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Q.破産犯罪「破産者等に対する面会強請等の罪」とは?

A.破産者又はその親族その他の者に破産債権を弁済させ,又は破産債権につき破産者の親族その他の者に保証をさせる目的で,破産者又はその親族その他の者に対し,面会を強請し,又は強談威迫の行為をした場合に科される破産犯罪のことをいう。


破産者等に対する面会強請等の罪・・・

【破産法 第275条】
破産者(個人である破産者に限り,相続財産の破産にあっては,相続人。以下この条において同じ。)又はその親族その他の者に破産債権(免責手続の終了後にあっては,免責されたものに限る。以下この条において同じ。)を弁済させ,又は破産債権につき破産者の親族その他の者に保証をさせる目的で,破産者又はその親族その他の者に対し,面会を強請し,又は強談威迫の行為をした者は,3年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金に処し,又はこれを併科する。

破産手続は,すべての破産債権者を平等に扱うために,あえて破産債権者の権利行使を制限するという手続です。 そのため,破産手続が開始された後,破産債権者が破産者と直接接触することはありません。

そうであるにもかかわらず,一部の債権者等が破産者に対して実力行使をし,自分だけ先駆け的に弁済を受けるなどの行為をすると,この破産手続の目的が達せられません。

また,脅迫的な取り立てが破産手続開始後も続けられては,破産者の経済的更生の妨げになるおそれもあります。

そのため,破産者やその家族などから弁済や保証をさせる目的で面会を強請するような行為は,破産者等に対する面会強請等の罪として処罰されることになっています。


破産者等に対する面会強請等の罪の構成要件・・・

破産者等に対する面会強請等の罪の構成要件は,以下のとおりです。

  1. 破産者又はその親族その他の者に対し,面会強請・強談威迫をしたこと
  2. 破産者又はその親族その他の者に破産債権を弁済させ,又は破産債権につき破産者の親族その他の者に保証をさせる目的があったこと

破産者等に対する面会強請等の罪の刑罰・・・

破産者等に対する面会強請等の罪を犯した場合,1月以上3年以下の懲役,300万円以下の罰金,又は,その両方の刑罰を科されることになります。



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