご自慢のメタ枠。今期のトレンドである飛行テラバカイリューには弱いため中盤にはパーティを離れたが、「終盤には神速地震2Wのカイリューが戻ってくる」という確信があったため最終日に再投入。案の定最終日に当たったカイリューは9割がそれだったので、爆勝ちの要因の1つになった。技構成はサーフゴーやロトムに撃つ悪の波動、厄災と無テラカイリューに撃つ気合玉、妖テラスで半減してくるポケモンに打つラスターカノンで完結している。
持ち物は電磁波HBサフゴに安定してあと投げできるようにラムのみ。テラス込みだがガッサにも対面強くなれるので、選出択を回避できる有能アイテムだった。

ハバタクカミ@気合のたすき 電気テラス
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性格:臆病
努力値:CS252

前シーズンに使用していた電磁波祟り目のハバタクカミ。結局このゲームはカイリューサーフゴーに安定した打点を持てる襷ポケモンが強いため、構築の軸とした。今シーズンのテラスは、フェアリー技や氷技をすかすために水テラスしてくるサーフゴーやディンルーが多かったため、電気テラス。副産物として、あくびで無理やりサイクル有利を取ろうとしてくるヘイラッシャを電気テラスで粉砕できる。ちなみに色違いで、フォロワーさんからいただいた個体。本当にありがとう。わざわざノーマルテラスに変えてもらったのに電気に変えなおしてすまんな。
最終日に電磁波外しまくってけいれんを起こし、深夜2時ぐらいに救急搬送された。


イーユイ@妖テラス
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性格:控え目
努力値:H84 B4 C252 D12 S156(準速セグレイブ抜き) 

耐久のあるイーユイが強いと思ってチョッキを持たせたが、何も耐えなくて絶望した
そもそもメタが回りすぎていて、ディンルーにはテラスを合わせられるしパオジアンも初手対面で普通につらら落としを撃ってくるので、最早選出すること自体が敗退行為だった。一応役割としてはカイリューサフゴ構築に対して初手に投げ、カイリューが来たらカタストロフィで切ってハバタクカミを後ろから通す立ち回りをしていた。これはまあまあ強かった。

ミミッキュ@霊テラス

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性格:意地っ張り
努力値:AS252 H4

SV環境で最強だと思っているミミッキュ。カイリューにテラスを切られても相打ち以上にできるし、ディンルーやチオンジェンにも痛み分けによってこちらも無限回復しながら後続の圏内に入れることができる。前シーズンからの続投枠だが、このミミッキュがいなければ受け回しへの回答ができないほどには依存していた。前シーズンよりも扱いに慣れたので、スタンパに対しても迷わず選出することができた。最強。


ドドゲザン@悪テラス
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性格:意地っ張り
努力値:H76 A252 B4 S176(36振りラウドボーン抜き)

これまた前シーズンの続投枠。なんやかんやで今シーズンも強かった。ドヒドチオンジェン構築は初手のドヒドに合わせてあとはギロチンを連打する。HBゴツメカイリューが主流だった前シリーズと違って、アタッカー気質のカイリューが増えたためギロチンの試行回数が減ったのがかなり向かい風だった。最終日はギロチンを封印する立ち回りを徹底することにより、覚醒イベントへと進むことに成功した。ギロチンは麻薬。とはいえ、やはり勝率0パーセントを30パーセントにする技は強い。これは事実。

5.苦手なポケモン
①ディンルー・・・対策しているとはいえ普通に無理
②無テラor飛行テラス以外のカイリュー・・・鋼とか無理だし炎とかもっと無理
③初手炎テラバーストしてくるキノガッサ・・・君は何者なんだい
④炎寺バーストチオンジェン・・・最終日に唯一ボコられた。絶対あれ使ってたの強者だ

6.さいごに
何度も言いますが、この構築で最終2桁を達成することができたのは、自分が覚醒したからです。レート2000からの10連戦ほどは完全にゾーンに入っていて、選出、プレイングのすべてが噛み合っていました。ロトムの電磁波読み電気テラスで襷を残しながら突破したりドドゲザンVSセグレイブの不意打ち礫択を3試合連続で制したりと、普段ではありえないような閃きや読みで勝利を手にすることができました。
来シーズンは、しっかりと地に足の着いた構築を考えたいと思います。シーズン5お疲れさまでした。

7.スペシャルサンクス
・覚醒した自分
・最終日に潜ることを許可してくれた妻
・日付けを超える前に寝てくれた息子
・色違いハバタクカミを提供してくれたマメスキ氏