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田尾典丈『大図書館の羊飼い overture』 ※Amazon

満足度★★☆☆☆


オーガスト最新作『大図書館の羊飼い』の、先行ノベライズ。
"overture"(=序曲)とサブタイトルにあるように、
ヒロインが主人公と出会う前のエピソードを、
ヒロイン視点から語っていく形式になる。

正直、あまりオススメできない。

体験版プレイ済&前情報しっかりチェック済のような、
ガチのオーガストファンなら満足できると思うけどね。

本書はゲーム発売前の先行ノベライズということで、
メーカーの意図としては、2つあると考える。

(1) ゲーム本編の購入は未定なユーザー

 → 購入確定までグレードを上げてもらう

(2) 購入確定済+体験版プレイ済なユーザー
 → 八月クラスタを盛り上げる材料にしてもらう

(1)については、たぶんこれ読んでも
買う気はさっぱり起きないと思われ。

ユーザーに予習を強いるノベライズってどうよ。

事前知識無しでも、親しみがもてる内容にすべきでは?

"羊飼い"とか、顔も見せないキャラの描写は不要。
その分、ヒロイン紹介にもっとページが欲しい。

(2)については、それなりに効果があるのではないか。
体験版で掴んだヒロインの人となりについて、
過去のエピソードによって、さらに理解を深められる。

問題は、萌える描写がほとんど出てこないんだよね。
主人公と出会う前のエピソードだから、恋愛要素がない。
料理を練習したとか、バイト始めたとか、
そんな地味なエピソードがヒロイン毎に用意されている。

まぁ、本編クリア後に読むと、また味が出てくるのかも。


大図書館の羊飼い overture (ファミ通文庫)大図書館の羊飼い overture (ファミ通文庫)
著者:田尾典丈
販売元:エンターブレイン
(2012-08-30)
販売元:Amazon.co.jp
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