口述試験では「欠席さえしなければ落ちない」と言われています。

山本講師も「受験生は全員合格する」と書いておられますし
LECの先生も「出席して社会人らしい対応をすれば大丈夫、常識ある人物かどうかの確認が主である」
というのを直接お聞きしました。
実際、口述を受けた私の印象も「合否の判断をするものではない」という印象を受けました。

しかし毎年、筆記試験合格者と最終合格者の数は同一ではありません。
たしか平成26年の筆記合格は761名、最終合格は759名で2名が何らかの理由で
落ちています。

おそらくは口述試験に出席していないからだと思われますが、
講師や受験生の間で語り継がれる口述試験の不合格伝説があります。

一番有名なのは全員スーツなのにジーパンで来た人
この方は男性らしいのですが受かったという話と落ちたという話の両方を聞きました。

二つ目の伝説は口述で一言もしゃべらなかった女性。
緊張のあまり、パニックになり泣き出してしまってそのまま口述試験を終えたそうです。
名前すら言えず何もコミュニケーションがとれなかったので落ちた、と聞きました。

三つ目のケースは妊婦さん。試験日が出産と重なったために断念。
筆記合格すると来年度の筆記は免除されますので、次の年の口述で受かったそうです。
三つの中だとこれが一番信憑性の高そうな話ですね

あともう一つ、口述に出席できなかったレアケースもあります。
ニュースにもなりました。

予備校講義のため偽名受験、司法書士を業務停止処分 (読売新聞)

福岡県大牟田市の司法書士の男性(37)が、親族の名前を使い、
2度にわたって 司法書士試験を受験していたことがわかった。 

男性は予備校で司法書士講師を務めており「生徒に試験の傾向などを伝えたかった」 と話している。 福岡法務局は 「社会的信頼を損なった」として、今月7日付で、男性に2週間の業務停止を命じる処分を行った。   
(略)   
男性は筆記試験を2007年7月に義弟の名前で受験し、08年7月には父親の名前で受けた。
いずれも合格したが、口述試験は受けていなかった。義弟と父親からは、名前を使うことについて了承を得ていたという。08年の筆記試験合格後、口述試験を受けに来ないことを不審に思った同法務局と県司法書士会が、同11月頃から調査を開始。男性から聞き取りなどを行った結果、偽名での受験が発覚した。 

男性は「司法書士でありながら受験する理由を逐一説明するのが煩わしいので、偽名を使った」 と説明したという。 受験生は試験終了後、問題用紙を持ち帰ることができ、後日、法務省も問題をホームページで公開している。 しかし、男性は読売新聞に対し、「実際に試験を受けることで、自分が受験した時の感覚を思い出し、知っておくべき内容、知らなくてもいい内容を見極めたかった」 と話している。同法務局は「資格を有する者が受験するのは試験の趣旨に反する。偽名を用いた   ことで、司法書士の品位も害した」 としている。      
(略)     
2度も合格するのはすごいですが、それによって本来合格できるはずだった受験生が
不合格になったのかもしれないと思うと憤りを感じます。講師をやっていたらこの試験の大変さ、
受験生の苦労がわかるはずなのにという思いでいっぱいです。

自分の口述試験対策のために他の司法書士受験生のブログもたくさん拝見しましたが
全員合格されていました。中には9割答えられなかった、全然だめですごい落ち込んだという方も
問題なく受かっていたのでやはり出席して受け答えさえすれば大丈夫なようです。
結構厳しい試験官もおられるようです