1月21日のジャカルタ・グローブ紙は、インドネシアに対する国内外からの投資の総額が、2014年には、前年比15%増加して、456兆ルピア(約3.8兆円)になるだろう、というインドネシア投資調整庁マヘンドラ長官の見解を伝えています。
2013年について言えば、この数字は、399兆ルピア(約3.3兆円)で、対前年比27%増でした。
2013年に比較して、投資の増大ペースが鈍化する要因としてマヘンドラ長官は、「(ここ数年間)投資が大きく伸び続けたので、(今年あたり)増大ペースが鈍化するのは当たり前」と述べています。
また、同長官は、今年は、鉱産物やパームオイルに付加価値をつけるため投資を政府が行うことを予定しており、この投資に関して、投資調整庁が既に190兆ルピアの投資を承認済みである、とも述べています。
今年といえば、インドネシアでは選挙の年ですが、同長官は、投資家たちがインドネシアの政治状況に慣れてきたこともあって、選挙が投資家たちの投資意欲をくじくようなことはない、との見解も示しています。
http://www.thejakartaglobe.com/business/investment-at-record-in-2013-exceeding-govt-forecast-but-slowdown-expected-this-year/