寒蘭の花 : 蘭と旅の物語

近ごろは、朝方7度前後から、昼間、お日様が差せば、20度ほどになる蘭小屋。
ある意味、穏やかな日々です。

それなりに寒蘭のお世話で、花を伐り、
植え替えや、株分けなどの鉢の選別。
ただその時間は少ないです。

和歌山の寒蘭展訪問時に、手に入れた紀州の銘花紅鷲、開花し始めました。

もうかなり以前、焼き物の里、信楽の焼き物のお店で、
一抱えほどの大きな蘭鉢を買っていた方がおいででした。
何を植えるんですかとお聞きしたら、紅鷲を植えて、
展示会には、軽トラにホロをかぶせて運ぶんです、、と、おっしゃっておいででした。
それ以来、紅鷲という花が、名花ということとともに、心に残っていました。

数年前、尾鷲の紅鷲会の展示会を訪問しましたが、
なるほどと、その花、鉢、展示の立派さに感激しました。

そんな花の紅鷲が、やってきましたが、まだ本場に比べたら株は大きくはありませんが、
開花し始めました。

また、ほかの、開花した花を伐りました。

ただ、今年教えていただきましたが、
花を伐った軸を火であぶり焼いたら長持ちするとのことで、
その証明の花々、生き生きとしています。