シルヴィアな宇宙

AV監督SILVIAの日常的非現実な世界 ツイッター:シルヴィアXXX https://twitter.com/silvia117silvia

2012年01月

ヒミズ(ネタバレあり)

主人公に向って
「お前 早く 死ねよ」
のような言葉を殴る蹴るの後に必ずといっていいほどニヤニヤ顔で言い含めて帰る主人公の父役の光石研がにくったらしくてコトの外いい。
この父を殺害するところまでは
〜どうなるんだろう・・・のサスペンスだが〜殺害と共にドラマ性がなくなり間伸びしてしまう。

どうしようもない父の借金=600マンを渡辺哲(震災被災難民)が殺害の果てに手に入れ返済する(このエピソードも考えられぬほど漫画的)ことで、でんでん(闇金屋のボス)からの追い込みもなくなる
〜ん・・・ドラマ性は借金の返済後やはり停止する。

主人公は包丁を持って街に飛び出し〜ヤバイ奴(通り魔)を成敗しようと・・・
バスの中や・・
街頭コンサートで通り魔犯罪を未然に防ぐ・・・
・・・こんな奇跡的な場面(通り魔犯罪)に巡り合うのって・・・ありえない確立。
類は友を呼ぶという方程式のようだが・・・
・・・・・・・・・・
漫画の原作なんで、
なんでも、アリアリなんだろうが・・・
東北震災(本物リアリティー)とからめて描くのであれば、
漫画的なエピソードは廃して、リアリティ(ドキュメントの手触り)で押し切った方が〜と思ってしまった。

主人公の周りに集まる震災難民=テント族のように見える(切羽詰まった感がない、演技が漫画的)
園チームの面々が演じてるのだが・・・なんか、ゆとりで演じていて切迫感がない。
今村作品の「うなぎ」に出てきたような取り巻きの匂い・・・園チームの面々ではない、顔の知られていない俳優を発掘してほしかった。

主人公と、同級生と、ていたらくな母と父、闇金の取立屋〜近親殺戮
無駄なものを捨てきって描くのも手だと思った。

染谷将太(主人公)*二階堂ふみ(同級生)の2人には素人っぽい下手さが欲しい
高校生特有の不気味な「ヘタ」な匂いが・・・

以上のコト事が理由なのか〜ラストを走る主人公の切迫した呼吸が伝わらなかった。
ラストの場面は泣ける場面のようだが・・・。

「運命の人」

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「運命の人」に出てる真木よう子



厳選したものとの生活

「ヒミズ」の予告にしていた
「ドラゴンタトゥーの女」デビッド・フィンチャー監督
「メランコリア」ラース・フォン・トリアー監督
が面白そうだ。
映画も定期的には見るようにしたい。
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12月から持ち続けていたV作品からも開放されて
・・・・・・
次に進まなければ・・
なのだが、
ココ少し整理に費やしたい。
本当に必要なもの=最小限
これだけあれば生活できる=厳選した物品のみ身近に置いて
後の品々は、
事務所に〜
その作業を開始したい。
有り余るほどの書籍+VHS・・ん〜なんとかしたい。

久々の映画

25(水)
「ヒミズ」園子温・監督を見る。
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レイトショー¥1200だった。
〜「冷たい熱帯魚」の荒々しさにはかなわなかった。
「愛のむきだし」「恋の罪」と見続けてきて・・・
今回は園免疫ができたせいかもしれないが・・・それほど衝撃もなく・・それほど見た後に尾を引かない。
さっぱり味
・・・・・・・・・・
「ヒミズ」感想は後日。

ゴールドマン

ttp://sniper.jp/008sniper/00862sex_movie_blues/
↑ゴールドマンの自伝
が再開〜近々掲載されるようだ。
あらためて少し読む〜おもしろい。

つづきを書くのは苦痛・・・
と、言葉を漏らしていたご本人だが・・・
ありったけ〜
つつみ隠さず〜
の、もの言いは説得力があるし・・・
「ハメ撮り」専門
という特殊すぎる職業に従事するオス科の生きものの思考回路と思考言語は・・・
読み手の、コワいもの見たさの見世物的ダイナミズムを刺激する。

とにかく素直に書き進めていただきたい。
追い込まれれば追い込まれるほど〜
書くしかない孤立の真っ只中でしか
「世界=宇宙」
は広がらないのかもしれない。
嗚呼・・ギリギリの綱渡り人生・・・・・・

時間を作る

「飲精女」のコピーがUP
「飲精女」から解放される。

これから「熟レズ」の予告にとりかかる。
頭を休めたり(コタツに足突っ込んでごろんと横になる)
マッサに行ったりしながら〜
もう一息・・・
のところまでこぎつけた。
実家での編集作業や書き物は、同じ屋内に棲息する家族の軋轢で息が詰まりそうになる・・・
近親者との同居はコトの他しんどい〜イイ面も多いのだろうが・・・わずらわしさばかりが気がかりになる。
ゆっくりと、
読みたい本を読む時間が欲しい〜時間は日々の隙間に作らねばならない。

新鮮マナコ

残っていたもうひとつの「熟女レズ」の編集がとりあえずUP

「飲精なち」のコピーにかかる。
完成作品を久々に見る。
1ヶ月ぶりぐらいに見る自作だが・・新鮮なマナコで見れた〜時間が経つと、人の作品のように見えるからが要因なのだろう。
編集中はどっぷりその作品世界に浸りこんで毎日見ているので、イイのかワルイかの判断も曖昧になってしまう。
12月に撮影した作品の詰め作業をコツコツ前進させていこう。

「熟女レズ・結城+艶堂」
に砂嵐を吹かせてみた。荒涼とした性の荒野が立ち現われた?
・・か・・どうだか・・・編集後、1ヶ月ほどして見返して確認するのがイイかもしれない。
↑の作品では編集中に不本意ながら2回ヌクことになった。
その1つは砂嵐の場面だったので〜わたし的には一応OKなのかもしれないが・・・

昨晩深夜
「マッチポイント」ウッディ・アレン監督
を見る。
〜ん・・・再見だったが、少しと思って見始めたら・・全部見てしまった。
確かにうまい。
・・・しかしこの主人公は・・・
男の視点から見ると、嫌な奴・・・というか残忍な犯罪者になってしまうのだから哀れか・・・
前半に、ドストエーフスキーについて主人公が語る場面があったはずなのに?カットされていた。
光TVはコマーシャルで中断されないから、そのせいではないはずだが・・どうしたのだろう。
確か「罪と罰」に関して語る場面があったはず・・・・・

歩き出す

早朝、
真夜中と
昨年12月から詰めていた編集2台=「飲精」「レズ」がひとまずUPした。
少し休息
深呼吸しよう
そして、
次の作品制作に歩きださなくてはならない・・・

編集UP

「熟女レズ」結城みさ+艶堂しほり
の編集がUP
12月からつづいていた2作品の撮影+編集〜本編はなんとか成立したんだろうか・・・


「運命の人」(山崎豊子・原作)TVドラマ1回目を見る。
なかなか重厚感のある見応えありのようで、楽しみが増える。
真木ようこがイイ。

編集

「熟レズ」編集が最終調節の段階にはいった。
更にさらに詰めていこう。

食い込んでいく

地元商店街にはお琴の調べがかかっている。
微かな名残のお正月
これから「熟レズ」の編集
今週・・びっしりレズ絡みに・・食い込んでいくのだ
暗い欲情
洋ピンの暗い中で繰り広げられるレズセックス・・
暗いと画質が荒れて砂嵐吹くような荒野が現われる・・
暗い砂嵐のなかでのおぞましい牝と牝の性行為が好きだ
おぼろげながら姿を見せはじめた「熟レズ」
これからディテールをいじくると・・更に実態が暴露してくる・・・映像のなかに生きている牝と牝が呼吸する

異様さ・・不気味さ・・

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この時間に映画「他人の顔」安部公房・原作がTVモニターに映っている(光TV)
昨晩は
「生きものの記録」1955年・黒澤・監督の後半を見る。
異様さ・・・不気味さ・・・出てくる女の素っ気なさ・・・
前年の
「七人の侍」の外部に流出する躍動感やダイナミズムと間逆な負のパワーに充ちている
イビツに狂いだす主人公(35歳の三船が70歳の老人を演じてる)と取り巻く家族の礫圧とズレ・・・
家庭劇=ホームドラマの結末はやりきれない虚無感に誘い込む。
核戦争の脅威は
東宝映画の「世界大戦争」1961を見てショックを受けたがわたしだが・・「博士の異常な愛情」キューブリック監督は1964年公開なんですねえ〜

クラッシックはダメ
洋ポルノ映画がおかず
だった頃
家の近所の映画館にポルノを見に行った
2〜3人しか客の居ない館内
こっちは早急にズリネタ映像を希求してるのに
西ドイツの性医学の見地から見た再現もののようなまどろっこしいヌケない映像
その映像に、バッハの「トッカータとフーガ」がかぶさる・・・
嗚呼
どうあがいてもヌける気配もなし・・・
以来・・ポルノに被さるクラシックがダメになった・・・。
ポルノに被さる音楽は、いい加減でテキトーなのがイイ。
高尚になると・・ヌケないのだ。

新春にコク

初春にコイタ
「熟レズ」編集中
・・・
被害者だった牝が加害者に急変した〜その速度・・・その貪り感に一気にボッキした

熟女=結城みさ
こんとこ・・「黒レズ」「猥褻レズ3」今回と・・・
U&K作品
の編集時には不本意ながらボッキして手淫の結果を生む〜これは栄冠の象徴?
結城の変貌のベクトルにカンパイ!

「愛のむきだし」の2回目を深夜見る
これはぁ〜
随所に、
キューブリックや
深作や
タランティーノや
ブニュエルや
ヒッチや
黒沢や
フィンチャーや
今村や
ベルイマンの影響を見る。

このリズム感・・
ほんと、
映画が好きなんですねえ〜・・・の感想。
1月には新作「ヒミズ」が公開されるし・・
〜しかし・・園子温はスゴイ

LezcomBBSに
●猥褻レズビアン3(U&K)友田彩也香 琥珀うた/ ベロ吉/ はにゃ  
が掲載されている。
ベロ吉氏・はにゃ氏の文章はイマのわたしにとっては生きてく糧のようだ。
なんとかやりおおせた「猥褻3」
〜で・・・今回・・・
キツイ キツイ キツイ

真夜中の熟レズ

撮影の次の日の虚無感と後悔の念にさいなまれる痛々しい自我も悔恨に満ちていて救いようないが・・
・・編集はじめたばっかりの・・イイのかワルイのかさえ分からぬ生焼け状に放置されたようなイマも落ち込んでしまう
・・・・・・・・・・
生焼け後悔の念の痛々しい欲求不満分子 さあ〜真夜中の「2012熟レズ編集の旅」に出る。

純愛

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2(月)
深夜
「レズ」編集の後
「愛のむきだし」中盤から見る
さすがこれほど長いとダレたが、最後まで見る
これでもか!
というほどに映画的にスパークして「純愛」が手を結び終わった。
タランティーノが見たら絶賛するだろうなあ〜とおもった。
なりふりかまわず愛を鷲掴みする
主人公2人の若さもあるだろうが・・ふと・・これほどまでに愛を鷲掴みしたくなる「女」や「ニューハーフ」や「男」はイマわたしの目の前に居るのか・・・?
と、考えてしまった。
西島隆弘 満島ひかり がよかった。

元旦 2日目

1(日)
深夜
録画の「愛のむきだし」(園子温・監督)を途中まで見る。
面白い、うまいなあ〜
「冷たい熱帯魚」の2個前の作品。
4時間あるようなので半分見る。
スピード感、語り口、グイグイ見てる者を引き込んでいく。
今回も予備知識0だったが独特の世界観だな。

2(月)
「熟レズ」の編集開始
本日がレズはじめになった。
猛スピードで繋げたいのだが・・・
とにかく、今年もはじまった。

レズ狂宴

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「シルヴィアレズ作品集」

2012がはじまった。
本年もよろしくおねがいします。

近場の河原で日の出を見る〜ジョギングを久々にする。
本日だけではなく、
毎日つづけたい。日課にできたら毎日爽快なスタートになるだろう。
編集も、書き物も早朝に限る。
だが、
深夜の濃い想念のうねりは魔力に満ちているが・・・

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