
吉村夜『スクール・デモクラシー!1 』 ※Amazon
満足度:★★★★☆
つるぺた幼女が、2.1mのビッグフットに恋する――?
舞台は、「学校内民主主義」(スクールデモクラシー)を
掲げている中高一貫校。この原則の扱いをめぐって対立していた
二つの生徒会は、新たに上がった議題「学校への雑誌の持込許可」
について、舌戦や裏取引を繰り広げることになる。
まぁ個人的には、雑誌とか普通に持ち込めと思うわけで、
一冊丸々議論するほどのテーマとしてはショボいと思う。
だがしかし、キャラがすごく良い。というか深い。
それぞれ初見での印象に対して、その後の描写で
良い方にギャップを広げている。
巨躯で不細工で、女子に怖がられているけど、
実は知的で、体力があり、胆力にも優れている主人公。
ロリ体型の儚い印象だけれど、その芯は太く逞しく、
強靱な意志を持ってやり遂げる素質を秘めたヒロイン。
全ステータスがMAXに近い反則クラスなのに、
学校の既存体制に異を唱えて茨の道を往く先輩キャラ。
何て言うかな……皆、人任せの人生じゃないんだよ。
それぞれのキャラが、自分の意志を持って発言し、
行動し、責任を取る。すごく潔くて、頼もしい。
だから次の議題でも、彼らが何をしでかしてくれるか、
非常に楽しみだ。ちなみに表紙の幼女は剃ってます。













