あらすじ(公式より)
ロイより「綴命の錬金術師」ショウ・タッカーを紹介されたエドとアル。タッカーは2年前、人語を解する合成獣(キメラ)の錬成に成功した生体錬成の権威であった。タッカー宅で資料を探す間、その娘・ニーナと親しくなるエド達。一方、年に一度行われる国家錬金術師の「査定」日を前に、タッカーは焦りを募らせていた。
「人の命? そう人の命ね。鋼の錬金術師、君のその手足と弟。それも君が言う人の命をもてあそんだ結果だろう!?」
「違うっ!!」
「同じだよ。君も、私も」
「違うっ!!」
「違わないさ! 目の前に可能性があったから試した! それが禁忌であると知っていても!!」
「違うっ!!!」
踏みとどまるチャンスは何度もあったのに、結論が出ている人間にそれは見えませんでした。どんなに辛くても、「命」を考えるうえでこの悲劇は経験しなければならいのでしょう。エルリック兄弟も、そして視聴者も。
今回はほぼ原作どおり。前作では数話を費やして丁寧に描かれた衝撃の事件ですが、今回は1話で描かれました。
ニーナとアレキサンダーとエドとアル。そりゃもう〜全力で遊びました。一緒に過ごした時間は短いですが、その楽しさは十分伝わってきました。そして何があってもニーナはお父さんが好きなんです。キメラの姿になっても「お父さん」と呼び、心配する姿が、前作同様悲しかったです…。
「神よ。今ふたつの魂があなたの元へ帰りました。その広き懐に彼らを迎え入れ、哀れな魂に安息と救いを与えたまえ…」
国家錬金術師ばかりを狙う連続殺人犯、スカー登場です。タッカーもニーナもスカーの手により命を落としました。…どうにも辛い結末ですね。 そして、憎しみと悲しみを称えたスカーの声、素敵だったと思います。
そういえば、お仕事に励む軍部マスタング隊(?)の面々がチラっと出ましたね。炭鉱の話がエルリック兄弟の手柄として語られてるってことは、…コレ、端折られる可能性あり!? 小悪党のヨキ中尉は現在逃亡中らしいです(笑)。
次回、スカーの魔の手がエドにーー!! しかも、あの人を無能にする雨が降っています…。これはピンチっっ!!
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