2月9日のジャカルタ・グローブ紙は、2014年のインドネシアの株式相場を、これまでのところは不動産株と建設株が牽引していると報道しています。
昨年、インドネシア中央銀行は、基準金利を1.75%引き上げて7.5%としたほか、住宅ローンに関して、2件目の住宅には頭金40%、3件目の住宅には頭金50%という規制強化を行いました。
この結果、不動産株や建設株は昨年後半に大きく値下がりしました。
ところが、このような逆境の中で、不動産会社や建設会社は、着実に利益を伸ばしていたようなのです。
例えば、大手不動産会社であるBumi Serpong
Damai (BSD)は、2013年の売上が前年比48%増の5.5兆ルピア(約460億円)、利益が前年比78%増の2.3兆ルピア(約190億円)と予想されています。
成長の早さもさることながら、売上高利益率が40%を超えるなんて、儲かりすぎでしょう。