2009年09月01日

復職から丸5ヶ月が経ち…

長い間、書かなかった。書けなかった。書く気になれなかった。その他、いろいろ思うところがある。

気がつけば、今日から9月。育休から復職して丸5ヶ月経ったのだなぁ。いろいろあった。特にワーク・ライフ・バランスの日常的な積み重ねと言おうか、はっきり言えば、格闘と葛藤の連続。この5ヶ月間に何度思ったことか。「昨年度1年間は人生の中で最も幸せな年であったのではないか」って。

タイトルも変更が必要。もう2009年度だし…。少し考えてから、変更しよう。

ところで、このblogはそもそも2006年度〜2007年度の科研費研究プロジェクト用に始めたものだった。育休中に家事・育児の傍ら、どうにか成果(研究論文)をまとめることができた。

1.「演劇を用いた福祉教育実践の展開過程と教師の役割―エスノグラフィーのための予備的考察として―」日本福祉教育・ボランティア学習学会『日本福祉教育・ボランティア学習学会年報』vol.13,2008,pp.96−107

2.「フォーラム・シアター(Forum Theatre)を用いた保育実践の省察」日本保育学会『保育学研究』vol.47,no.1,2009,pp.55-65

1.は短大社会福祉士課程の社会福祉援助技術演習における教育実践についてまとめたもの。2.はこのblogでも書き綴ってきた保育園の先生方に対する演劇的手法による実務者研修についてまとめたもの。

というわけで、ひとまず科研費研究にはピリオドが打てた。

次なる研究課題はいろいろあるが…育休中に偶然、日本社会福祉学会の重鎮の一人O先生と、恩師のN先生とお話しする機会があり、研究内容について厳しい指摘を受けた。お二方の発言主旨を集約すると、教育研究は重要だが、理論研究や歴史研究を積み重ねるように、とのこと。

この助言がボディ・ブローのように効いているなか、勤務校の事情で児童福祉論/子ども家庭福祉論の業績を積む必要性が出てきた。お盆休みくらいから、戦前期、とりわけ、明治から大正期における託児所(保育所)について調べている。現在、盛んに論じられている地域子育て支援関連の研究は1990年以降の20年間という射程で展開されるあまり、短期的な視野になりがちであるように思う。そこで、逆に、より長期的な視野に立って考えてみるための、試みとしての歴史研究である。

とはいえ、実習巡回指導や学内の雑務、後期授業の準備の合間をぬって、また家事・育児とのバランスをとりながらの挑戦なので…まとめられるのかどうか、正直不安が募る。当分、格闘と葛藤は持続しそうだ。


simmel700909makoton at 11:31コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ!

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