色鳥トヲカです。

『みごとな女』へのご来場、誠にありがとうございました。

たくさんの経験をさせていただいて、学びの多い舞台でした。

女中・おさととして観た景色、ずっと忘れないでいたいと思います。



役者もスタッフさんも全く同じ人が集まって全く同じ芝居を作り上げることはもう二度とありません。それが演劇の面白さであり寂しさであります。

有り難いことにちょこちょこ舞台に立たせていただいているのですが、出会ってひと月くらいで「ハイ、解散」ってなるのがどうしても慣れません。

つい昨日まで会ってたのに今日からもう全く集まらなくなるなんて、まるで小さな卒業式を何回も何回も繰り返してるみたいで切ないです。


次に座組のみなさんとお会いできるのはいつかなあなんて思っていましたが、つい先日楽園王の『芝居-PLAY-』を観に行ったら、なんと秋葉さんと星さんとにお会いすることができました。4日ぶりの再会でした。

楽園王の舞台を観に行くのだからもちろん主宰の長堀さんもいらっしゃいます。

過去に共演した役者のみなさんともお話しできました。


「公演が終わる」というのを「全部ゼロになってリセット」と考えていたのですが、そうじゃないんだな、と

大きな、とめどない流れの中で生きていて、その中でつないだ手を一度離した、ということなんだなと思いました。

だから、その流れの中にいる限りはまた会えるし、一緒に芝居ができる。あるいは同じ流れの中の、思ってもみなかった人と手をつなげることもある。

「流れの中に存在している」ということを恐れずに受け止めて、それに対して謙虚で、そして真摯であれたらいいなと思います。


ありがとうございました。



おさと(女中)役
色鳥トヲカ