【タイトル】
淺沼 広太『7秒後の酒多さんと、俺。』 ※Amazon

満足度★★★★☆


突然だが、皆さんはどこでラノベを買っているだろうか?

私はアニメイト。
理由は透明なブックカバーがおまけで付くから。
これでうっかりBUKKAKEちゃっても大丈夫!!

たまに成年コミック並にエロい表紙のラノベが
あるゆえ、用心に越しておくことはないだろう……。

そう、なんでこんな前振りをしたかというと、
本書も危険なのだ。とりあえずカバーは必須だわ。


<キャラの作りは秀逸、お話の展開は普通>

本書はキャラについては申し分ない。
内容はヒロインを温かく見守るラブコメ。

先に主人公について紹介すると、彼は異能力者。
といっても、剣や魔法で怪物とバトルするお話じゃない。
ごく限定された条件下で、彼は7秒先の"音"を聞き分ける。

本書は、この7秒先の音を聞いて、ドジッ娘ヒロインが
遭遇するピンチを回避してあげるお話。

表紙のヒロイン・酒多さんは超絶ドジッ娘。
とにかく転び、ぶつかり、ぶっかけられる。

やはりドジッ娘は可愛い。
ただのドジはお断りだが、純朴/純情/一生懸命などの
タグとセットにすると、途端に可愛く見えてしまう。

さらに本書は、ドジッ娘が苦手な人も安心である。
ドジッ娘の酒多さんと対比する形で、超ドSロリも登場する。
ツン100%で全くデレない、刺々しいロリッ娘である。

その他、男連中も深い味わいを醸し出している。
主人公は、謙虚かつハイスペック。特技は空気を読むこと。
友人の川原は何でもできる男……なのだが、基本はバカ。

川原については、作者が意識したのかどうか不明だが、
時々まるで性格が変わったような描写になっている。
これが逆に「掴み所のない奴」として上手く作用している。

とまぁ、とにかくキャラは良い。
期待ageで次巻待ち。