2005年01月31日

井口選手、
「ここ2,3年は外角は広めに意識して打ってきた」
とか言って、外角に自信があるようである。
セよりも狭いと言われるパでの対応がどの程度活かされるか。
ナンバー誌でのW松井対談でも「外角には割り切りが必要」ということで一致していただけに見ものである。(右と左の差はあるのだが)
自信を持っているはずの外角が打てなくて、ドツボにはまらないようにしてほしいものである。
 
ところで、井口、松井稼とも2番起用を予定されていることが興味深い。
 
ここで、確か昨年、ヤンキース松井秀が日本での開幕戦2番で迎えたことを思い出す。
A・ロッドを取った時点で、松井の2番はなんら奇をてらったものではなく、「格」を考えてみれば至極当然だったと思われる。
終盤、A・ロッド2番、松井4番で定着したのは結果であって、A・ロッドは2番を打たせるために取った選手ではない。
結果的に、松井は2番が苦手だったはずだ。だから、開幕直後5番6番に回ったはずである。
 


メジャーで2番に何を求められるのか?というのはなかなか深いのでここでは言及をさけるが、監督にしてみれば
「他の打順を打つのと同じように打ってくれ」というのが大前提である。
他の打順を打ってるときに「広角に打つのがウマイ」などというのが起用の要因になってるのは間違いないだろう。

何がいいたいかというと、
「日本人は『典型的日本型二番打者像』に引っ張られずに二番を務めるのは難しい」ということである。
つまり、どうしても二番で起用されると
「ここは右打ちでランナーを進めないと」とか
「ひっぱってゲッツーだけは最悪」とか
必要以上に考えてしまって、自分本来の打撃をするのが難しい。

この傾向はメジャーの話だけでなく、日本のプロ野球でもママある。
原監督が1番清水で起用したときの二番仁志も力を発揮できなかった。
二番に強打者を起用して強力打線にしようとしても、妙に二番を意識してこじんまりまとまってしまうというケースもある。

攻撃型二番で成功しているのは、レギュラーを取ったときにその打順に抜擢されて他の打順をあまり知らないケース(巨人・清水、日ハム・小笠原)とカズ山本のようにある意味突き抜けた人だけだと思う。

いうまでもなく、松井稼、井口は二番の経験はあまりない。
だから、二番という打順を意識せず自分の打撃をすればいいというのは難しいだろう。
かたやPL、かたや五輪経験とエリート野球(日本の場合、チームへの貢献を優先する考え方)を刷り込まれているだけに余計にそうだろうと思うのだ。

ジーターを見ていれば分かるが一番でも二番でもジーターはジーター。
こういう姿勢が大事である。

それにしてもなぜ二番なのか。
足があるから上位なのは分かるとしても、やはり(日本人全体に)「器用」なイメージはあるんだろうか。
※井口は(二番で)打てなくても、競争相手のハリスも9番予定の打者だったので、下位でガマン起用という可能性はあると思うが、
松井の場合はカイロが控えているだけに、命とりになりかねないのではないだろうか。



(22:24)

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