ジャカルタ・グローブ紙によると、インドネシア銀行は、3月7日、ベンチマーク金利を5.75%に据え置くと公表しました。

この据え置きは、専門家の間では予想されたことでしたが、インドネシア銀行は、インフレの兆候やルピアの動向に注視しつつも、経済成長に重点をおいた判断をしたようです。

インフレについては、今後、農作物の収穫期に入ってくることで圧力が緩和される可能性が高く、ルピアについては、昨年1年間で対ドルで6%値下がりしたものの、今年に入ってからは0.6%の値下がりにとどまっています。

キャプトル・エコノミクス社のゴレス・レザー氏は、「ベンチマーク金利は2013年中は据え置かれ、引き上げは2014年になるのではないか。」と述べています。

http://www.thejakartaglobe.com/business/bank-indonesia-holds-rate-again-sees-inflation-in-check/578151