2005年07月02日

中国 未登録Webサイトの一時閉鎖開始【Yahoo!ニュース】

言論統制開始の狼煙であろうか。お隣中国において、政府未登録サイトの一時閉鎖が、先日開始されることになった。中国政府は登録サイトと非登録サイトのIPを区分し、登録リストに掲載されていないIPを使用しているサイトを、順次閉鎖していく方針である。

記事によれば、未登録サイトとして一時閉鎖させられたサイトは2005年7月10日24時までに登録することで閉鎖の憂き目から逃れられるとある。閉鎖が開始されてから僅か10日。事前に告知があるとはいえ、あまりにも早急であろう。

私見

近年、中国のインターネット利用者によるサイバーテロやハッキング行為により、日本をはじめとした各国に被害が出ている。それらを規制するために中国政府が動くのであれば問題はないが、今回の規制は単なる政府に問題のあるサイトの駆逐に留まりそうな気がする。

中国政府(の統治)に対して問題があるサイトとは、おそらく中国政府の問題点を指摘するような情報を掲載しているサイトも含まれるのであろう。政府としては、世論をコントロールするために、まずは国内のWEBサイトを統制するつもりではなかろうか。

もしそれが正しいのだとすると、国内サイト規制が完了した後は、不利益な情報を提供している国外サイトから国民を遠ざける必要が出てくる。自国内の人間に不利益な情報を見せないという規制。WEB閲覧の登録制である。

本来WEBは世界各国に置いてある様々な情報を離れた位置から(リンクで繋いで)閲覧できるという利便性でもって普及したものである。それらのシステムを構築したのがティムバートン(Tim Berners-Lee)であり、(途中経過は省くが)それによって構築されたものがWWWである。WWWは本来自由なものなのだ。

私がはじめてインターネットに触れた時、大きな衝撃を受けた。一生かかっても出会うことのない地球の裏側にいる人間とコンタクトが取れるし、国内にいては出会うことが出来ない様々な情報に直接触れることも出来た。韓国籍の人と話がしたくて情報掲示板で呼びかけたこともあるが、その方とは今でも親しくさせていただいている。

情報の検閲が必要な国政。真実を知られるのがまずい統治。まずはそちらをなんとかするべきであろう。このままWEBの規制化に走ったとしても、力のある人間であれば規制の目をかいくぐることはできる。そういった力のある人間が、必ずしも善意に満ちた者とは限らない。

国外サイトに対してサイバーテロを仕掛ける国民と中国政府に対して不利益な情報を載せる国民。中国政府はどちらを先に規制するのであろうか。あるいは一方のみであろうか。

規制は構わないとして、悲しい方向に話が進まないようにしていただきたい。

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