2017年08月24日

『外から見た静岡』井林辰憲

上手なタイトルです。

書店で見た時に、思わず手に取ってしまいました。

自分の住む静岡は、他県の人から、どう見られているか、は、とても気になるところだし、

どうすれば静岡が、もっと良くなるのか、が書いてあればいいなあと思わせるタイトルです。



結局、買う前に、手に入ったので読んだのですが、

内容は、想像と違い、

地元出身の国会議員が、地元FM局の自分の番組の放送部分を採録したもので、

静岡に関する新しい発見は見られませんでした。

ゲストの議員さんは、

麻生太郎さん、谷垣禎一さん、橋本聖子さん、河野太郎さん、遠藤利明さん、堀井学さん、若狭勝さん、穴見陽一さんと

有名どころが並んでおり、

この議員さんたちが、どんなことをしているのかというインフォメーションが書かれているので、

この方たちに興味のある方は、ぜひ、どうぞ。



著者の趣旨は、

静岡は全国的に見ても、大変魅力的な県なのだから、

人口の県外流出(全国2位とか3位)は、工夫と努力で食い止められるはずだということです。

この本に、はっきりと書かれているわけではありませんが、読んでいて感じたのは、

日本は、多くの他の国に比べ、

水と食料は足りており、

そこを忘れずに考えれば、

次に必要なのは、誇りを持てる仕事なのだということです。

水と食料が足りている幸運な日本や静岡に必要なのは、誇りある仕事の創出です。

sinji3218 at 08:18│Comments(0)  

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