2015年12月03日

松山幸次くん

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まつくんです。

2013年の夏 「モンスターズスウィング」
2014年の夏 「JOKERS」

松山幸次くんが
2015年11月21日
ひと足早く、未来に向かって出発いたしました。

また会うその日まで。

と思いましたが、来年3月13日まで
このブログをこっそりと復活して、
「モンスターズスウィング」における
まつくんの写真を
ちょこちょことアップしておこうと思います。
同じく、「JOKERS」も復活します。


芝居と食事をこよなく愛したまつくん。
いい顔しとるー!


宮元多聞



sidedish06 at 12:40|PermalinkComments(0)

2013年09月06日

心からの感謝と愛をこめて

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Side [Dish] プロデュース 「モンスターズ・スウィング」

応援してくださったみなさま
気にかけてくださったみなさま
もう、本当にものすごくたくさんの方々の力と愛情に支えられて
無事に幕を閉じることができました。
本当に本当にありがとうございました。

私たちは、公演ごとに、お札をいただきに行くのですが、
今回も書いていただく文字を間違えましたー。
(書いていただく文字は、毎回違ってます)

「かなり安全」 ← これは正解です。
DISHは、安全第一!!

「千手必勝」 ← これが間違い。意味がわからない。
千手は、あってます。
必勝は、本当は「必笑」と書きたかった…。

《千の手を使ってでも、必ず笑っていただく》

そんな集団でありたい。それがDISHです。

筆を持つ神主さんっぽい人に、
「これであってますか?」
と100パーセント聞き返されます。
「これがいいんです」

そのうちお守りとかで売り出してもらえないかな~と思ったりもする今日この頃。

みずきえり


「モンスターズ・スウィング」は、みずきのおかげで、
今までDISHや演劇そのものにかかわりのなかった方たちにも
足を運んでいただけた公演となり、本当にありがたかったです。

劇場入りの2週間前から稽古に合流し
ダンスとセリフを必死で覚え(ダンスは軽々覚えてた~!)
慣れない舞台の専門用語に瞳をくりっとさせながら
笑顔を絶やさずついてくる。

13時稽古開始なのに、自主練大魔王の大友さんと一緒に10時に入って
掃除やぞうきんがけから始める。

こんなにかわいげのある女子を、みんなが愛さないわけがない。

せっかく東京にいるんだから遊びに行きたいだろうな~と思うのに
まっすぐ宿舎に帰り、台本と向き合う。
「え?どこにも行ってないの?」
宿舎のものすごく近所の商店街にさえ気がついてなかったらしい生活。

1つずつ、きちんと結果を出してくる毎日。

出番のないシーンでは、邪魔にならないようにはじっこで
ひざを抱えてじーっと先輩の演技を見ている。
子犬がいるぞー!!

これから、いろんな舞台で活躍して欲しいっす!!

集合写真

皆の衆とは、いつでもお話しできると信じてひとことだけ

前列左から
ユカ
ユカありきのネコ娘でした。「滑舌にかなり難あり」とわかっていながらも、大事なセリフを書いてしまった~。
その期待に応えるべく、壊れた蓄音機か~なぐらいセリフの練習をしていたのに、
やっぱり本番でもうまい具合に「噛む」…。
…あれだけ練習して噛むんだから…それはもう仕方ない……。いいネコ娘でしたー。
ハレ晴レの振付もユカでござった。
あまりにアバウトな振付の仕方に大ブーイングでおもしろかった。
「そこは適当に」
「そこはかわいければ何でもいい」
「そこはどうでもよくて~」
全員の突っ込みが入ることしばしば。
「おーい!!」

まえこ
恵理とまえことしぃちゃんは、とりあえず怒られ役。先輩なのに~。
真剣に、っていうか泣きながら
「若手には甘いのに、私たちには厳しい。私たちにもアメをくだされ!」
と上訴してきた時はおもしろかった。
この公演の言いだしっぺのまえこ。
楽しい作品を書かせてくれてありがとう。

りんちゃん
みずきに続く、2匹めの子犬がりんちゃん。
あの膨大な衣装の管理は、本当に大変だったと思います。
りんちゃんの関わっていない過去のDISHの公演DVDを観ながら、使えそうな衣装や小道具も
洗い出してくれたり~~~。感謝。
しっかりしてそうなふりをして、半端なく抜けてて、けど動じない。おもしろい子犬。
台本の意味をとらえるのは、大友さんに続く2番目の速さ!!だと思います。

みずき
みずきを選んで、本当に良かった!!
以下、上文。

かお
代役祭りの稽古場で、砂かけばばあのセリフを全部覚えてきてくれたのは、本当に助かった!!
稽古場での成長は著しいのに、本番と自分の本役に弱いタイプ~~~。
お、お、おもしろすぎる。いや、残念すぎる。
が、成長ぶりはちゃんと受け止めてるので心配すんなー!!
かぶりもの(特に動物)をさせると天才的な動きをするので、おたのしみにー。

まいこ
まいこ~~~。
チラシ作成に入る前、みずきが東京に1日だけ来た日があって、仕事で会えなかった私の代わりに
恵理、まえこ、かっきーとまいこが面会に行ってくれました。
過去の台本からの抜粋を数本持って行って、みずきの声の出し方や物語のとらえ方、間の取り方を
確認しに行ってもらったのですが~~~。
帰ってきた恵理、まえこ、かっきーの顔が暗く~~~。
「どどどどどうしたの?みずきダメだった?」
「みずきちゃんは、まったく問題ありません」
「勘の良いタイプで、こうしてみて~というのに即座に応えてくれてました」
「全然良いと思います。ぶっちゃけオールOK」
「じゃー何?」
「…近藤さんが心配……」
「え?」
「…まいこさんが、全然ダメでした…」
「うそ~~~ん」
緊張のあまり、がちがちになったみたいで、
今後、みずきをどうしていくか!!の会合が、近藤さんは大丈夫か!?
の会合に変わってしまったという強者っす。

Miyoちゃん
オープニングのモンスターの振付を担当してくれましたー。
私はダンスのことは全くわからないんですが、Miyoちゃんの音の取り方が好き!
というのだけはわかるんです。
「こんな感じに振付けて欲しい~」と言ったら、あれが出来上がってきましたー。
超かっくいい!!
ありがっつ。
オープニング大事~~~!!

台本上では、「破れた古ぼけた緞帳幕がぶら下がっている」
と書かれておりましたが、お盆休みで布地やさんがずーっとお休みで
直前まで購入できず、縫うのが精一杯でした~~~。残念。

2列め左から
いつき
DISHには欠かせない振付師。
ベラのダンス
マイフェアレディー
アダムスファミリー
は、いつきの振付です。私の無茶ぶりに、期待をはるかに上回る出来で返してくれる。
離さないぞー!!
女子高校生の踊りでは、半端ないオーラでセンターポジションをゲットし
ぶっちゃけ「普通にかわいく見えてしまい」、いつきに釘づけになってしまいました~。

しぃちゃん
DISHには出たいけど、出たら出たで怒られるから泣いちゃうんだけど、やっぱ出とく~
な、初代かわいげNO1!!女子。
貞子の舌が額の傷に届くか届かないか~みたいなシーンでの
「届くのかと思った」
が何回やっても正解が出ず、恵理に電話でまで練習してもらったのにハズしてくる。
稽古場では、このセリフが終わるたびにこっちを向くからおもしろい。
次回も絶対このセリフは入れとこーっと。
ピンクレディーの後ろで踊っていたスクールメイツは、しぃちゃんの振付。

恵理
DISHは、というか宮元作品は、この人ありきなのかもしれません。
物語の中でも稽古場の中でも、常にさりげなく全体を見てくれている人で
稽古場でやつほが泣いてた時、ハマがそーっとやつほを隠すように
不自然な位置に立っているのに気がついた恵理が、いつの間にかやつほのそばに行っていて
励ましたり、慰めたりするのではなく
「次のシーンの稽古をしよう」
と、気持ちを切り替えさせていたことがありました。
倬ちゃんを叱れるのは、この人だけです。
たまーに叱りすぎて、泣かせてたりしますが…。

私は、恵理をちゃんと叱ってあげられているんだろうか。
前を歩いている人がいないということは、とっても孤独なことです。
私は、恵理の前にいてあげられる人でありたい。
そう思います。

えいみぃ
今回、俄然がんばってくれたのがえいみぃ。
砂かけばばあの代役にかおが入って、それ以外をほぼえいみぃが全部覚えてくれていました。
台本を渡した瞬間に、どの役で入っても大丈夫なようにまるごと覚えてくれる。
(DISHは、2回くらい読み合わせしたら、即立ち稽古になるんです。台本の仕上がりが遅くて、間に合わないから~~~。みなさん、ごめんなさい)
打ち上げ会場の手配や仕切り、誰もがめんどくさがる仕事を一手にこなしてくれて~~~。
ありがとう。
えいみぃは、とってもシャイです。
そのシャイさ加減がかっこいいんす!

かんちゃん
マジかわいい。
いい湯だな の振付はかんちゃんです。
ドリフとか、もちろん知らない世代で
「盆踊りみたいにしてほしい」
とお願いしたら、あれが仕上がってきました。
楽しかったー!
ダンス稽古では、ありとあらゆる人の代役に入り~~~
「あれ?かんちゃん、ずーっと踊ってた?」
「ぜぇぜぇ、…はい」
「だだだだ大丈夫?」
「ぜぇぜぇ、…はい、若いんで」
「ごごごごごめんね~」

しばらくしぃちゃんの代役で入って踊っていたベラのダンスでは、いつきに
「かんちゃん、若すぎ!!」
とか叫ばれてて……。意味がわからん。
ひそかに、「老けるダンスってどんなんだろう…ドキドキ」とか思ってみてたりして~。
癒された。
マジ癒された。

やつほ
ファッションモンスターの振付は、やつほです。
で、ひなた、理美、千夏の3人の踊りは、やつほのお母さんの振付
ちなみに、ヘアスプレーは、以前の作品「ミュージアム」の時に大滝くんが振付けてくれたものの
改良バージョンなんですが、それもやつほ母にお願いしましたー。
本番中の舞台袖にはやつほの父がいたり
仕込みとバラシの手伝いにはやつほの弟がいたり。
一家総出で、この作品にかかわってくれておりましたー。
やつほは、当初、ダンサーで出演?程度の軽い気持ちで「出まーす」と言ったんだと思います。
が、がっつりセリフを書いてしまった。
父からは「お前、何してくれてんの?」と言われ
母からは「みなさん、どうぞよろしくお願いします」と言われ
弟からは「バスタオルとか、ドキっとするから~」と言われました。
本当に、よく頑張ってくれたと思います。
これからお芝居をしていくのかどうかは、まだ聞いていませんが
DISHの貴重な戦力になっていってくれるといいな~と思います。

ハマ
DISHの永遠のヒロイン「ハマ」。
初代主役です。サルだったけど。
とにかく頭がいい。
から考えすぎて自滅していくタイプ。ハマの努力は、恵理をも凌駕するものがあり
それゆえに自滅が腹立たしい。が、それ以上にほほえましいのもハマなのだー!
ときどき「どうしてそっちに行っちゃったの?」みたいな行方不明的事故を巻き起こしなさる。
そのたびに恵理に「ハマ~~~」と呼び出され、面倒を見てもらっているらしい。
後半、ひなたの代役とキョンシーの代役をやってたりして、本役でもないのに夜中に電話してきて
「今日のダメ出しください」とか言ってたらしい。
いるだけで場が華やかになるので、欠かせない存在。
人を喜ばせることには、まったく労力を惜しまないので、天性のタレントタイプなんだと思います。
努力する天才は、いずれ大輪の華を咲かせると思う。

HITOMI
まあ、ベラのはまり方が半端なかった。
マネージャーさんから、「うちのHITOMIはどんな役ですか?」と聞かれて
「妖怪人間ベラです」と答えて良いものなのかどうか…悩んだ悩んだ…。
オファーした当初は、全然違う感じのストーリーを語ってしまってたし。
だもんで、ぎりぎりまで台本もお渡しせず~~~。
イノシシ担いで戻ってきます~みたいな登場シーンは許されるわけがないからな……。
普段から存在感ビシバシなので、稽古後半では「社長」と呼ばれていたような。
社長、舞台前つらのマイクを
「みんな、何でここにあるのに踏んじゃうの?信じられない!」
と言いながら、自ら締めで踏んでしまうのはやめていただきたいぞっと。

3列め左から
かっきー
男子ゾーンに入ってますが、立派な男子です。だったと思います。
美人と誉れ高い演出助手ですが、男気に満ち溢れています。
最近演出助手ぶりも板について、ほったらかしにしてても、すべてがきちーんと終わっている
ウルトラ有能な私の両腕です。
砂ばあにとってのフランケンみたいな存在ですね。
とりあえず「かっきーは?」とかっきーの姿を探してしまいます。
ピンクレディーをコピってくれたのがかっきーで、これが何より1番最初にできておりましたー。
フランケンのタップも、かっきーの振付です。
大道芸人フランケンが、フランケン人形にタップを踏ませているところから始まって~とお願いしたら
あのシーンが出来上がっていました。
かっきーがベラの代役に入っていたことがあるんですが、えいみぃとはまた違った感じの
「やる気なさそうなのに超上から目線」のベラで
めちゃめちゃおもしろかったっす。

松くん
全員が役づくりで悩む最中、「松くんはイメージ通りなのでそのままで」で、
最初からOKが出ていたキャラクター。
だもんで、けっこう野放しにしちゃいました。
本人が体に似合わず(失礼…)繊細で、超真面目だったから、安心してシーンを任せられたとも言えます。
ちょっとしたことにもちゃんと物語の重要性を感じてくれてて、心強かったです。
そして、倬ちゃんとお友達になってくれてありがとー!!
← これ、けっこうポイント高かったです。

久三
震災直後にやった公演「アラカルト」にちょっとだけ出演してもらってからの、久しぶりの登板です。
仕事柄、休める時期が限られてるので、今回の日程はラッキーでした。
彼は、大人の麦茶という大きな団体に所属してます。
ハロプロの子たちがしょっちゅう出演している、いわゆる商業演劇に属する劇団です。
うちみたいな小さなカンパニーでは、不自由なことだらけだったと思います。
うちは、全部自分たちでやるから~。
なのに、率先しての小道具のおもちゃの手配からビラの準備、ブログの活性化まで
本当に本当にありがとうー!!
いろんな準備のスタートを切ってくれてたのが久三だったと思います。
人となりは、ブログで十分浸透してるだろうから、ま、いっか。
感謝!!

倬ちゃん
倬ちゃんは、今回も本当によく頑張ってくれました。
後半のひなたの回想イメージシーンで、赤ちゃんのひなたをおいかけてハケていく時の倬ちゃんの
かわいらしさは、天下一品だと思いました~~~!!
本当に愛情を持つ人にしか出来ない表情なんだよな~と思ってみていました。
恵理とツートップで、揺るがないっす。
倬ちゃんの人となりも、ブログでいかんなく発揮されていたので、ま、いっか!

ほっしー
ほっしーが男子最年少という面白い座組。
男子平均年齢高っ!!
直前まで、他劇団に出演していたので、稽古への合流が遅れたんですが、
しっかり追いついてくるあたりさすがでござる。
小道具の管理をしてくれていたのがほっしーで、私の意図をちゃんと汲んで
各種滞りなく取り揃えてくれておりましたー。
「今回、小道具少ないね」
って言ったら
「はあ!?」
って、長蛇のリストを広げて見せてくれました。
ご、ごめんなさい。

けっちゃん
当初、フランケンの役づくりに相当苦しんでましたが、結果、けっちゃんにしか出来ないフランケンが出来上がっていたと思います。
さすがです。
ひなたが後ろ向きで「お風呂に入ってくる」っていうシーン。
フランケンの表情だけで、ひなたがどういう状態かがちゃんと伝わってくる。
稽古場では、いい大人が全力でふざけるさまを、ちゃんと若手に見せてくれる
本当にありがたい存在です。
一番大きな目玉おやじも、当然けっちゃんでした。
目玉おやじは、あの順番だからおもしろと思っていたので、むちゃくちゃな早替えになってしまってごめんなさい。
あ、男子には謝ってばかりだー。


おじいちゃん、おばあちゃんが、
「ちょっとお芝居でも観に行こっか」
と、お孫さんと一緒に遊びに来ていただけるようなものを作りたい。
ひたすら気楽な娯楽でありたい。
ようやく確信の持てる1歩が踏み出せたような気がします。
みんなー!!感謝!!!


世界中のものすごい人口の中で、
この時間、この場所にいることを選んでくださった100人のお客さまのためだけに
キャスト&スタッフを合わせて30人前後の人間が2時間必死になる。

もう最高に贅沢なことをやらせていただいているんだな~と思います。
感謝!!感謝!!


お客さまたちが、安心して遊びに来られる舞台を
この愛すべき役者たちが、安心して立てる舞台を

作り続けていけたらな~と思います。

またお会いできる日まで!!



宮元多聞


あ、追伸。
千秋楽に、物語の後半のあらすじを書いたものをこっそり配ろうと思ったりもしたのですが、
間に合わず~~~。
ごめんなさい。
今から、もっとも間に合ってない、前回公演「ラフ」のブログ締めのご挨拶を書かなくては………。
<(_ _)>


sidedish06 at 17:25|PermalinkComments(19)

2013年09月04日

この世の終わりの楽園

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臼井です。

皆様、
ご来場ありがとうございました!
劇中で使っていたゾンビランドのチラシ。
実はこんなに良く出来ていました(^^

今回の公演ではたくさんの方に支えられ、私も成長できた公演でした。
お客様はもちろん
キャストのみんな。
スタッフの皆様。
関係者の皆様。
そして
協力してくれた全ての人に感謝です!
ありがとうございました!!

いつまでも
Dishが「この世の真ん中の楽園」 でありますよぅに(*^^*)

臼井 静。


sidedish06 at 14:46|PermalinkComments(3)