1月29日のジャカルタ・グローブ紙によると、モルガン・スタンレーは、1月28日に公表されたレポートの中で、インドネシア株の投資推奨をアンダーウエイトからイコールウエイトに格上げしたとのことです。その理由は、インドネシアの貿易収支が改善しつつあることと現在の株価が割安であるというものです。
インドネシアの貿易収支は、2013年10月に2400万ドルの黒字に転換した後、11月には7.8億ドルに黒字幅を拡大しています。
ブルームバーグによれば、今年1月になって以降、1月28日までの間に、外国人投資家はインドネシア株を1.9億ドル買い越しています。この動きに関して、ノムラ・ホールディングズは、政治的混乱が続くタイからインドネシアへと、外国人投資家が投資先を移動させたと見ています。
インドネシア株全体のPERは、2013年5月の16から現在は13へと低下しています。