父様の目が開いたっ!まさか伝説の黒狼が苦々しい父様だったとは! 通常の3倍を物語るいい〜目してましたよ。あんなに眼光が鋭かったとはっ!いいもん見せてもらいました。ちょっと必殺仕事人の中村主水ちっく。普段は冴えないけど実は…みたいな。

そしてこの企みは茶太保が影で糸を引いてたようです。そういえば先週「メロメロ」発言してましたね。孫娘を薦めるから何かあるとは思ってましたが、そういう事だったのですね。香鈴のハンカチの刺繍、このじいさんへ贈る為だったなんてちょっと泣かせます。

邵可への恨みはだらだら長くてよくわかりませんでしたが、まぁ努力してもおよそ及ばないあの性分が気に入らなかったって事でしょうか。下手な賭け事は身を滅ぼしますねぇ…。

やっぱりどうしても十二国記と比べちゃうんですけど、塙王みたいな雰囲気かな…なんて。せっかくのぼりつめたっていうのに失道ですわ。またその企みを最終的に止めた娘の名前が「こうりん」っていう所もまたなかなかだったなと。

静蘭を追い詰めたり、刺さったナイフを容易く抜いたり、窓から素早く消えたりと、茶太保はおよそじいさんとは思えない身のこなしでしたね。あそこに刺さったナイフ、私なら体が固くて抜けません(笑)。

先週、龍蓮が言ってたにぶにぶチンな一件。珠翠の身のこなしが訓練されてると言ったのもこういう事だったのですね。なるほど。冒頭のお茶持ってきてたあたりは怪しげでしたが、まんまとやられました。

静蘭の素性もみんなの知る所となりましたし、弟劉輝のへの思いも語られました。うむうむ、仲良き事は美しきかな(笑)。

静蘭:「あれだけが私を慕ってくれたからだ。何の裏もなくただ純粋に。心のよりどころにしたのは私の方だ。劉輝がいたから私は王宮でも生きていけた。…愛していたのは私の方だ」

今週の絳攸。
道に迷っても見取り図のせいにするあたり、家電製品がちゃんと動かないのは説明書のせいだと思い込む自分に若干重なりました(笑)。でも迷ったからこそ大事に気付けたいうもの。なかなかお手柄だったのではないでしょうか。ってゆーか、一期一会?(え…)

次回、劉輝はカッコよく秀麗を助け出せるんでしょうかねぇ。役目を終え王宮を去る事を寂しがっていましたし、はてさてどう展開しますやら楽しみです。

彩雲国物語 第1巻〈初回限定版〉
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