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「令和を前に428日に現れた彩雲」


政治家が「確り遣る」、「全力を尽くす」、「前向きに検討する」との常套句を連発するが、其れ等が「何も遣らない」、「全力は尽くさない」、「検討だにしない」の意味であることを国民は皆承知して居る。此の言葉を連発するのが安倍総理だが、その内閣では不祥事が後を絶たない。其ればかりか、事件は曖昧に隠滅され、責任者の誰も罪を問われて居ない。謝れば良いと言うものでは無いのだが、総理大臣も財務大臣も辞任しないで生き延びて居る。

 

日産の事件も、権力者をのさばらせていた幹部もいけないのだが、今の内閣も同じで、自民党も「触らぬ神に祟りなし」、「泣く子と地頭には勝てぬ」で手を拱いて居ると日産の二の舞に成り兼ねない。

「モリカケ」と言うそうだが、森友学園、加計学園事件への総理大臣の関与、厚労省の勤労統計調査の不正、文部省の汚職、厚労省の障碍者雇用調査の不正、閣僚の軽挙妄動、失言等何れも安倍総理の責任が問われているにも拘らず逃げ遂せているのは、マスコミがその使命を放棄したと思われても仕方が無い。

 

平成最後の外遊だろうが、何故この時期に総理が諸外国歴訪をしなければ成らないのか、マスコミも評論家も野党も問題だにしないのは可笑しく無いか?

どんな話を実際に行ったのかは報道されないから知る由も無しだが、「経済発展で協力して行くことで意見が一致した」と然も難航する交渉ごとを成し遂げた風に発表されたが、市民としては先方の首脳も押しかけられて大いに迷惑では無かったろうかと思う。トランプ大統領が、今度の訪米で農作物への関税を緩和した、との実績でも挙げたのなら兎も角、一緒にゴルフをする位で膨大な国家予算を使って欲しくない。

 

舛添元都知事はフランスへ行って高級ホテルに泊まったとかで辞任させられている。一方此方は、新しい政府専用機での豪遊である。案外、この飛行機に乗りたかったのが、海外歴訪の目的では無かったか、と疑いたくなる。

 

最近のNHKニュースでも、福島原発事故で未だに帰還が叶わない地域は、除染されないまま放置されるらしい。当初は全地域除染する話だったそうで、「嘘をつかれた」と住民は怒っている。然も汚染物質を貯蔵(中間貯蔵と体の良いことを行って居るが、永久であるのは間違いない)する施設の工事はどんどん進んで居る。金が無いので除染出来ないのであれば、総理は責任上外遊を控え、予算を回さなければ成らない筈だ。除染されず、永久に我が家に帰れない住民にしてみれば、国家予算で外遊し、アメリカでゴルフを遣って要られる総理大臣の気が知れないと思うだろう。

 

安倍総理は将に『巧言令色』なのだが、仁が少ないどころか、自己中心的で、内閣支持率で差を付けて居る中で遣りたい放題である。自民党もマスコミも野党も手を拱いて居るだけだ。


内閣支持率調査では「人柄が信用出来ない」と言う票が少なからず在る。国民の大半は薄々感じて居るのだが、マスコミが真実を発表しないので、不信は憶測でしかないが・・・・。

安倍内閣以来、国民の所得は減って来て居る。そして、所得格差は広がる一方だ(仮想通貨で145憶円の損失を出して平気な人も居る程だ)。

日本人が一時幸せを感じた時期は、一億総中流意識が9割を超えた。

今政府が遣らなければ成らないことは、軍備の増強ではない。仕事を発掘し、労働環境を遣り甲斐の有るものに変え、所得格差を失くすことでは無いか?

 

遣るべきことはしないで、外面だけは恰好を付ける居るとしか小生には思えない。北朝鮮拉致問題で総理が遣ったことが有るだろうか?他国の首領に序に頼んでみて呉れ、とは言ったかもしれないが。

部下や自民党と言う組織に忖度させ、自分は手を下さないどころか、腹心の萩生田氏に消費税増税見送りと衆参同一選挙を臭わせる発言をさせ、国民とマスコミの反応を視ようと言う姑息な手段に出た。

誰が考えても、萩生田氏が自分の考えでした発言ではない。だから麻生大臣ですら、「日銀短観を知って居るのか?」と本人に皮肉を言った。

 

新しい令和の時代を迎え、我々は何を見極め、どう判断し行動するか、一人一人が自分で考えなければ成らないと思う。