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9月4日に八王子市の模型店ファイナルステージさんで開催された、初代ガンプラ王日野氏の模型講習会1回目(全3回)に参加してきました。

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ファイナルステージ初上陸!

店内は主に模型製作スペースで壁際、テラスに工具が置かれていました。

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講習会はホワイトボードで日野氏が理論を説明したり、直接、手取り足取り丁寧に説明をする感じで進みました。

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↑↑↑日野氏は今は無き電撃ホビーマガジンのエプロンを使ってました

日野氏も講習中におっしゃられておりましたし、私もそう思う事なので初めに書いておきますと、講習中に話した事はあくまでおススメするけど絶対やりなさいって事は無いです。

趣味ですし、考え方、作り方は人それぞれですからね。


1時限目(工作編)
1.ニッパーはタミヤの精密ニッパーが総合的に一番オススメ
①模型を綺麗に仕上げるには最低ラインとしてタミヤの精密ニッパーぐらいの切れ味のものが必要。
 ⇒3ミリぐらいのプラ棒も刃こぼれせずに切れるのもプラスポイント
②もっと良い製品もあるけど高いから品質、値段を考えるとタミヤの精密ニッパーがBEST
⇒模型にかけられる予算的に問題無ければ、もっと高品質なニッパーを2本目として持っているのもアリ
③素人さんなら2年ぐらいが交換時期(使用頻度による)
※ただし、個体差(アタリ、ハズレ)があるので買ったらすぐに切れ味をチェックしましょう。(ハズレを引いた場合はお店に言えば変えてもらえる?)

2.カッターは普通のカッター(折る派式のやつ)が一番使いやすい
①持った時の重さとか持ちやすさとかが一番重要
⇒替え刃は黒刃がオススメ
②デザインナイフ(アートナイフ)は本来、もっと細かい作業用のツール
➾デザインナイフの刃はプラモを作るには柔らかすぎる&切れすぎる
➾刃の部分が短いから刃の部分を長く使う作業に向かない(プラパイプを回し切りするとか)
③だた、使う事もある(←とは言え使う場面は結構ある)から1本は持っておくべき
④刃は、作業をする日ごとに新品を使う(折って新しい部分を使う)ぐらいの感じ


3.ヤスリ
①金ヤスリでも結構綺麗に表面処理は出来る
➾正しく使えば金ヤスリで表面処理手前まで出来る
②ダイヤモンドヤスリと紙ヤスリは構造的に同じ
⇒板or紙の上に各番手の砂粒(みたいなやつ)が張り付いている
⇒金属ヤスリはカッター刃が平行に沢山並んでいる感じ
③紙ヤスリは#60 #240 #360 #500 #800あたりを揃えておくのがオススメ
⇒#60#360#500はネットかハンズでしか売ってないみたい
 (高いものでは無いので見かけたら大人買いしてもいいかも)
④紙ヤスリは耐水ペーパーを推奨(黒いやつ)
⇒サンドペーパー(白いやつ)の方が性能は良いが、模型作成には関係が無い部分での高性能
⇒プラの焼き付きが黒色だとわかりやすいから耐水ペーパーがオススメ
⇒#500以上の番手は焼き付き防止もあって水研ぎ推奨
(プラはいいけど、レジンやパテを削った粉末は体に良くないってのも理由の一つ)
⑤#1000番以上なんてガンプラだと使う事は無い
⑥素組になら、#500#800でいいと思う

4.接着剤
①推奨は瞬間接着剤+硬化促進剤
⇒模型誌では瞬間接着剤がオススメって記事は少ないけど使いやすいよ。
⇒硬化促進剤は瞬間接着剤との相性あり、アロンアルファのアクセレレーターがどれとも相性が良くてオススメ
 ⇒1本買っておけば相当もつ
②模型用接着剤は流し込み系のサラサラしたやつ推奨
⇒粘り気があるのは流し込み系に粘りを付ける為に不純物を混ぜている=接着強度が弱くなる
③WAVE3S低粘速硬は接着剤としては×(メーカー公認)
⇒ただし、乾燥後の固さがプラに近いので、細かいキズや引けの処理でパテ代わりとして最強
④瞬間接着剤は質量が変わらない⇔溶剤系接着剤は質量が変わる
結果
⑤接着剤は適材適所で使い分けよう

5.工具、マテリアルは結構メーカーによって性質(性能)が違う
①メーカーによって得意な分野、不得意な分野がある
②同じメーカーの製品でもリニューアルしたらダメになったとかもある
③100均一の瞬間接着剤は品質が安定していない場合が多い
④模型専用を謳っているものは怪しい
➾模型専用とか謳ってるのは別の業界で使う為に作った物のボツ商品だったりする。
(本来の目的の品質は満たしていないけど、性能がいい事には違い無いから模型なら使えるだろうみたいな感じ)
➾ホームセンターとかで普通に流通している商品の名前を変えて値段が高いだけ

⑤工具の購入はネットがオススメ
➾何でもそろうから

2時間目(塗装編)
1.サーフェイサーはいらない
①実は食いつきが良い訳ではない
②キズの確認ならグレーの塗料でいいじゃん(塗料なら、最終的に塗る色に合わせて下地の色を変更できる)
➾サーフェイサーの1層分塗膜を薄く出来るしね

③塗料でも十分に細かいキズは埋まる


2.ハンドピースは何でもよい(最低限の性能が備わっていれば)
①重要なのはコンプレッサーの方でタンクつきのが良い
➾タンクあり:フーーーーーーーーっと一定の強さで息を吹く感じ
 タンクなし:フッ、フッ、フッ、って息継ぎしながら息を吹く感じ
②ノズルがギザギザの口はなんの意味もないから替えた方がいい
➾厳密には乱気流を逃すとかの効果はあるのかもしれないけど実感出来ない
③細かい所を吹くときほどはずす

④.安い(吸い上げ式)のハンドピースもあった方が良い(下地塗装用)

⑤.空気圧は強め、至近距離で吹くのが基本
➾ハンドピースから噴射された瞬間から塗料は乾いていくので、近い距離から短時間で塗装する方がよい
(ハンドピースからパーツに塗料が付着するまでの時間が長いほど梨地なりやすい)

⑥塗料の出方、空気圧は手元で調整
➾ハンドピースの調整機能がそんなに精密な機構では無いから、人の間隔の方がよっぽど信頼できる。

⑦.希釈濃度の見極めは塗料の垂れ具合で確認する。
ビン毎に濃度が違うから(定期的に店で揮発した分のシンナーを足す儀式があるらしい)
⑧雑誌とかでも書かれている垂れる寸前がベストな吹き付け具合って説明は正解
⇒塗料乾燥後、元からこの色のプラスチックだったんでしょって思われるぐらいの塗装面になれば成功


と、第1回目は座学+ちょっと実技って感じでした。

2回目は実践的な内容になるそうで