幻影旅譚

カテゴリ: エストニア


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あー、どうでもいいなぁ。アレクサンドル大聖堂。ここも団体観光客だらけ。エストニアにとってはロシアの支配下にあった時代に建てられたものだから負の遺産。ロシア正教会、基本的にウクライナや日本にもあるものと同じ。







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セントニコラス教会









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煉瓦造りの通りは確かに見もの。









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シティホールへの道









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市庁舎前の広場に露店が並ぶ











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タリンは音楽の町。流しの演奏者たちが、いたるところで腕前を披露している。











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世界各地にある旧市街の城壁で、タリンほど保存状態がいいものはないらしい。










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ガキにガン見される、、、。








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カトリーヌ通りという裏通り









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こんなところでよくメシ食えるな、、、。









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タリンに来ると物価が一気に安くなる。とは言え、観光地の旧市街はそこそこ物価は高い。あっという間に飽きたし、旧市街から出て行く。すぐ近くにショッピングモールがあって、本屋の中にカフェがあるみたいだからそこへ。観光客はあまりこっちには来ないらしい。










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KPMGタリン支店発見。









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カフェの中に、少年が新聞を売りに来る。一人一人客に声をかけていくが、さすがに僕には声をかけて来ない。すごいな、、、たぶん中学生くらいじゃなかろうか。かなり顔が幼く見える。










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ちょっと離れた前の席に、おばあちゃんと少年が座った。少年は白っぽいトレーナーを着ていて、時々こちらをチラチラと見ているのを感じていた。なんだろう、東洋人がそんなに珍しいのかな?くらいにしか考えていなかった。




そしてらしばらくして気づいたら、その少年が目の前に立っていた。"I'm sorry"を連呼しながら、突然話しかけてごめんなさい、と英語で話しかけられた。ずっと申し訳なさそうにモジモジしてるのが不憫で「いいよ、どうしたの?」と聞くと、



"What's your nature language?"
(あなたの母国語は何ですか?)



と、あまり聞き慣れない質問に、思わず聞き返してしまう。聴き取れていても、想定外の質問が来ると戸惑ってしまうものだから。さっきの新聞売りの少年の差し金で、この少年も新聞売りじゃなかろうか、外国人向けの、とか一瞬頭によぎる。



日本だけど、、、



と答えると、その少年はペラペラと日本語で話し始めた。ロシアのサンクトペテルブルクの大学生で、日本の文化や言語を専攻してるらしい。それでもしかしたら日本の方じゃないかと思って、、、ということらしい。



お互いに自己紹介すると、



「クロエです」



と、差し出された手は、とても小さくて柔らかく冷たかった。なんと女の子だった、、、、。






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男の子かと思った、とはさすがに言えない。




タリンの町が好きで、もう4回目らしい。ロシアのサンクトペテルブルクは、地理的にはものすごく近い。タリンが発展したのは、フィンランドのヘルシンキや、ロシアのサンクトペテルブルクとの交易によってと言っても過言ではないとか。タリンは冬でも凍らない不凍港だったために、船での商業が盛んに行われていた。




最初は新聞売りかなと思い、女の子とわかったら逆ナンかなと思い、最後は単に日本語の練習相手とだったと判明する。しばらく日本語で話して(所々英語で補完しながら)、彼女の日本が好きだ、特にアニメとコスプレが好きだ、って話をうんうんと聞いていた。銀魂の神楽のコスプレ写真とか見せてくれた。



結構長い間話してたけど、、、おばあちゃんが店の外でずっと待っていた。今日サンクトペテルブルクに帰るらしい。



こういうとき、何か日本特有のものを持ってきてたらなぁ、とか思ったりする。荷物を最小限にしてるから、あるかないかわからない出会いを想定して、そういった類いのものも持ち歩いていない。



彼女のようにこれくらいは行動しないとな、、、と、彼女に対する敬服と、自分に対する反省の1日だった。



ありがとう、クロエ。勇気を出して話しかけてくれて。スパシーバくらい言えばよかった。






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30分歩いて、カドリオルグ宮殿へ。











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立ち寄ったスーパーで、珍しいものをと思って買ったら、野イチゴ入りの生クリームだった。。。失敗。









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明日行くバスターミナルに近かったから寄ってみた。観光客は比較的少ない。結婚式をしてる地元の人くらい。








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ネコカフェがあった、、、。入るだけで5ユーロ。メニューが足りなくて待ってくれ、と言われて出てきた。前のカップルが、全然決められない人たちだったから。こういう時、自分が結構せっかちだと気付く。特に何も急ぐ必要はないのに、、、。








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旧市街に戻って。



旅ブログを見ると、みんなココを撮っていた、、、(もちろん女性ばかり)。










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城壁をうまく利用したカフェ








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コスプレとネコ、、、このキーワードは何かある、と思ってたまたまネットで見つけた店。女の子がコスプレして寿司を握ってくれるという。地球の歩き方にも載っているとか。旧市街から歩いて10分くらい。日本人いたらイヤだな、という心配は杞憂だった。行ってみたらその場所は、寿司屋は寿司屋だったけど、違う寿司屋になっていた。




あれま、閉店していた。。。



 



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しょーがなく、宿の近くのバーでサラダとパンで夕食を済ます。このあたりのパンはライ麦パンが主流で、慣れないと酸っぱさに戸惑うかもしれない。サラダを注文するだけで、パンが付いてくるのがリーズナブルだ。



この店一応、タリンで最も古いバーらしい。ウォッカが安くて、ビールの前に一気に飲み干す。カーッと食道が熱くなっていくのが心地いい。




なんとかこのブログの記事を書きながら、バーで日が暮れるのを待っている。しかし、タリンの日の入りは22時半。今の僕の体内時計では、とても日が暮れるまで起きていられない。




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  これが精一杯だった、、、。宿の真下がバーで、夜中までガンガン音楽が鳴り続けてて、結局0時過ぎまで眠れなかったが、、、。しかし横になっていれば、どんなにうるさくても眠れるのが特技。




ちょいと頑張ったおかげで、歩数は結構いってた。






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そうだった。今日は魔の金曜日だった。




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フェリーでエストニアのタリンへ向かう。早く着き過ぎてしまったフェリー乗り場。落ち着ける場所がなかった。少し引き返して、しょんべん小僧?のあるショッピングモールの中のレストランへ。ヘルシンキ最後のサーモンスープを楽しむ。ここも一人旅では、もう二度と来ないだろうな。



エストニアもシェンゲン協定加盟国。パスポートフリーで通過する。







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ヘルシンキからエストニアのタリンまで約二時間の船旅。船会社はいくつかあるけど、一番安いやつを選んだ。この船会社、フェリーを一艘しか持ってないから、1日3便しか出せない。だから安いのかもしれないが、船内の快適さは19ユーロでこれなら何の遜色もない。



終始生演奏とダンス、マジックショーとエンタメでもてなしてくれる。






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相席になった女の子は、ずっと口を開けて舞台に夢中。




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タイトルが旅っぽくて、喜多川泰『ライフトラベラー』という本を読んでいた。そしたらちょっとした軽めの自己啓発本だった。ちょっと斜に構えて読み始めた。だけどところどころで、何のために旅をしているんだろう、と考えてしまう自分を諌めてくれるような言葉が出てくる。



「旅先で不自由がないように完璧な準備をして行くと、たしかに快適かもしれない。でも、自分のいる場所では経験できないようなことを経験する機会もなくす。だから僕はどうしても必要なものだけを持っていくことにしてるんだ」



それって不自由がない代わりに、自由もない旅だろ?ほんとの財産とは、ゼロをイチにしていく経験だ。行動の原動力とは、やりたいことの有無に関係なく、いま、目の前にあることに本気で取り組むことにある。そうすれば自由な大人になれる。目の前のことに全力で取り組んでいれば、やりたいことは湧いてくる。人生の取捨選択なんて言ってるから、損得勘定に流されて得になると判断したことしかしなくなる。



ってな趣旨の内容。



それはわかるんだけど、目の前に何も起こらない時はどうすればいいのだろう。これはこれで楽しむしかないのだけど。普通に旅してるだけじゃ、ゼロを見つけるのも難しくなってくる。













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タリンの旧市街は、フェリー乗り場から歩いて10分。VIRUの門にて。どんよりと曇って小雨がぱらつく。薄手のパーカーじゃ、ちょっと肌寒い。







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これで何ヶ所目だったっけ?城壁に囲まれた旧市街。タリンは1泊だけして、明日ラトビアのリガに移動するつもりだった。しかし明日のリガの宿が最低でも70ユーロしか出てこない。タリンの南東にあるタルトゥというエストニア第二の都市を経由しようかと調べたら、ここも安宿がまったくない。




魔の金曜日だ、、、。



そうこうしている間に、タリンの安宿も埋まっていく。やむなくタリンでもう1泊することになってしまった。この時期のこのルートは人気のルート。早く抜け出したかったのだが、、、。









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エストニアはあまり知られていないが、かなりのIT国家なのだそうだ。あのSkypeはエストニアが発祥。







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ナチスドイツとロシアとの間で取り合いになった歴史を持つエストニア。タリンの旧市街には、こういった監獄跡がいくつかある。とても地味で気付きにくいけど。








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手頃なレストランを探すも、なかなかピンと来るものがない、、、。ネットで調べていくのは、自分の勘が衰えていくだけなので、一人旅ではしたくない。あまり混んでなさそうな小さなレストランに入って。地下のテーブルに通された。エストニア料理らしい料理はないらしく、大人しくエストニアビールとイカのパスタで夕食を済ませる。



そろそろ違う旅の仕方を、考えないといけないのかもしれない。



 

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