妊娠力を高める漢方薬〜その１‐冷え性

こんにちは
今日も元気に、薬局で働いています

【漢方で赤ちゃんを授かる方法！】シリーズは、
おかげさまで大好評でした
たくさんのお問合せメール、ＢＢＴ相談メールも
いただき、ありがとうございました
　
これからも少しでも病院の治療だけでなく、
漢方養生も併用して最善をつくしたいとお考えの方に
お役に立てるよう、ブログを続けていきたいと
思っています

ﾟ･*:.｡..｡.:*･゜

さて、今回からの【妊娠力を高める漢方薬】シリーズでは、具体的な症状にあわせて
どのような漢方を使えばいいのかをご紹介して
いきます

その１は、冷え性のお話です。

冷え性といっても、漢方ではその程度が重要です。

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１．冬になって、寒くなると、冷えるタイプ
２．上着を着ても、芯が冷えていて、なかなか温まらないタイプ
３．唇や手足の先が真っ青で、レイノー症状が出ているタイプ
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いかがでしょうか？

１のタイプは、以前からご紹介しているように、
婦宝当帰膠という漢方薬で、冷え性や生理痛が
治った！！という数多くの声も上がっています

それは、良質な血不足による冷えが治ったという
ことなのです。

婦宝当帰膠を飲んでも効き目がない人は、
体を温める力の不足です。２のタイプですね。

昔は、温かかったのに、今は冷える・・・という方は、
筋力の低下、代謝の低下もありますが、
腎の体を温める力を手助けしてあげれば、
身体が芯から温まるようになり、とても心地が良くなります

腎の体を温める力を補う漢方薬の一つに、
”参茸補血丸（さんじょうほけつがん）”があります。




人は、身体が冷えると不安になります。
これは、冷えると免疫力も低下して、体の代謝が
維持できないので、危険サインを出しているのです。
また、体を震わせ、体温を上げようともしています。

習慣性流産の経験がある人や、妊娠しても流産したら
どうしよう・・・と不安が強い人は、
参茸補血丸で血を増やし、心を落ち着かせるといいでしょう。

上記３のタイプは、当帰四逆湯が、手足の血流を良くして
しもやけの改善にも使われます。
ストレスや緊張が強いと、手足が冷たくなるタイプに
効果的です。

卵胞を育てるための期間の低温期（卵胞期）に
体や手足が冷たすぎる人は、
（また、冷たい飲み物や刺身、生サラダ、アイスなど
で胃腸を冷やしすぎている人）

卵胞がうまく育たないこともあります。
（気候やストレスなども関係しています）

体を温める力があれば、高温期に妊娠を維持する力の
手助けもできて、基礎体温も安定してきます。

基礎体温では、低温期が長く排卵が遅い、
周期全体の基礎体温が低いという方にオススメです

冷え性、貧血、血色が悪い、体の疲れを感じている方は、
赤ちゃんの分の体力をつけるために、
参茸補血丸をお役立てくださいね



ﾟ･*:.｡..｡.:*･゜

　妊娠しやすい体作りのために、漢方を・・・と
考えている方へ

身体が暑がりの方が参茸補血丸を飲むと、
排卵が早くなりすぎたり、不正出血が起こる
可能性もあります。

暑がりの人は、神経が過敏になりやすく、体の潤いが
蒸発しやすいので、（かかとのカサカサなど）
熱やほてり、赤ら顔を鎮める漢方もあります。



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