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和はどれくらい低確率の事象に遭遇したらオカルトを信じるのかを計算してみます。
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今回検討するのは阿知賀編第1話です。すべてのドラが玄に集まるという現象を「オカルト」と言い放ち、信じようとしない和。

まずは普通に麻雀を打っていてドラが来ない確率はどれくらなのかを計算してみます。
麻雀の1局を平均10巡で終わると仮定しましょう。この場合自身の元に来る牌は配牌13枚とツモ10枚を合わせて23枚です。これにドラが含まれない確率は
(136 - 8)C23 / 136C23 = 0.217
約22%です。ドラが1枚も来ない局は割とよくある印象なので4~5回に1回と考えるとそれほど的はずれな仮定ではなさそうです。

では半荘1回で1度もドラが来ない確率はどれくらいなのでしょうか?
半荘1回を最短の8局だったとするとドラが1度も来ない確率は
0.217^8=4.92E-6
およそ203386半荘に1回となります。これは低い・・・一般的に天和の確率は33万局に1回と言われており、1度もドラが来ない半荘に巡り会う前に天和を5回ほど見ることになります(203386×8/330000= 4.93)。ここまで低確率の事象に遭遇してなお信じようとしないのかこの娘は・・・
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和「いえ、そんな違います!偶然です!」

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さて、和はドラが来ない現象が10回続いたら別の理由を考えると言っています(信じるとは言っていない)。
この10回続くとはどれくらいなのでしょうか?10回が何の10回かわからないためここでは10半荘だということにします。10半荘続けて打って1度もドラが来ない確率は
0.217^(8×10)=8.25×E-54。
10半荘を1.2×E53=12恒河沙(こうがしゃ)だけ打ってようやく出る計算になります。
(万⇒億⇒兆⇒京⇒垓⇒𥝱⇒穣⇒溝⇒澗⇒正⇒載⇒極⇒恒河沙阿僧祇那由他不可思議⇒無量大数

仮に半荘1回を1秒(!)という無茶苦茶な仮定をしたとしても
3830000000000000000000000000000000000000000000年かかります。
宇宙ができてから今まで150億年と言われていますが、150億年はわずか
1500000000年・・・10半荘続けてドラが来ない現象に出会う前に宇宙は
250000000000000000000000000000000000回生まれてしまいます。
これだけ低確率の現象に出会ったとしてもあくまで和は「別の理由を考える」だけ。
たとえ宇宙が滅んでもコイツはオカルトを信じないぞ!


<感想と考察>
最初は何半荘続けてドラが来ないと和はオカルトを信じてくれるのか?を検証するつもりでしたが試しに計算してみたらとんでもない数値が出てきてビックリ!そしてそれでもなお信じようとしない和には狂気すら感じられます。和にオカルトを信じさせるのは私には無理そうです。完敗です。