4月7日のジャカルタ・グローブ紙によると、インドネシアの消費者信頼感指数は、2012年11月以来最高の数値に達したとのことです。
3月のこの指数は、118.2であり、2月の数値から2ポイント、前年同月から1.4ポイント上昇しました。
国民の収入への期待、就業状況、ビジネス状況も、改善、向上が予想されています。
インドネシア中央銀行は、2014年のGDP成長率を5.7%と予想しています。2013年の実績値は5.78%でした。
DBS銀行のエコノミストであるグンディ・チャヤディ氏は、インドネシアGDPの55%を占める個人消費は、今年前半は5.6%成長と予想され、この数値は、過去3年間の年前半成長率の平均値よりも0.3%高いと述べたとのことです。
3月のインフレ率は、2013年6月以来の最低値である5.9%に落ち着きました。
株価の指標であるジャカルタ総合指数は、今年初め以来13%上昇しています。
このような良好な経済ムードは、今年予定されている議会選挙と大統領選挙が円満に実施されると消費者が予想しているから、と見られています。
http://www.thejakartaglobe.com/business/indonesian-consumer-confidence-rising-amid-improving-economy/