杏果「何言ってんの?」


閑無「杏果ん家でね」


杏果「は? なんで?」


閑無「でっかいビニールプールあんじゃん」

杏果「あるけど……」


閑無「んじゃ、お願い」


杏果「ま、まあいいけど」


閑無「あんがと」



杏果「……で、なんで全員集合?」


閑無「いやー、寂しいなーって」


玲奈「楽しそうだったんでつい」


慕「テレビでいっぱいやってるし……」


はやり「インスタ映えするけど、子供は入れないし……」


杏果「ま、まあいいけど……」


閑無「で、ビニールプール膨らませてくれた?」


杏果「やっといたよ」


閑無「よーし、じゃあ水着に着替えるか」


玲奈「おー!」


杏果「あんまりはしゃがないでよ? 近所迷惑だし」


はやり・慕「はーい」



杏果「明かりは何でやんの?」


閑無「そう思いまして、いろいろ持ってきました」


慕「ペンライト」


はやり「アロマキャンドル」


玲奈「花火セット」


閑無「などなど」


杏果「あんたは?」


閑無「祭りの屋台で売ってる光ってる奴」


杏果「それなりになりそうなのが怖いわ」


閑無「それじゃ、プール入りながら花火やろうぜ!」


玲奈「名案!」


杏果「あ、スイカあるけど食べる?」


慕・はやり「食べる!」



玲奈「プール入りながら花火やるのめっちゃ楽しいな!」


はやり「すごい夏って感じ!」


慕「花火しながらスイカ食べたのも初めてかも」


閑無「杏果はやらないのかよ」


杏果「あたしはいいわ」


閑無「なんで?」


杏果「いや、あんた腕見てみなよ」


閑無「うわ、めっちゃ蚊に刺されてる」


玲奈「虫除け塗ってもプール入ってるからね……」


はやり「クリームタイプなら大丈夫」


閑無「早く言ってくれよ……。うぅ、刺されたとこ見たら痒くなってきた」


杏果「だからやめとけばいいのに」


閑無「いや、めっちゃ夏満喫できたし。ありがとな」


杏果「ま、まあそれならいいけど」










_____________________________________
あとがき
 木曜日にこれあげようと思ったら完全に忘れていた……。
 風呂は電気を消して入るのが好きなんですが、洗面台の明かりで風呂のドアから明かりが漏れるんです。
 それを消されると完全に真っ暗になるんですが、そうするとエコキュートの画面の明かりが水面に反射して、鏡に反射して、天井にゆらゆらと揺れるオレンジの光が映し出されるんですよ。
 ナイトプールみたいじゃん! って思いました。
 そういう話です。
 それでは、また次回。