2015年04月21日

世界選手権の振り返り 番外編 〜メキシコってどんな国?〜

メキシコに行って肌で感じたことと、ネット上で拾ってこられる情報を照らしあわせてみたいと思います。

治安と幸福度

以下の数値はメキシコにおける3ヶ月間での犯罪発生件数。なので、年間だと単純に4倍になると思われます。

(1)全国一般犯罪
内務省国家公安機構事務局が発表した第3四半期(10〜12月)の犯罪発生件数報告によれば,総犯罪発生件数は400,591件と前期(7〜9月)と比較 し4.7%減少した。犯罪種別の内訳は以下のとおり。
ア 窃盗 111,407件(前期比  7.1%減)
イ 殺人   4,499件(前期比  1.6%増) →年間約18,000件
ウ 強盗  52,909件(前期比  5.5%減) →年間約212,000件
エ 強姦   3,262件(前期比  0.9%増) →年間約13,000件
オ 誘拐     436件(前期比  1.2%増) →年間約1,600件

でも、Valle de Bravoとその近辺は世界選手権のために警備が徹底されていて、期間中はものすごく平和でした。夜の12時過ぎに外を歩いても、特に危険な雰囲気はありませんでした。
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ちなみにWikipediaによると、日本では…
イ 殺人   年間で約1,000件
ウ 強盗   年間で約3,300件
エ 強姦   年間で約1,400件
オ 誘拐   年間で約200件 

※各犯罪の定義が日本とメキシコで違うので、単純には比較できません。あくまで参考値として。
※日本とメキシコの人口はほぼ同じです。

数値だけを比較すると確かに日本の方が少ないです。が、昨今のニュースで明らかなように日本には「マジでヤバい奴」がものすごい数、しかも隣の家とかにいて、もはや安全な国だとは全く言えないです。メキシコ滞在中にも川崎で中1がどうのこうの、というニュースを聞いて「日本って怖っ!」と普通に思いました。

ついでに年間の自殺件数を見てみると、日本では約30,000人、一方メキシコでは約4,000人です。
単純に「亡くなる人の数」という見方をしてしまうと、もはやどっちがいいとも言えません。

それに、日本には、年間10万人が消息不明になっているとの情報も。つまり、犯罪や自殺の件数は本当はもっと多いのかも。  (http://matome.naver.jp/odai/2135613366544262301)

自殺者が少ないことと関係あるかどうか分かりませんが、メキシコの(特に田舎の)人々は概してフレンドリーで旅人に優しく、日本人よりも明らかにハッピーそうな表情をして暮らしていました。
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※メキシコを含む中米は治安が悪いのに幸福度が非常に高いです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83%E5%B9%B8%E7%A6%8F%E5%BA%A6%E6%8C%87%E6%95%B0


というわけで、日本はもはや平和じゃないし、多くの人があんまりハッピーでもない、という現実にハポネスは早く気づくべきです。残念!



インフラ・教育レベル
メキシコ州の田舎に限った話になりますが、道路は本当にひどいです。ダートは当たり前で、岩や燃えた車で塞がれていることも。また、がけ崩れで道路自体が消えているケースもありました。直線で1kmを進むために1時間以上かかることもしばしば。これには選手もチームリーダーも本当にウンザリしました。Valleでまた飛びたいかと言われると、このことが頭をよぎってしまい「う〜む」となります。

山中にある貧困層のエリアでは、ガスや電気すらなさそうな家も多かったです。

ひとつ前の記事の写真にもあるように、農村は子供だらけです。10人兄弟とか、ざらです。日本の戦前と同じように、農村では子供を沢山作って労働力にしよう、という考え方のようです。
(多分、都市部では日本と同じく、子供が多いと教育費がかかるので農村とは逆の傾向です)

で、農村の子供たちは基本的に学校に行けていません。お金がないというのもありますが、そもそも村に学校がないのです。政府が都市部ばかりに投資して、田舎はほったらかしにされているそうです。

特に乾季で農作業がないとき、子供たちは暇を持て余しています。平日の昼間でもグライダーが降りてくると大集合です。どうやら、長男か長女だけが学校に行かせてもらえるらしく、彼らは教育が受けられる代わりに将来にわたって弟や妹を養う義務を背負っているそうです。

でも、いじめも受験もない彼らは、上の写真のようにみんな純粋無垢なスマイルを振りまいてくれます。
日本人は「知らない大人に気をつけろ」と教えられますが、メキシコの子供たちは我々のような知らない外国人にホイホイ付いてきます。こんなに誘拐の多い国で大丈夫なんだろうか?と心配になりますが、みんな超カワイイです。

日本政府がこんなにも欲しがっている「子供」が、メキシコの田舎にはうじゃうじゃいました。

※メキシコの人口構成比 http://populationpyramid.net/ja/%E3%83%A1%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%82%B3/


経済
いろんなモノの物価は日本とほぼ同じでした。マクドナルドのセットで500〜600円くらい、ちょっといいレストランに行くと一人3,000円くらいで、外食費は東京と大して変わりません。ガソリンも1Lあたり140円くらいでした。レンタカー代も日本で借りるのと同じくらい。唯一、ホテル代だけは日本の半額くらいかな?

「途上国だから、ゼロが1つ少ないくらいだといいな」という淡い期待はすぐに打ち砕かれました。
日本は先進国、メキシコは途上国、みたいな上から目線はもうできません。

でも、メキシコ人の所得は日本人の半分〜1/3程度と言われていて、農村部ではもっと低いはず。なのに彼らはどうやって生計を立てているのでしょう??そこは謎のままでした。

※メキシコのGDPは1.2兆USD、一人あたりGDPは10,300USD
※日本ののGDPは4.9兆USD、一人あたりGDPは38,600USD


おまけ
メキシコの田舎には、犬もうじゃうじゃいます。基本的に、全て放し飼いなので、バカな犬は車に轢かれて淘汰されて、賢い犬だけが自由でロハスな暮らしを謳歌しています。
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というわけで、結論としては、、、、
メキシコってちょっとヤバい国だけどみんな幸せそう。好きな国の一つ。そして、オワコンになりつつある日本、大丈夫か!?でした。


sii3333 at 02:05|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

世界選手権の振り返り Task4

Task4、まずまずのスタートを切ることができ、前半は集団で駒を進める。高度差はあるものの、近くにマンフレッドやクリスチャンもいる。

3rdパイロン直前までトップ集団と一緒に来れたのだが、ここで一番低くなってしまった。
わずかに高い選手がスルリと上げるも、自分だけスタックしてしまう。

ここまでのタスクと同じパターンで、やはり自分が最底辺だとソアリング中に“下”からリフトの場所を教えてくれる人がいないので圧倒的に不利となる。

そして、ようやく上げきった頃には一人ぼっち。1サーマル後ろに何人かいたが、時間も押していたので待つことはせず一人で進む。が、ゴール手前18km、低い丘のサーマルにしがみつく集中力も無くなり、あえなく沈。さすがにこの日は、もうちょっとどこかで頑張ればゴールできたハズ…。


気付き:
  • 部分的には、トップ選手と同じスピードで駒を進めることができるところもある。
  • でも、区間賞止まり。トータルで高いクオリティを発揮するための集中力が足りない。

メキシコの子供たちを手懐けることに慣れてきたトノヤン。P_20150305_171828



















グライダーの運搬はエル・ニーニョ(少年)におまかせ。

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2015年04月13日

世界選手権の振り返り Task3

世界戦のオフィシャルサイトが消えてしまったので、順位が見られない…が、ほぼ最下位でした。

この日は最初のパイロンを取ってTO裏に戻ってくるまでマンフレッドやクリスチャンと一緒。マンフレッドがいいサーマルを無視、無視、無視!!!その後、突然弱いサーマルで上げ始めた時に、「次のサーマルで一発当てれば神を出し抜けるんじゃね〜?!」なんて考えてしまったが最後、すぐ先の高原に光の速さで刺さってしまった。

気付き:
  • 神を冒とくしてはいけない。というか、結局「出し抜けるかも」なーんてくだらない感情で飛んでしまっている時点でダメ。(それがある意味“自分らしさ”かもしれないが、それでは結果が出ない)
  • 上位選手と一緒に飛んでいるからといって、思考回路を停止してはいけない。例えば上記のように、別の選手が自分と違う判断をしたとき、まずは「彼らがそういう判断をした根拠」を全力で考えるべし。で、自分の判断と比べてどちらがベターなのか、(できれば一瞬で)脳内ディスカッションして、先の状況も考慮に入れて最終判断を下すべし。上位選手でもミスをし得ることを忘れてはいけない。
  • そういう意味では、一緒に飛んでいる人々の動きは今まで以上につぶさに観察しなければならない。特に急ブレーキには要注意。
  • 集団で飛ぶことの意味やメリットは、メンツによって変わってくる。.瓮鵐弔格上の場合、コバンザメして効率よく進めるも、必ずどこかで振り落とされる。▲瓮鵐弔自分と同格の場合、協力しながらそれなりの効率で一緒に飛べる。メンツが格下の場合、コバンザメされるだけであまりメリットはないものの、いざ自分がスタックした時に追いついてきて助けられることがある。しかし…!世界選手権では自分が「超格下」だったので、 瓩發里垢瓦ぢさで振り落とされるので一緒に飛べるのは一瞬、かつ◆という状況がほぼ発生しない。つまり、総合82位の実力では集団で飛ぶことすらほぼ許されない。というわけで、最底辺からやや底辺への脱出が当面の課題。



sii3333 at 19:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年04月10日

関東の空域データ(.txt版)

関東の空域データ(.txt版)をアップします。

こちら、FlymasterとC-Pilotに対応するように作っています。SeeYouでも開くことができます。
Flymasterに入れる場合は、ここからDesignerというアプリケーションをダウンロードして、Tools→Airspaces→Open file→当ファイルを選択→Upload、でデバイスに取り込むことができます。

Flymasterのデバイス側では、Settings→Airspace settingsで禁止空域に水平方向・垂直方向それぞれ何メートルのところまで近づいたらアラームを鳴らすかを設定できます。

  • いくつかの管制圏については、山本さんがアップしていたものから座標データを拝借しています。
  • 単位がNautical mileでしか入れられなかったので各飛行場からの管制距離は5 nautical mile = 9.26kmとなっています。
  • 加波の風車や筑波山のロープウェイなど、“天井”がある場合の動作チェックはまだできていません。
  • 筑波山のロープウェイとケーブルカーについては、半径約200mの円筒を斜面に沿って雑に並べただけで、完璧なものではありません。
  • 山本さんの関東空域マップにある、「常磐自動車道より東」「利根川より南」のエリアは当データには含まれていません。
  • Map(2Dのみ)で確認したい場合は、こちらに.txtファイルを入れてSubmitボタンを押してください。キャプチャした画像を下に貼っておきます。
  • ファイルの作り方については、こちらを参考にしました。

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sii3333 at 16:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年04月06日

Yo Soy Mexiquense!

こちらは開会式で流れていたYo Soy Mexiquense (=私はメキシコ州の人(?))という曲です。
ここ出身の歌手が、メキシコ州のいろんな名所で歌っているようで、Valle de Bravoもちょいちょい出てくるし、エリアの東に鎮座しているトルーカ山(Nevado de Toluca)も出てきます。それ以外の風景や人々も、実際に飛んでいた場所や降りた場所の雰囲気を思い出させるには十分で、観るとつくづく「本当にいい場所だったな〜」と感じます。


こちらは開会式で現地の女子高生にYo Soy Mexiquenseの踊り方を指導するピロシ。
彼はここで、Valleの人々のヒーローになりました。
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sii3333 at 22:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年04月03日

2015/4/2 Shirakawa

TOから101km(西白河郡), Max1390m, 3h9m, 烏山以北はブルーで逆転層ビッシリ。
Kosakaさんのブログでムタ&マツダさんも含めたDoaramaが再生できます。
4月、手始めに100km達成。徐々に徐々に伸ばしていきましょー。
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最高気温は14℃。20℃くらい上がれば大ブレークだったのになぁ。

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H瀬さん、迅速な回収ありがとうございました!


sii3333 at 10:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)