2013年04月09日
断熱の考え方
時代は断熱性能を高める方向に動いています。車と同様に、燃費の良い家を目指す事が、エネルギー問題の大きなカギになるからです。
現在の断熱基準は「新省エネ基準」と言うものです。はっきり言ってかなり古めかしいもので、車で言うと昭和の車です。しかも排ガス規制前と言うありさま(汗)
エアコンは各部屋でガンガン回さないとだめで、家中を快適にすると言う事は不可能。できたとしたら電気代がものすごい事になると言う家です。
さて、今度義務化される予定の「次世代省エネ基準」と言う断熱基準は平成11年に作られた基準です。今から14年前です。
車で言うと平成11年式の車です。いかにも古いですね。
そう言う基準です。今の時代は「プリウス」や「アクア」などの低燃費車がブームです。燃料費が少なくて大丈夫!!と言う事は、維持費が安くて済むと言う事です。
家もまるで同じです。考え方を変えると分かります。
新車を価格で選んで買った人が居ます。燃費は10キロ/リットルと言う性能です。価格は総額で250万円だったとします。
もう一人はハイブリッド車です。燃費は20キロ/リットル。価格は300万円です。差額は50万円です。年間1万キロ走行した場合、50万円の価格差は、7年弱で逆転します。2万キロだとその半分。
車は、使い方が人それぞれで比べるのが難しいですが、家は生活する場所です。冷暖房はどの家も必要ですね。
新省エネと次世代省エネも車の比較と同じことになります。次世代省エネの方が70万円価格が高かったとしましょう。同じ間取りで、同じ地区と言う想定です。
冷暖房に使う電気代の差額が年間に5万円出たら、14年で建設差額は逆転していきます。それ以降は、安かったはずの家が高い家にどんどんなって、逆転の金額差は開くばかりになると言う事です。
30年後は80万円の差が逆にできています。
新省エネの家は、冷暖房を局所で行います。電源を落としたら寒いし、暑い。次世代の家は、24時間快適で、冷暖房の電源を落としても、急激に温度が変わる事は無い。
快適性能もまるで違ってきます。わずかな金額差ですが、工事費の検討を行う場合、
「安い方が良いから」
と言う理由で削るべきものではないです。住宅設備の耐久性能はそう高くないですが、断熱材やサッシなどはかなりの長さです。どっちを重要視するかどうかです。
考え方です。これはお客様もそうですが、重要なのは建てる側です。そういう意味でも会社選びが大切になってきます。
May the abies be with you.
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