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 長らく抱えていた久々の長編小説、『吸血鬼ドラキュラ』が、やっと刊行されました。昨年の夏の終わりあたりに着手し、今年の頭に訳了してから早いもので4ヶ月。長かった! その分、なんと愛らしい! ちなみに、意外にも全訳は僕でまだ3人目。初の翻訳は1971年の平井呈一氏(創元推理文庫)、2度目は2000年の新妻昭彦氏・丹治愛氏(水声社)です。

 訳者あとがきにも書いたのですが、ドラキュラが今年の秋、新たにハリウッドで映画になります。といってもこの小説どおりの内容ではなく、新たなフィクションになるのだとか。どうやら、ドラキュラのモデルとなったワラキア公ヴラド3世を主人公にし、彼が吸血鬼になるまでを描いた映画なのだそうです。映画はもうクランクアップしており、10月の全米公開を待つのみ。主役は『三銃士』『ホビット 竜に奪われた王国』などに出演するウェールズ人俳優、ルーク・エヴァンズ氏だそう。日本公開は来年になると思いますが、これは今から楽しみです。

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 そういえば現在、ドラキュラ城のモデルとなったブラン城が売りに出されているのだとか。どなたか、本書と一緒にぜひいかがでしょう……?