チャイニーズ・ネッシー

中国・吉林省にある長白山は、中国と北朝鮮との国境線上に位置する休火山(標高2,744m)で、古くから朝鮮族や満州族から聖山と崇められていて、朝鮮側では「白頭山」と呼ばれている。その山頂付近には「天池」という名のカルデラ湖がある。23日午前11時ごろ、その天池に「謎の動物 」が現れた。現場にいた40人余りの観光客が、国境警備隊員に教えられ、この瞬間を目撃している。また当日勤務していた国境警備隊員は、今年すでに2回「謎の動物」を目撃したという。 観光客の1人は、青い水の中で黒い体がはっきり見えたと語っており、体長は優に3メーター以上あったと証言している。
湖になぞの物体といえば、スコットランドの“ネッシー”が有名だが、最近あまり話題に出ないように思う。うそかまことか？いずれにしてもこの種の怪獣話は、神秘的でもあり、ロマンを感じる話である。高度に発達したハイテク時代にあって、科学的に解明できない事象があるというだけでオモシロイ。

ナンバー別車両規制

中国北京では、今月17日から、自動車のナンバープレートの偶数と奇数によって通行を制限する大規模な交通規制のテスト（17日から4日間）が始まった。1年後に迫った北京オリンピックに向けた環境対策の一環としての措置であるが、当然当局の示す自信とは異なり、急増するマイカー族からは反発とため息が漏れているようだ。とはいえテストの結果は良好で、公共交通機関の利用者が大幅に増え、深刻な交通渋滞もかなり緩和、あわせて｢空気汚染指数｣も改善されたとの事である。いずれにしても悪評高い大気汚染と慢性的な交通渋滞に加え、食品等の安全性の問題が山積している現状で、北京市当局も当分の間は対策に追われ、安眠は暫くお預けかな？

東京の華人コミュニティー

東京都の外国人登録者数が38万人（全都民の約3％）を越えたとか。その内、最も多いのが中国人で、過去最高の13万人（約1%）を記録した。つまり大雑把に言って、全東京都民の100人に１人は中国人という計算になるわけで正直、目を丸くする。 これだけ中国人が東京に集まれば当然、中国人に向けた各種サービスや商売が活況を呈するのはごく自然の流れで事実、池袋・新宿・大久保・新大久保・赤羽等の繁華街では、各種の中華料理店や大小の中国物産店はそれぞれざっと100軒以上ある。理髪店・美容室が40軒以上、中国人向けネットカフェも30軒以上ある。さらに中国人向け書店20軒以上、中国語新聞10社以上、中国語テレビ局も3局（5チャンネル）で放送を行っているとか。うーんすごい!

蕎麦好きの悩み

お盆の渋滞をかいくぐって、昨今売出し中である丹波の有名？蕎麦屋さんへ出かけてみた。
「丹波裁ち切り蕎麦」と称するそば切りにこだわったお店。十割蕎麦中心に鴨飯や鴨鍋でも有名らしい。かなり奥まった田舎・田園のわかりにくい所にある、築300年とかの水車付き民家を改修した隠れ家的蕎麦レストランといったところ。人気があるのかずいぶん込み合っていたので若干待たされたが、メニューや味に不満も無くまぁ結構なランチではあった。がしかしいつもこの手の、寿司屋や特に蕎麦系で感じるのは、なんでそんなに気取るの？お客に自分たちの「こだわり」を強制的に押し付けるなよ、もっと気持ちよく心からのサービスが先でしょうと思うねホント。主客転倒だね。客側の意識の問題もあると思うけど、折角うまいとろりとした蕎麦湯を出せるんでしょう。おおらかにいこうぜ、うまいものを、スンナリ気持ちよく胃の腑に落ち込ませたいとつくづく思う。

武夷山が「長寿の里」

おいしい武夷岩茶で有名な、福建省・武夷山は、その美しい自然とゆったりした生活環境の影響でそこに住む人々の寿命はますます延びている。武夷山市の人口22万人の内、80〜99歳の人々は5501人、100歳以上は36人と、1万人に1.6人の割合で百歳以上の高齢者がいる計算。2005年に「国際自然医学会」が「長寿の里」と認定した地方は世界で5カ所あり、この内中国では、広西省「巴馬」と新疆ウィグル自治区「和田（ホータン）」の2カ所が認定されているが、まもなくここ武夷山も認定されると見られている。
因みに「五大長寿郷」について上記の2箇所以外は、パキスタンの「フンザ」、エクアドルの「ビルカバンバ」およびロシアの「コーカサス」であり、共通する長寿の「秘訣」をまとめると、低カロリー、低脂肪分、低塩分、ビタミンと繊維素の含有量が多い食物の摂取比例が圧倒的に多いこと。要するに質素を旨とし、飽食と無縁であるべし。グルメを気取っていたらとても長寿はムリだよ。

お盆休み

長雨の7月が終わり、8月に入ってもなかなか夏らしいぎらぎらした空にお目にかからなかったが、漸く今日あたり真夏の雰囲気が出てきました。老生の好きな「百日紅」や「のうぜんかずら」がそこかしこで我が季節を主張していますね。さて紫藤のお盆休みは12日（日）から15に（水）までです。ちょこっと骨休みさせていただきます。16日以降は平常どおりですので、引き続きご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

暑さ対策にバナナ

真夏には炎天下で大量の汗をかき、時にはひどい倦怠感・虚脱感に襲われることもある。夏に体が重く、だるく感じるのは多くの場合「カリウム」の欠乏が原因といわれている。多汗によってカリウムが失われやすく、結果として倦怠感、虚脱感とともに食欲不振に悩まされることになりがちである。そこでお手軽な夏バテ対策として、「カリウム」や「マグネシウム」を多く含む「バナナ」を積極的に食べてみよう。またバナナの糖分はすぐにブドウ糖になり人体に吸収されるため、手っ取り早くエネルギー源となる。そういえばゴルフのトーナメントで、内外のプロゴルファーはよく歩きながらバナナを食べているね。なるほど！