2013年04月16日
雀竜位決定戦 自戦記ラスト
その1はこちら。その2はこちら。その3はこちら。その3−2はこちら。その4はこちらその5はこちら。その6はこちら。その7はこちら。その8はこちら。その8−2はこちら。その9はこちら。その10はこちら。その11はこちら。その11−2はこちら。その12はこちら。その13はこちら。その14はこちら。
これまでのトータル
渋川 +126.7
仲林 −3.9
木原 −45.0
金 −83.8
泣いても笑ってもついに残り1半荘です。ここでまず、全員の優勝条件をおさらいしておきます。
仲林プロ:僕と50600点差以上のトップラス。
木原プロ:僕と91700点差以上のトップラス。
金プロ:僕と130500点差以上のトップラス。
僕が3着にはいれば2万点、2着に入ればさらに2万点が余計に必要となります。
つまり現実的な逆転条件があるのは仲林プロだけなので、仲林プロをマークして他の二人が迫ってきたらその時対応を考えよう作戦としました。
そしてまず最終戦開始の前に、運命の場決めと親決めがあります。
これは非常に大事です。
まず場決めの結果、僕は仲林プロの上家となりました。絞ることが出来るのでこれは悪くないなとほくそ笑んでいると、親決めの結果を見て青ざめました。
なんと仲林プロがラス親となってしまったのです。
こんな最悪の結果はありません。
なぜかと言いますと、仲林プロのラス親を迎えたときはおそらく他の二人は条件がありません。つまり、和了にこないのです。
ということは僕がいくらリードしていても、オーラス自分で和了るか仲林プロのノーテンかじゃなければ終わらすことができないのです。
きつい戦いになりそうだと気を引き締めなおし、ついに最終戦が始まりました。
第十五回戦(座順は東家から木原→金→渋川→仲林)
基本は勿論『守備』です。なんせ50600点差のトップラス条件なので、無理をする必要もあせる必要もありません。
トップはトップらしくどっしり構えていよう、そう思いながら色々有り南1局を迎えました。
南1局。東家木原12200、南家金64700、西家渋川3900、北家仲林19200
大丈夫、想定内。
3900点しか持ってなく、トップ目と60000点以上離されていますがまだまだ僕は冷静です。
何故なら金プロがトップ目なので金プロとはまだ7万点近く差がありますし、仲林プロもトップになるにはまだ45000点必要です。
僕の優位はまだまだゆるぎないのです。
しかしそうは言ってもいい加減そろそろ和了たいなと思っていると、やっと僕にもチャンス手が入りました。
ツモ ドラ
木原プロが親で2つ仕掛けていて、すでに自分でを切っていることもあり打のダマにしました。
すると次巡を引いて怒りをかみ殺しながらツモ切りしたのち、ついにほぼ最終形となるを引いてきました。
ツモ ドラ
さぁどうするといったところで、僕の選択はと言いますと・・・
男のダマ・・・!!
僕は静かにを切りました。
マンガンをツモれば3着浮上も出来ますし、待ちも十分です。普通はリーチをしたくなるところでしょう。
しかし、それはあせりです。
まだ僕は圧倒的リードを持っているのです。ここでわざわざリーチをかけてリスクを負う必要はありません。
この親を流せばまず木原プロが脱落します。今あせって木原プロをまくらなくても、これから自然にまくれる時が来ます。
それにここでリーチをかけると、こいつあせってるなと全員に思われること間違いありません。弱みを見せては駄目です。
ここはこれをダマで和了り、まだまだ俺は余裕ですよとアピールするべき局面だと判断しました。
そして結果は木原プロから最安目のが出て2000点の和了となりました。
満足です
南2局。東家金64700、南家渋川5900、西家仲林19200、北家木原10200
木原プロの親はさくっと流しましたが、この金プロの親は非常に難しいです。
何故なら、僕としてはトップが金プロの方が都合がいいからです。
例えば、仲林プロの優勝条件は「僕と50600点差以上のトップラス」です。そして50600点差というだけなら、あと35000点ぐらい縮められたら逆転されます。
しかし、仲林プロはそれだけじゃなくトップを取らなければいけません。
トップまではまだ45000点差あるので、仲林プロは僕との点差だけじゃなくトップとの点差も縮めなければならないのです。
となると当然金プロにはもっともっと走ってもらったほうが仲林プロはトップを取りづらくなり、僕の優勝確率も当然あがるのです。
ただし金プロがあまりに走りすぎると金プロに逆転されるので注意が必要ですが、まだ十分な差があるのでしばらくは稼いでもらおうと思いました。
そして今局は早々に降りて金プロと仲林プロの二人テンパイで流局、そして次局に事件が起こりました。
仲林プロのメンホン一通に金プロが飛び込んでしまったのです。
これにより、僕との点差が縮まると同時に金プロとの点差も大幅に縮まってしまいました。
南3局。東家渋川4400、南家仲林29000、西家木原8700、北家金57900
前局の和了により、仲林プロと金プロの点差は28900点となってしまいました。そして僕と仲林プロの点差は24600点です。
つまり、仲林プロはトップをまくると同時に僕とも50600点差つけている可能性が非常に高いのです。しかもそれはもはや無茶な条件ではありません。
ということで、この最後の親番は僕にとって非常に大きな勝負どころです。木原プロと金プロはもう役満以上の手しか狙ってこないので、実質仲林プロとの一騎打ちです。
ここで少しでも稼いで、オーラス仲林プロの条件を厳しくしなければなりません。
今回ばかりは守備を考えずに攻めるぜと思っていると、好配牌が配られました。
ドラ
ここでとりあえず木原プロをまくっておくだけでもかなり有利になります。この手は絶対逃したくありません。
そしてツモに恵まれ、7巡目にテンパイをしました。
ツモ ドラ
が3枚、が1枚切れているのが気がかりですがこれはもう完全な最終形です。
えー対局中の皆様、渋川難波が最後のお願いに参りました。
リーチです!!!!
渾身のリーチをぶちかましました。
そしてここを勝負どころと分かっている仲林プロも仕掛けて応戦してきます。ここでもし仲林プロに和了られてしまいますと、オーラス6000オール一発でまくられる点差になってしまいます。
他の二人が和了に来ない状況でその条件は何のハードルにもならないので、ここは絶対に和了らなければなりません。
僕も仲林プロもお互いの和了牌以外は全てツモ切り11巡目、ついに決着がつきました。
ロン ドラ 裏ドラ
・・・決まった
が仲林プロから出た瞬間、手牌を倒す手が震えました。
この12000直撃は、人生で一番嬉しい和了第一位を早速更新しました。
これにより仲林プロの逆転条件は、あと5万点以上僕との点差を縮め尚且つ僕をラスに落とし自分はトップを取る、に変わったのです。
仲林プロは一気にきつい条件となり、僕の優勝確率が圧倒的に高くなりました。
まさに値千金の和了です。
しかし、勿論まだ優勝が決まったわけじゃありません。(・・・決まったと言ってるけど)
仲林プロのラス親がある以上まくられる可能性は常にあるので、まだまだ油断せずこの親で叩けるだけ叩かないといけません。
なので僕は手を緩めず必死に打ち、一気に7本場まで積みました。
1本場、1000は1100オール
2本場、4000は4200オール
3本場、2600は2900オール
4本場、木原プロとの二人テンパイ
5本場、一人テンパイ
6本場、仲林プロとの二人テンパイ
まるで今までの呪縛が解き放たれたかのような手の入り具合でした。
ちなみに6本場でこんなシーンがありました。
4巡目、上家からを切られる。
出る ドラ
普通ならこんな牌は絶対にスルーです。メンゼンを放棄してまで鳴く価値は全くありません。
しかし、今は普通の状況ではありません。
僕はもう十分な点棒を得たので、ここで打点にこだわることはないのです。
ならここで一回早めの仕掛けをあえて入れることによって、上家の金プロがどう対応するかを見ておこうと思ったのです。
あくまで役満直撃を狙いにくるのか、絞り始めるのか。
改めてそれを確認しておきたかったのです。
そして結果はと言いますと、金プロはそれから絞りだしたので、遠い仕掛けは意味がないなと再確認できたのでした。
結局7本場で流されてしまったのでその確認はあまり意味がありませんでしたが、圧倒的なリードを手にしていることに変わりはありません。
そして迎えたオーラス、仲林プロのノーテン宣言と共に僕の優勝が決まりました。
優勝が決まった瞬間は何ともいえない不思議な感覚に包まれました。この日のことはいつまでたっても忘れないことでしょう。
まぁ優勝の気持ちを書いても多分うっとうしいだけなので、この辺で自戦記を終わらせたいと思います。
最後になりましたが、これまで長々とお付き合いいただきありがとうございました!!
またいつか!!
15回戦終了
金 +68.7
渋川 +25.0
仲林 −24.9
木原 −68.8
最終結果
渋川 +151.7
金 −15.1
仲林 −28.8
木原 −113.8
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これまでのトータル
渋川 +126.7
仲林 −3.9
木原 −45.0
金 −83.8
泣いても笑ってもついに残り1半荘です。ここでまず、全員の優勝条件をおさらいしておきます。
仲林プロ:僕と50600点差以上のトップラス。
木原プロ:僕と91700点差以上のトップラス。
金プロ:僕と130500点差以上のトップラス。
僕が3着にはいれば2万点、2着に入ればさらに2万点が余計に必要となります。
つまり現実的な逆転条件があるのは仲林プロだけなので、仲林プロをマークして他の二人が迫ってきたらその時対応を考えよう作戦としました。
そしてまず最終戦開始の前に、運命の場決めと親決めがあります。
これは非常に大事です。
まず場決めの結果、僕は仲林プロの上家となりました。絞ることが出来るのでこれは悪くないなとほくそ笑んでいると、親決めの結果を見て青ざめました。
なんと仲林プロがラス親となってしまったのです。
こんな最悪の結果はありません。
なぜかと言いますと、仲林プロのラス親を迎えたときはおそらく他の二人は条件がありません。つまり、和了にこないのです。
ということは僕がいくらリードしていても、オーラス自分で和了るか仲林プロのノーテンかじゃなければ終わらすことができないのです。
きつい戦いになりそうだと気を引き締めなおし、ついに最終戦が始まりました。
第十五回戦(座順は東家から木原→金→渋川→仲林)
基本は勿論『守備』です。なんせ50600点差のトップラス条件なので、無理をする必要もあせる必要もありません。
トップはトップらしくどっしり構えていよう、そう思いながら色々有り南1局を迎えました。
南1局。東家木原12200、南家金64700、西家渋川3900、北家仲林19200
大丈夫、想定内。
3900点しか持ってなく、トップ目と60000点以上離されていますがまだまだ僕は冷静です。
何故なら金プロがトップ目なので金プロとはまだ7万点近く差がありますし、仲林プロもトップになるにはまだ45000点必要です。
僕の優位はまだまだゆるぎないのです。
しかしそうは言ってもいい加減そろそろ和了たいなと思っていると、やっと僕にもチャンス手が入りました。
ツモ ドラ
木原プロが親で2つ仕掛けていて、すでに自分でを切っていることもあり打のダマにしました。
すると次巡を引いて怒りをかみ殺しながらツモ切りしたのち、ついにほぼ最終形となるを引いてきました。
ツモ ドラ
さぁどうするといったところで、僕の選択はと言いますと・・・
男のダマ・・・!!
僕は静かにを切りました。
マンガンをツモれば3着浮上も出来ますし、待ちも十分です。普通はリーチをしたくなるところでしょう。
しかし、それはあせりです。
まだ僕は圧倒的リードを持っているのです。ここでわざわざリーチをかけてリスクを負う必要はありません。
この親を流せばまず木原プロが脱落します。今あせって木原プロをまくらなくても、これから自然にまくれる時が来ます。
それにここでリーチをかけると、こいつあせってるなと全員に思われること間違いありません。弱みを見せては駄目です。
ここはこれをダマで和了り、まだまだ俺は余裕ですよとアピールするべき局面だと判断しました。
そして結果は木原プロから最安目のが出て2000点の和了となりました。
満足です
南2局。東家金64700、南家渋川5900、西家仲林19200、北家木原10200
木原プロの親はさくっと流しましたが、この金プロの親は非常に難しいです。
何故なら、僕としてはトップが金プロの方が都合がいいからです。
例えば、仲林プロの優勝条件は「僕と50600点差以上のトップラス」です。そして50600点差というだけなら、あと35000点ぐらい縮められたら逆転されます。
しかし、仲林プロはそれだけじゃなくトップを取らなければいけません。
トップまではまだ45000点差あるので、仲林プロは僕との点差だけじゃなくトップとの点差も縮めなければならないのです。
となると当然金プロにはもっともっと走ってもらったほうが仲林プロはトップを取りづらくなり、僕の優勝確率も当然あがるのです。
ただし金プロがあまりに走りすぎると金プロに逆転されるので注意が必要ですが、まだ十分な差があるのでしばらくは稼いでもらおうと思いました。
そして今局は早々に降りて金プロと仲林プロの二人テンパイで流局、そして次局に事件が起こりました。
仲林プロのメンホン一通に金プロが飛び込んでしまったのです。
これにより、僕との点差が縮まると同時に金プロとの点差も大幅に縮まってしまいました。
南3局。東家渋川4400、南家仲林29000、西家木原8700、北家金57900
前局の和了により、仲林プロと金プロの点差は28900点となってしまいました。そして僕と仲林プロの点差は24600点です。
つまり、仲林プロはトップをまくると同時に僕とも50600点差つけている可能性が非常に高いのです。しかもそれはもはや無茶な条件ではありません。
ということで、この最後の親番は僕にとって非常に大きな勝負どころです。木原プロと金プロはもう役満以上の手しか狙ってこないので、実質仲林プロとの一騎打ちです。
ここで少しでも稼いで、オーラス仲林プロの条件を厳しくしなければなりません。
今回ばかりは守備を考えずに攻めるぜと思っていると、好配牌が配られました。
ドラ
ここでとりあえず木原プロをまくっておくだけでもかなり有利になります。この手は絶対逃したくありません。
そしてツモに恵まれ、7巡目にテンパイをしました。
ツモ ドラ
が3枚、が1枚切れているのが気がかりですがこれはもう完全な最終形です。
えー対局中の皆様、渋川難波が最後のお願いに参りました。
リーチです!!!!
渾身のリーチをぶちかましました。
そしてここを勝負どころと分かっている仲林プロも仕掛けて応戦してきます。ここでもし仲林プロに和了られてしまいますと、オーラス6000オール一発でまくられる点差になってしまいます。
他の二人が和了に来ない状況でその条件は何のハードルにもならないので、ここは絶対に和了らなければなりません。
僕も仲林プロもお互いの和了牌以外は全てツモ切り11巡目、ついに決着がつきました。
ロン ドラ 裏ドラ
・・・決まった
が仲林プロから出た瞬間、手牌を倒す手が震えました。
この12000直撃は、人生で一番嬉しい和了第一位を早速更新しました。
これにより仲林プロの逆転条件は、あと5万点以上僕との点差を縮め尚且つ僕をラスに落とし自分はトップを取る、に変わったのです。
仲林プロは一気にきつい条件となり、僕の優勝確率が圧倒的に高くなりました。
まさに値千金の和了です。
しかし、勿論まだ優勝が決まったわけじゃありません。(・・・決まったと言ってるけど)
仲林プロのラス親がある以上まくられる可能性は常にあるので、まだまだ油断せずこの親で叩けるだけ叩かないといけません。
なので僕は手を緩めず必死に打ち、一気に7本場まで積みました。
1本場、1000は1100オール
2本場、4000は4200オール
3本場、2600は2900オール
4本場、木原プロとの二人テンパイ
5本場、一人テンパイ
6本場、仲林プロとの二人テンパイ
まるで今までの呪縛が解き放たれたかのような手の入り具合でした。
ちなみに6本場でこんなシーンがありました。
4巡目、上家からを切られる。
出る ドラ
普通ならこんな牌は絶対にスルーです。メンゼンを放棄してまで鳴く価値は全くありません。
しかし、今は普通の状況ではありません。
僕はもう十分な点棒を得たので、ここで打点にこだわることはないのです。
ならここで一回早めの仕掛けをあえて入れることによって、上家の金プロがどう対応するかを見ておこうと思ったのです。
あくまで役満直撃を狙いにくるのか、絞り始めるのか。
改めてそれを確認しておきたかったのです。
そして結果はと言いますと、金プロはそれから絞りだしたので、遠い仕掛けは意味がないなと再確認できたのでした。
結局7本場で流されてしまったのでその確認はあまり意味がありませんでしたが、圧倒的なリードを手にしていることに変わりはありません。
そして迎えたオーラス、仲林プロのノーテン宣言と共に僕の優勝が決まりました。
優勝が決まった瞬間は何ともいえない不思議な感覚に包まれました。この日のことはいつまでたっても忘れないことでしょう。
まぁ優勝の気持ちを書いても多分うっとうしいだけなので、この辺で自戦記を終わらせたいと思います。
最後になりましたが、これまで長々とお付き合いいただきありがとうございました!!
またいつか!!
15回戦終了
金 +68.7
渋川 +25.0
仲林 −24.9
木原 −68.8
最終結果
渋川 +151.7
金 −15.1
仲林 −28.8
木原 −113.8
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2013年04月08日
雀竜位決定戦 自戦記その14
その1はこちら。その2はこちら。その3はこちら。その3−2はこちら。その4はこちらその5はこちら。その6はこちら。その7はこちら。その8はこちら。その8−2はこちら。その9はこちら。その10はこちら。その11はこちら。その11−2はこちら。その12はこちら。その13はこちら。
最終日開始時のトータル
渋川 +202.1
仲林 +19.2
金 −40.3
木原 −185.0
最終日を2着目と182.9ポイント離した状態で開始しましたが、ここまでの三回を終えて僕の着順は4、3、3、で100ポイント近くのマイナスを叩きました。
最初の三回を終えて、少なくとも2着と100ポイント以上離して迎えることを目標にしよう、11回戦でそんなことを言っていた僕ですがこの成績ではそんなのは夢のまた夢でしょう。
首位さえ守れていれば僥倖です。
しかし、現実のトータルポイントはこうです。
渋川 +109.3
木原 −17.4
金 −31.1
仲林 −64.8
なんと2着を100ポイントどころか126.7ポイントも離しているのです。
つまり、4.3.3で100ポイント近く失ったにも関わらず、2着との差は56.2ポイントしか縮まっていないのです。
スタート時は5回で182.9ポイント縮められなければ勝ち、今は2回で126.7ポイント縮められなければ勝ち、この二つのどちらが優勝しやすいかと言ったらおそらく後者でしょう。
つまり、僕は4.3.3という着順にも関わらずスタート時より優勝確率はあがっているのです!
何故こうなったかと言うと理由は単純です。
最下位だった木原プロが3連勝、2位だった仲林プロは2.4.4、3位の金プロが3.2.2。
このように僕にとってあまりにも理想の並びが3回も続いたのです。
勿論並びは考えながら打っていましたが、ここまで理想的になるのは本当にラッキーです。
そしてもう1つ僕に有利な要因として、全員が今回トップを取れば僕の着順に関わらず目があるということです。
なので、僕をラスに押し付けることよりは自分のトップを優先してきます。これは一騎打ちになっているよりは圧倒的にやりやすいので、追い詰められたとは全く思っていませんでした。
しかし、あせっていないとは言ってもそれは現時点での話です。この回に逆連対でもしてしまったら一気に苦しくなってしまいます。
ここは本当に大事だ、そう気合を引き締め14回戦を迎えました。
続きを読む
最終日開始時のトータル
渋川 +202.1
仲林 +19.2
金 −40.3
木原 −185.0
最終日を2着目と182.9ポイント離した状態で開始しましたが、ここまでの三回を終えて僕の着順は4、3、3、で100ポイント近くのマイナスを叩きました。
最初の三回を終えて、少なくとも2着と100ポイント以上離して迎えることを目標にしよう、11回戦でそんなことを言っていた僕ですがこの成績ではそんなのは夢のまた夢でしょう。
首位さえ守れていれば僥倖です。
しかし、現実のトータルポイントはこうです。
渋川 +109.3
木原 −17.4
金 −31.1
仲林 −64.8
なんと2着を100ポイントどころか126.7ポイントも離しているのです。
つまり、4.3.3で100ポイント近く失ったにも関わらず、2着との差は56.2ポイントしか縮まっていないのです。
スタート時は5回で182.9ポイント縮められなければ勝ち、今は2回で126.7ポイント縮められなければ勝ち、この二つのどちらが優勝しやすいかと言ったらおそらく後者でしょう。
つまり、僕は4.3.3という着順にも関わらずスタート時より優勝確率はあがっているのです!
何故こうなったかと言うと理由は単純です。
最下位だった木原プロが3連勝、2位だった仲林プロは2.4.4、3位の金プロが3.2.2。
このように僕にとってあまりにも理想の並びが3回も続いたのです。
勿論並びは考えながら打っていましたが、ここまで理想的になるのは本当にラッキーです。
そしてもう1つ僕に有利な要因として、全員が今回トップを取れば僕の着順に関わらず目があるということです。
なので、僕をラスに押し付けることよりは自分のトップを優先してきます。これは一騎打ちになっているよりは圧倒的にやりやすいので、追い詰められたとは全く思っていませんでした。
しかし、あせっていないとは言ってもそれは現時点での話です。この回に逆連対でもしてしまったら一気に苦しくなってしまいます。
ここは本当に大事だ、そう気合を引き締め14回戦を迎えました。
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2013年04月01日
雀竜位決定戦 自戦記その13
その1はこちら。その2はこちら。その3はこちら。その3−2はこちら。その4はこちらその5はこちら。その6はこちら。その7はこちら。その8はこちら。その8−2はこちら。その9はこちら。その10はこちら。その11はこちら。その11−2はこちら。その12はこちら。
これまでのトータル
渋川 +137.3
仲林 −15.7
金 −49.3
木原 −76.3
第十三戦目((座順は東家から仲林→渋川→金→木原)
ついに残り3回戦となりました。
僕のポイントもかなり削られ、僕以外の3人も大分接戦になりました。まだ2着は仲林プロなので、マークは仲林プロで変わりはありません。
しかし最下位の木原プロとも約200ポイントの差しかないので、そろそろ2着以上にならないとまずいです。
そう意気込んで迎えた東1局、僕はあっさりとテンパイしました。
7巡目
ツモ ドラ
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これまでのトータル
渋川 +137.3
仲林 −15.7
金 −49.3
木原 −76.3
第十三戦目((座順は東家から仲林→渋川→金→木原)
ついに残り3回戦となりました。
僕のポイントもかなり削られ、僕以外の3人も大分接戦になりました。まだ2着は仲林プロなので、マークは仲林プロで変わりはありません。
しかし最下位の木原プロとも約200ポイントの差しかないので、そろそろ2着以上にならないとまずいです。
そう意気込んで迎えた東1局、僕はあっさりとテンパイしました。
7巡目
ツモ ドラ
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