社会起業家

2008年05月08日

SIFE国内大会2008

みんさんこんにちは。
カントリーコーディネーターの中谷です。

SIFE国内大会2008について、
SIFEホームページではお知らせしていましたが
ブログでもお知らせいたします。


SIFE国内大会2008

日にち:2008年6月27日(金)
時 間:開会9時30分
場 所:有楽町朝日ホール(有楽町マリオン)

どなたでもご覧いただけますので、大学生のみなさん、
社会起業家に興味のあるみなさん
ぜひSIFE国内大会を観にいらしてください。

sifejapan at 17:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年02月20日

SIFEアジアスタッフのトレーニング3日め


こんにちは。カントリーコーディネーター中谷です。
本日はトレーニング3日目にして、最終日でした。
あっという間の3日でした。

午前中は昨日のおさらいと、オーストラリアのジョンによる
Best Practice Shareingでした。
その後、ロールプレイで
カントリーコーディネーター同士が2人一組で
SIFEスタッフ役&スポンサー候補役に分かれて
お互いにSIFEのプレゼンを行ないました。

面白いな、と思ったのはエレベーター・ピッチといって、
要人とエレベーターで偶然出会ったら、その短い間に
いかにポイントを押さえた話をするか、というロールプレイです。
実際にKPMGのオフィスはタイのエンパイアビルの48階にあって
ここに来る前に要人とエレベーターで一緒だったら・・・?と
想像すると臨場感もひとしお。
なかなか面白い経験でした。


ランチ
ランチはエンパイアビルの1FにあるK Cafeで。
ここはKPMGによるサポートを受けているCafeで、
売り上げの一部がタイの学校運営に使われています。






私は「タイにきたならトムヤムクン!」ということで
トムヤムクンと春巻きとライスのセット。
写真のおくはインドのサティの選んだランチで
サーモンのフライです。

おなかがいっぱいになったら午後のセッション。
午後はジョンからアジア全体についての提案があったり
みんなでディスカッションをしてきました。

何度か顔をあわせた間柄ですが、
これだけ長い時間をかけて、勉強し、議論したことで
アジアのスタッフの結束が強まりました。
勉強だけではなく、非常によい機会だと思いました。

このトレーングを通じて、SIFE Studentの皆さん、
社会起業家を目指すみなさんに伝えたいと思ったことがあります。
目標を同じくする人たちやチームでの交流は、
思いかけないパワーをつくりだします。

私は他のカントリーコーディネーターに比べると
英語力もまだまだ不足していますが、雑談であっても
交流を重ねることでお互いのことが分かり、
そこから気軽に相談したり、助け合える雰囲気が出てきます。
ぜひ、何かを成し遂げようと思ったらよい仲間を作ってください。



SIFEアジアスタッフ

アジアのSIFEファミリー


sifejapan at 20:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年02月19日

SIFEアジアスタッフのトレーニング2日め

KPMG







みなさんこんにちは。SIFE Japan中谷です。
2月19日はトレーニングの一日目です。
HQからシルベスターがトレーニングの講師として
タイまで来てくれました。

参加者は、ホストカントリーのタイからプイ、
ジュン、ベン、アジアのバイスプレジデントのデニス
アジアのプログラムマネージャーのキャシー
中国のデニー、韓国のDrリー、オーストラリアのジョン、
マレーシアのズーリとインドのサティ、
ニューカーマーとしてフィリピンのパトリックと
シンガポールのジュンと私の13人でした。


今回のトレーニングの目的は、SIFEの魅力をスポンサーに
いかに伝えるかということです。
実際にプロジェクトをはじめたSIFE Studentの皆さんも
実感することだと思いますが、自分が「これは素晴らしい!」
「これは良いことだ!」と思っても、相手に伝えて、
理解してもらわなければ支援を得られません。

特に、日本ではSIFEの知名度がまだ低いので、
その中でいかにSIFEの良いところ、素晴らしさを理解していただくかについて
非常にオーガナイズされたレクチャーを受けました。
シルベスターの講義に非常に説得力があったのは
彼自身がアフリカでSIFEを広めた実績があるからです。
もちろんアフリカと同じ方法で日本でもSIFEが大きくなる訳ではありません。
そこには、教育システム、経済状況や文化といった異なる背景があるからです。

それでも、Best Practiceから得るものは非常に多いものです。
そこからいかにアジアに適した形にしていくのか、
それぞれの国に適した形にしていくのか、という点で
カントリーコーディネーターたちで議論をしてきました。


今回の講義をレビューして、私なりに理解し、
日本にあった方法をトライ&エラーしながら
見つけていきたいと思っています。

SIFEのカントリーコーディネーターという仕事は
社会起業家精神をもつ学生を増やすと同時に、
私自身が社会起業家として、どのように考え、
行動するかが求められると感じます。

朝8時から夕方までトレーニングをし、
食事中もSIFEについてみんなで熱く語ってきました。
ちなみに、チャオプラヤ川沿いでKPMGの招待による
素敵なディナーに招かれてきました。
タイ料理オンパレード!お料理も美味しく、
交流できる楽しい夜でした。

よるご飯

テーブルには乗りきらないほどの美味しいお料理がいっぱいでした!

sifejapan at 22:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年02月11日

ETIC.「地域で働く私のキャリア」に参加してきました

ETIC


こんにちは。カントリーコーディネーター中谷です。
今日はNPO法人ETIC.と若者の人間力を高めるための国民会議が主催する
「地域で働く私のキャリア」というイベントに参加してきました。

パネリストの方はみな地域で働く人たちです。
イベントは、パネラーの方々のパネルディスカッションと
つぎにテーブルごとでのディスカッションがありました。
テーブルディスカッションは初めてお目にかかる方とも
活発に意見交換ができたし、学生さん、NPOの方、
企業の人など色々な立場の人が同じテーブルで話せるいい試みでした。

パネルディスカッションで、なるほど!と思ったのは
地域の人と「お酒をのもう」ということ。
発言をされたYOSAKOIソーラン祭りの荒井さんは
文字通り地域の方とお酒を飲まれているようですが、
私はちょっと拡大解釈をして。
お酒をのむっていうのは、無礼講とか腹を割って話すシンボルで
ステークホルダーの方と腹を割って話すことが大事なんだろうな、と。

SIFEについては、SIFEチームが日本中散らばっていることなどで
交流会がイベントの後などまだ数回しか行えていないのを反省。
もっとそういう機会を増やしていきたいな、、と思っています。

懇親会で色々な方とお話をすることができました。
私のSIFEの説明が、あっちにいったり、こっちにいったりして
いまひとつしっかり伝えられなかったのではないか、という反省から
すこしこの場でフォローさせてください。

SIFEはStudents In Free Enterpriseで
自由経済のもつ力、自由経済は世の中を良くするために
一番適した経済システムなのではないか、という事を前提としています。

SIFEの目的は、次世代を支えるビジネスリーダーとして
ソーシャルアントレプレナーシップを持った大学生を育成することにあります。
私は起業するにも、いち企業で働くにも、
ソーシャルアントレプレナーをもっている事が
日本を持続可能な社会にするために必要だと思っています。

ソーシャルアントレプレナーシップを身につけるため、
大学生はプロジェクトを企画、実行するのですが、
ポイントはプロジェクトはビジネスとして成立するものであるということ。
ボランティアや善意に支えられる活動は有意義ですが、
SIFEではそれを持続可能にするためにビジネスとして成立させることを求めます。

そして、SIFEの何よりの特徴は、世界中38の国との
ネットワーキングがすでにできているということです。
私自身はSIFEに出会って目の覚める思いがしたのですが
世界中には社会をよくしよう、という同じ思いを持った人が
大勢いるんです。そういう大学生たちの姿を目にしたことで
未来にたいして楽観的な気持ちにもなりましたし、
日本にも、もっとそんな活動をする大学生を増やしたいと思ったのです。

長くなりましたが、SIFEについて興味を持ってくださった方、
どこへでも説明にうかがいますし、事務所に来てくださるのも歓迎です。
大学生のかたはSIFEの活動を行ってみませんか?
社会人のかた、メディアのかた、ぜひSIFEを応援してください。
よろしくお願いいたします。





sifejapan at 22:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年11月27日

ふつうの人だから社会起業家になれる!

こんばんは。カントリーコーディネーターの中谷です。
先日このブログで紹介した本。

「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方


遅ればせながら感想をUPします。
みなさんに勧めておいて読まないのは無責任ですからね!

さて、私の感想は
ふつうの人だから社会起業家になれる!ということ。

著者の駒崎さんは行動力があって、病児保育に新しい風を吹かせた
今注目の社会起業家です。
でも「あれ?これおかしいんじゃないの?」とか
「何とかしたい!」とか「こうしたらどうかな?」という部分は
特別なメソッドから発想しているわけではなくて、
ご自身の「ふつうの感覚」から発想しているんだな、と知りました。

そしてとても等身大。

本を読む前は「あ、ニュースでみたフローレンスの・・・」という感じでしたが、
今や勝手に友達気分です。(すみません
落ちこんだり、調子に乗ったり、腹を立てたり、喜んだり、
とても等身大の駒崎さんが、この本を通じて伝わってきました。

SIFE Studentの皆さんに。
社会起業家になろう!とか社会に貢献するプロジェクトを考えよう!
という発想も大切だと思いますが、
日常のなかで「あれ?おかしいんじゃないの?」「不便だな」「変だな」
と思うことも大切にしてみませんか?

私自身はSIFEを日本に根付かせることで、
今まで自分が「おかしいな」と思っている事を解決したいと考えています。
それについては、また機を改めて。

この本を紹介してくれたHさんに感謝

sifejapan at 21:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年11月19日

社会起業家精神

SIFE Japanカントリーコーディネーターの中谷です。
突然ですが、8月に私がカントリーコーディネーターになってから、
一番はじめに力を入れたことは、SIFE Studentのみなさんや、
ファカルティアドバイザーの方、CSRに熱心な企業の方に
SIFEについての考えを聞くことでした。

その中で、SIFE Keioチームのリーダーが私に教えてくれたキーワード、
それが「社会起業家」です。

恥ずかしながら「社会起業家」について、曖昧な知識しかなかった私に
彼女は社会起業家とはなにか?を教えてくれました。
そして「これだ!」と思ったのです。

今まで考えていて、上手く言葉にできなかったこと。
私が何故、SIFEが日本にとって、世界にとって必要だと思ったのかを
言いあらわすのにぴったりの言葉が「社会起業家」だったのです。


今日はそんな彼女が教えてくれた社会起業家に関する新しい本を紹介します。
中谷の感想は後日UPしたいと思います。



。+°☆°+。★。+°☆°+。★。+°☆°+。★。+°☆°+。

  「社会を変える」を仕事にする
           〜社会起業家という生き方〜
    http://www.zz.tc/changingtheworld

     NPO法人フローレンス  駒崎弘樹著
       全国書店にて絶賛発売中!!

。+°☆°+。★。+°☆°+。★。+°☆°+。★。+°☆°+。

 2007年、Newsweek日本版で「社会起業家100人」に
選出され、日本を代表する若き社会起業家として
活躍するNPO法人フローレンス代表、駒崎弘樹氏が
本を出版することになりました。

○ 「社会を変える」ことを仕事を通じて行いたいと考える方
○ 社会に対して少しでも怒りや欺瞞を感じたことのある方
○ 働くことの意味を考えたことのある方
○ 仕事と育児の両立の難しさを感じたことのある方
  必読の書です!!

 駒崎氏は、大学生時代にはITベンチャー社長として活躍し、
その後、ベビーシッターをする母親から聞かされた話に
社会への疑問を感じ、子育てと仕事の両立可能な社会の
実現に向けて、NPO法人フローレンスを設立。
社会起業家として病児保育問題に取り組み始めました。

 社会起業家とは、ビジネス的な考え方を用いて社会問題を
解決する人のことです。従来の社会貢献のイメージは、
ボランティアという言葉で、無料で奉仕する活動
として思われがちです。

 しかし、社会起業家は社会をよりよくすることを働き方
として選択しており、継続的に活動することができます。
継続的な活動によって、社会問題の根本的な解決を
可能にできるのです。すなわち、社会起業家とは
「社会を変える」を仕事にした人たちなのです。

 『「社会を変える」を仕事にする 』は、駒崎氏が
自身の今までの活動を物語調で紹介。そこには、
社会起業家になるためのエッセンス、働くことの
本当の意味が凝縮されています。

 この本を読み、そして共に社会を変える一歩を、
踏み出しましょう。


+---------------- 巻末協力社会起業家 ----------------+
日本を代表する社会起業家たちもフィーチャーされています!

□NPO法人 Komposition            寺井元一
□NPO法人 かものはしプロジェクト 村田早耶香・青木健太
                       本木恵介
□(株)音別                 本城愼之介
□(株)ピースマインド            荻原国啓
□NPO法人 ファザーリング・ジャパン      安藤哲也
□NPO法人 CANVAS               石戸奈々子
□NPO法人 NPOカタリバ            今村久美
□(株)ジャパンエリアマネジメント      西本千尋
□NPOコトバノアトリエ             山本繁
□NPO法人 ケアセンター・やわらぎ       石川治江

+--------------------- 書籍情報 ---------------------+
  「社会を変える」を仕事にする  駒崎弘樹 著
単行本(ソフトカバー)256ページ  英治出版社 1,470円
     http://www.zz.tc/changingtheworld
+----------------------------------------------------+


amazonで買うならこちら
「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方




sifejapan at 14:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0)