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咲-Saki-に登場するキャラクタがギャンブルフィッシュに登場する変則麻雀「青蛇」を打ったらどうなるかを考えてみました。

まず「青蛇」について簡単に説明したいと思います。

・使用する牌は字牌のみ(7種28枚)
・1面子1雀頭を作れば和了りとなる
・得点は各種役を「1本」「2本」と数える
・「ドラ」「カン」「1本場」「親」も1本役となる
・10本先取で勝利
・得点は加算のみで振込やツモでは減らない
・ 「天和」「地和」はなくただの「ツモ」扱い。「字一色」もない
・鳴きは「ポン」と「カン」のみ

おおよそのルールは以上です。通常の役は三元牌のほかにはリーチや面前ツモなどしかありませんがこのゲーム特有の役が3つあります。全て3本役です。
①青蛇(アオジャ)
ゲーム名の由来となった役です。發(アオ)と西(シャア)の組み合わせで青蛇です。2つの組み合わせはなんでもよく、ポンしてもOKです。但し發が刻子となっても1本はつきません。
例)發發發西西
②処女(バージン)
白と中の組み合わせです。白が「純潔」、中が「鮮血」を表しています。やはり白や中の1本はつきません。
例)白白白中中 
③国士(コクシ)
東南西北を揃えていすれかの風牌を雀頭とした場合に和了となります。最初の雀頭ができている場合には出和了りはできません。
例)東南西北  ロン北
   東南北北  西でロンは不可、ツモは可。 

さて、この青蛇を咲-Saki-キャラが打ったらどうなるのでしょうか?能力の適応度合いに分けて考えてみたいと思います。なお元ネタは溺死デスマッチですがこれについては取り扱わないものとします(当然か)。また、補足として実際の青蛇では牌ではなくカードを使用していたことを書いておきます。

まずは能力が発動しない面々を考えてみます。かなりの面子がこれに該当します。 
<能力全否定組>
片岡優希、南浦数絵、渋谷尭深
半荘戦や東風戦ではないため能力が発動しません。

薄墨初美
場風の概念がないため北家になれません

亦野誠子
鳴きはポンかカンの1副露までしかできないため絶対に3副露できません

鷺森灼、石戸霞
数牌がないため能力が発動できません

続いて能力は発動しますが著しく弱体するだろう面々です。
<能力弱体化組>
高鴨穏乃
青蛇ではカードを使用したためヤマがありません。仮にあったとしても通常の麻雀に比べてヤマが少ないため穏乃の能力はかなり弱体化されることが予想されます。

大星淡
まず青蛇ではどんな配牌でも二向聴にしかならないため絶対安全圏は発生しません。
ダブリーは発動するものと考えられますが、淡の能力は牌の山を円形にする程度で防がれてしまうため牌山のない青蛇では淡はカンできないはずです。
Saki_Achiga_06_111
従って淡は毎局ダブリーをかけますが一切上がれないこととなります。淡が青蛇をやったら途中からさめざめ泣いてしまうことでしょう。

続いて青蛇に適応能力の高い面々を紹介します。
<能力強化組>
宮永咲

まず青蛇では槓は非常に強力です。槓自体が1本役ですし嶺上開花も同様です。咲が嶺上開花で和了と必ず2本役が確定しているということとなります。
そして1面子1雀頭しかない青蛇で槓をするということは、槓をしたタイミングで聴牌が確定していることを意味します(カラ聴は除く)。
東東東南  出る東
咲は槓をしたらほぼ嶺上開花で和了りとなるため上記の手牌では実質東と南の2面待ちに相当します。

姉帯豊音
ポンを1回した時点で友引が発動するため次局の和了が確定します。咲には若干劣りますがそれでも和了が確定しているのは強力です。

園城寺怜
怜の特殊能力はどんな麻雀でも変わらず強力です。青蛇は通常の麻雀に比べて短期決戦のため1つのミスが大局に大きく影響してきます。つまり1巡の重みが非常に大きくなってくるため怜の能力は相対的に強力になっていると言えそうです。

天江衣
一向聴地獄は相変わらず強力です。他家は延々とツモ切りを続けるのでしょう。

松実玄
ドラが全て集まるため最低でも2本役は確定です。しかしこのルールでの玄の能力の真骨頂はドラによる打点上昇ではありません。「全てのドラが集まる」ということはかなりの場面で最終形が決定される、という強みがあります。
仮に玄の手牌に以下のようなドラ以外の雀頭のある配牌が来たとしましょう。
東東南西  ドラ白
青蛇は3人で行うため、配牌以外のツモは平均5.3枚です。するとこの配牌を貰った玄は5回あるツモのうち4回でドラの白を引くこととなります。そしてドラが3枚揃った時点で和了となります。
東東白白  ツモ白
つまり玄はドラ以外の対子が出来た時点でその局の最終形が確定することとなるのです。もしドラが槓できたならなお強力です。
裏白白裏東 ドラ白 槓ドラ東
いずれ必ず槓ドラの東を引くのでツモドラ6が確定。槓と立直を含めればこの1和了りで8本役となりますし、ドラを切ってないので裏ドラが乗ることも期待されます。もし乗れば10本以上となり1つの和了りだけで勝利が確定します。
唯一の懸念材料は他家2人が槓をしてドラが3種類以上になったときだけですがそれはレアケースと呼べるでしょう。 

さて、上記に挙げた能力だけを見れば玄ちゃんが最も強力に感じます。ですが私が考える青蛇最強の咲-Saki-キャラは玄ちゃんではありません。
<最強>
松実宥
 
宥の元には字牌で唯一のあったかい牌である中が来ます。中は青蛇の特殊役である処女(バージン)のキー牌であるため、宥は他のキャラよりも打点が高くなることが予想されます。仮に宥の元には中は最低2枚来るものとすると宥の和了りの1/6は3本役ということとなるのです。

え、それだけ? 玄ちゃんの方が打点も和了率も高いんじゃないの?と思われるかもしれません。確かに指摘の通りで和了点も和了率もおそらく玄ちゃんの方が上でしょう。ですがそれしか考えないようではちょっと想像力が足りませんよ?宥ちゃんが和了った場面を想像してみてくださいよ!
Baidu IME_2013-12-13_23-25-24
宥「リーチ!」
白白中中  ロン白
宥「ロン・・・5本です」
私「役は何ですか?」
Baidu IME_2013-12-13_23-22-55
宥「リーチ一発と・・・・・・・・・・処女(バージン)です 」

「処女(バージン)です」
「処女(バージン)です」 

「処女(バージン)です」 
ブヒィィィィィ
ィィィイイイイイイイイイイ!!!!

なんですか、このかわいい生き物は!!とても勝てる気がしません!!
もうね、リーチが来たら喜んで白と中を出しますよ。仮に白中待ちのオープンリーチだったとしても振り込む自信がありますね! 完敗ですわ。