借金相談 自己破産と破産法の取扱説明書

借金でお悩みの方のために,東京 多摩 立川の弁護士が,借金問題解決の方法である債務整理の1つである自己破産とそれを規律する破産法について,分かりやすく説明していきます。

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陳述書(報告書)「免責不許可事由」の問2はどうやって書くのか?(後編)

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Q.陳述書(報告書)「免責不許可事由」の問2はどうやって書くのか?(後編)

A.「破産手続の開始を遅延させる目的で,著しく不利益な条件で債務を負担したり,又は信用取引により商品を購入し著しく不利益な条件で処分してしまったこと」が有る場合には,「有」のチェックボックスに,無い場合には「無」のチェックボックスに,分からない場合には「不明」のチェックボックスに,それぞれチェックする。 「有」又は「不明」にチェックした場合には,一として,「ア 高利借入」,「イ 換金行為」,「その他( )」のいずれか該当するものに〇を付ける。 アに〇を付けた場合には,ニの質問において,借入先,借入時期,借入金額,約定利率を記載する。 イに〇を付けた場合には,三の質問において,品名,購入価格,購入時期,換金価格,換金時期を記載する。 ア又はイのいずれにも該当しない場合には,ウに〇を付け,内容を( )内に記載する。




「一 内容」・・・

まず,どのような債務負担等の行為をしたのかについて,その行為の内容を記載します。 アからウまでの選択肢の中から1つを選び,〇を付けるという方法によって記載します。

アからウの選択肢は以下のとおりです。

 ア 高利借入

 イ 換金行為

 ウ その他(  )

高利借入とは,出資法の上限利率に違反するような高利率の利息でお金を借りたということです。

出資法の上限利率を超える利率の利息付で借入れをしたことがある場合には,アに〇を付けます。 その上で,下記の?の質問に答えることになります。

なお,出資法の上限利率は,貸金業者の場合は29.2%,貸金業者以外の場合には,109.5%です(なお,出資法は改正予定なので,上限利率も近く変更されます。)。

具体的に言えば,ヤミ金からの借入れがある場合ということになります。

換金行為とは,カードで物を買って,それをそのまま安く売ってお金に換えてしまうことをいいます。 新幹線のチケットなどの換金行為が多いです。

このような換金行為をしたことがある場合には,イに〇を付けます。 その上で,下記の?の質問に答えることになります。

上記高利借入や換金行為以外で,著しく不利益な条件で債務を負担したり,信用取引により商品を購入し著しく不利益な条件で処分してしまった場合には,ウに〇を付け,その行為の内容を( )内に記載します。



「ニ 高利(出資法違反)借入」・・・

上記の一でアに〇を付けた人は,このニの質問に答えることになります。 ニの質問は,どのような高利借入をしたかということです。 具体的には,以下の事項について記載します。

 ・ 借入先

 ・ 借入時期

 ・ 借入金額

 ・ 約定利率



「三 換金行為」・・・

上記の一でイに〇を付けた人は,この三の質問に答えることになります。 三の質問は,どのような換金行為をしたかということです。 具体的には,以下の事項について記載します。

 ・ 品名

 ・ 購入価格

 ・ 購入時期

 ・ 換金価格

 ・ 換金時期




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陳述書(報告書)「免責不許可事由」の問2はどうやって書くのか?(前編)

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Q.陳述書(報告書)「免責不許可事由」の問2はどうやって書くのか?(前編)

A.「破産手続の開始を遅延させる目的で,著しく不利益な条件で債務を負担したり,又は信用取引により商品を購入し著しく不利益な条件で処分してしまったこと」が有る場合には,「有」のチェックボックスに,無い場合には「無」のチェックボックスに,分からない場合には「不明」のチェックボックスに,それぞれチェックする。 「有」又は「不明」にチェックした場合には,一として,「ア 高利借入」,「イ 換金行為」,「その他( )」のいずれか該当するものに〇を付ける。 アに〇を付けた場合には,ニの質問において,借入先,借入時期,借入金額,約定利率を記載する。 イに〇を付けた場合には,三の質問において,品名,購入価格,購入時期,換金価格,換金時期を記載する。 ア又はイのいずれにも該当しない場合には,ウに〇を付け,内容を( )内に記載する。



「免責不許可事由」の問2・・・

東京地裁本庁では,破産手続開始・免責許可の申立書に「陳述書(報告書)」を添付することが求められています。

この「陳述書(報告書)」には,破産申立てに至った事情などを記載することになりますが,その記載項目の1つに
「免責不許可事由」があります。

「免責不許可事由」の項目については,免責不許可事由が無い場合には,「無」というチェックボックスにチェックを入れるだけでよいのですが,免責不許可事由が有る又は有るかどうかが不明であるという場合には,「有」又は「不明」のいずれかのチェックボックスにチェックを入れた上で,8つの質問に答えなければなりません。



免責不許可事由の問2・・・

問2の質問は,以下のとおりです。

問2 破産手続の開始を遅延させる目的で,著しく不利益な条件で債務を負担したり,又は信用取引により商品を購入し著しく不利益な条件で処分してしまった,ということがありますか(破産法252条1項2号)。

これは,破産法252条1項2号の「不当な債務負担行為等」と言われる免責不許可事由についての質問です。

上記のような経験がある場合には「有」のチェックボックスに,無い場合には「無」のチェックボックスに,それぞれチェックをします。



「有」にチェックした場合・・・

「有」にチェックした場合には,さらに具体的な一から三までの質問に対して回答を記載していくことになります。 一から三までの質問は,以下のとおりです。

一 内容

ニ 高利(出資法違反)借入

三 換金行為




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