10月31日のジャカルタ・グローブ紙によると、インドネシアの不動産開発企業であるブミ・スルポン・ダマイ(Bumi Serpong Damai=BSD)の2013年第3四半期までの9ヶ月間の純利益は、2.15兆ルピア(約190億円)と、前年同期比で約2.4倍に拡大したとのことです。
売上については、前年同期比60%増の4.22兆ルピア(約370億円)とのことですが、この数字が正しいとすれば、売上高純利益率は何と51%ということになります。日本のゲームソフト企業もびっくりの驚異的利益率です。
http://www.thejakartaglobe.com/business/bsd-income-more-than-doubles-due-to-solid-demand/
2013年の第3四半期までの決算については、インドネシア企業は、インドフードのような食品関連の増収企業においてさえ、ルピア安等によるコスト上昇が原因で減益をもたらしていますが、銀行の多くは増益を確保しているようですし、BSDのような不動産開発企業の増収増益傾向には眼を見張るものがあります。
あんまり利益率が高くて、これはバブルなのではないか、と心配になるほどです。