美しい図書館-1

 ずいぶん時間が経ってしまいましたが、また翻訳家が集まってまたトーク・イベントを開催します。ワークショップなどではあまり聞けない話が多いと思いますので、お時間とご興味のある方は、ぜひぜひ遊びにいらしてください。

 詳細は下記のとおりです。


【日時】10月27日(木) 18時スタート(入場1000円 コーヒーつき)
【場所】 珈琲専門 猫廼舎
http://cafenekonoya.com/
https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130903/13185712/
【ご予約】上記お店ホームページより。
もしくは
147@sukimaweb.com (田内)まで。 
私のツイッターアカウントにリプライやDMで申し込んで頂いても大丈夫です。




 出演は、以下4名です。

片山奈緒美
 社長、編集、営業、広報……個人でそのすべてをこなす「ひとり出版社」のなかでもユニークな、ロシア文学に特化した刊行を続けている〈群像社〉の島田進矢さんにインタビューします。
 なぜひとり出版社を? どうしてロシア文学? ロシア文学って暗そうだけど? みなさんの頭のなかにたくさんの「?」が浮かんでいることと思います。そんなかたにこそ、ぜひ島田さんのロシア文学に対する熱い想いを聞いていただきたい。お帰りになるころには「へえ! ロシア文学おもしろそう!」と、「?」が「!」になっているでしょう。
 ぜひ群像社の図書目録(http://gunzosha.com/)をご覧になり、気になる本を参加申込時にお知らせください。在庫があれば実物を会場に用意し、島田さんに解説していただきます。もちろん、そのまま購入もできます。
 
田内志文
 11月刊行のアンドリュー・カウフマン新刊『奇妙という名の五人兄妹』についていろいろ。その新刊では駄洒落やオリジナル言語など、いろいろ著者を呪いたくなるようなことが多々あったので、そのあたりの裏話も含めて話したいと思っています。本はまだ未刊行なので、ざっくりあらすじを紹介しつつ、面白みなどをお伝えできたらと考えています。また、現在映画の撮影が中断されている『メイズ・ランナー』シリーズや、9月に刊行された『イヴの聖杯』についても、せっかくだからいろいろ話ができたらと思っています。「このタイトルの話が聞きたい」ということがあれば、お訊きいただければだいたいお話いたします。

田辺千幸
 今回紹介させていただくのは、1930年代のイギリスを舞台にした『貧乏お嬢様』シリーズです。主人公は王位継承権三四番という、普通に考えれば絶対に王位につくことなどない順位でありながら世間からは王族の一員として見られ、にもかかわらず、生活は苦しいというなんとも微妙な立場の女性です。貴族というのも楽ではないのだなぁと、彼女を見ているとしみじみ思います。 “王冠を賭けた恋”の相手としてロマンチックに語られることが多いシンプソン夫人も登場しますが、イギリス人の目にはこんなふうに映っているのかと改めて思い知らされたりも。
 今回は間に合いませんでしたが、来月刊行される第六巻は古きよきイギリスのクリスマスがテーマになっていて、当時のご馳走やパーティーゲームがこれでもかというほど出てきます。巻末にレシピもついているので、本物のクリスマスプディングも作れます!
 実はこのシリーズ、わたしが担当することになったのは三巻からでした。そのあたりの裏話もちょっとだけお話しさせていただこうと思っています。

夏目大
 今回紹介させていただくのは、『〔ダイジェスト版〕オリバー・ストーンの「アメリカ史」講義』、という本です。映画監督オリバー・ストーンが歴史学者ピーター・カズニックとともに書き上げたアメリカ史の本。たぶんほとんどの人が学校では習わなかっただろうけど、読むと「どうしてこれを習わなかったんだろう」と思うことが書いてあります。アメリカという国、そしてアメリカと日本の関係についての見方が大きく変わります。同時に制作されたテレビドキュメンタリーも見るとさらに理解が深まります。