今日Tech Crunchで初めて知ったのですが、Crunch Padというハードの開発がTech Crunchのチームで進んでいたんですね。
CrunchPadの最終プロトタイプが完成…長い道のりでした
CrunchPad―われわれのタッチパッド・コンピュータの新しい写真
カギとなるのは「インターネットの情報利用」への特化だ。バーチャル・キーボードはログイン情報や検索キーワード、簡単なメールの入力に使えれば十分。このマシンはデータの入力が目的ではない。メールやニュース、ウェブページの閲覧が目的だ。
ブラウザしか使えない端末と言うことで、ネットブックよりもさらにネットに特化したツールみたいです。ネットブックの登場が既存のPCの市場を奪っていった様に、Crunch Padもラップトップコンピュータやネットブックの市場を奪っていくことになるでしょう。既存のPCメーカーではなく、Tech Crunchというメディアから生まれたと言うことは、これもイノベーションのジレンマの事例ということになるのでしょうか。(イノベーションのジレンマはまだ読んでいないので、違ったら教えてください。。)

 思えばここ最近Webに関する新しいハードの誕生が続いています。去年はなんと言ってもiPhoneイヤーですし、今年の頭にはKindle2が発売開始されています。ニンテンドーDSiはインターネット接続を前提としたゲーム機ですし、先日発表されたPSP Goはディスクドライブをついに取っ払って、インターネット接続がないと遊べない機器になってしまいました。最近急激に売上を伸ばしているデジタルフォトフレームにもネット接続機能を搭載したものも現れましたし、eye-fiや今夏の発売を心待ちにしている人も多いであろうCerevoカメラもパソコンとデジカメの関係を根底から見直した製品です。デジタルサイネージがより一般的に注目されだしたのも去年辺りからでしょうか。

 こうやって新しいハード誕生の流れを見ていくと、インターネットが既存のPCの枠に収まりきれないまでに成長してきたように見えます。インターネットの世界はたった3年前のこと(例えばweb2.0バブル)でも大昔のことのように思えるのに、そのインターネットを利用するための端末である「パソコン」はと言えば、OSがWindows3.1やDOSの頃から処理速度や容量の変化はあれど、根本的な変化はありません。そうなってくるとインターネットがパソコンと言う古い枠組みから飛び出したくなるのも当然かもしれません。そう思うと携帯電話にインターネットを載せたNTTドコモはやはり世界の流れを10年分くらい先取りしていたように思えます。

 今までのインターネットはPCを前提とした進化を遂げてきましたがこれからは、iモードがモバイルインターネットの世界を生み、iPhoneがiPhoneアプリの世界を生み出したように、インターネットを前提としたハードが生まれ、そのハードが新しいインターネットの世界を生み出すと思います。

 2008年〜2009年はハードウェア革命元年(複数年だけどw)になるかもしれません。新しいハードウェアの誕生にはこれからも注目していきたいです。

※Crunch Padの紹介動画