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咲-Saki-ファンの中には常識では考えられないような行動を取る人が何人もいます。一例をあげましょう。

・真屋由暉子ちゃんが好きすぎて彼女の特典がついた咲-Saki-13巻の単行本を100冊買う人
・舞台写真のためにラジコンヘリを飛ばす人
・キャラの誕生日記事を1年間更新し続ける人
・毎月25日に島根に通う人

どれも普通では考えられないようなエピソードです。しかしそんな彼らの中でも飛び抜けている兎来栄寿さんという方がいます。ご存知の方も多いかと思いますが、彼は松実玄が好きすぎて彼女の実家の元ネタとなった奈良県吉野町の旅館(さこや)で10月から実際に働き始めているのです。

咲-Saki-ファンの中で頭のおかしい(褒め言葉)人にはもうひとりだーはらさんという人もいます。だーはらさんの奇行エピソードはこんな感じで彼もなかなかブッ飛んだものがあります。

だーはらさんと兎来栄寿さん、どちらが凄いのかといわれると正直返答に窮しますが真似できない、という意味では兎来栄寿さんのほうがずっと上だと思っています。だーはらさんは私でもすごーーーく無理をすればなんとか真似出来そうですが、兎来栄寿さんの真似はちょっと無理そうです。

私の好きな麻雀漫画である天牌に主人公の沖本瞬とライバルの影村遼との違いをこのように評した場面があります。
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どちらが強いとは言えませんが
影村が人生の中で麻雀に没頭していると表現するならば
奴は麻雀の中で人生を送っているとでも言いましょうか・・・・・・ 
-天牌19巻57ページ- 

だーはらさんと兎来栄寿さんの凄さの違いを表現するとまさにこのような感じです。だーはらさんは人生の中で咲-Saki-に没頭している(実生活を犠牲にしつつも生活基盤は残している)のですが、兎来栄寿さんは咲-Saki-の中で人生を送っている(生活基盤ごと咲-Saki-に捧げてしまっている)という感じです。こりゃもう敵いません。


そんな兎来栄寿さんですが以前は松実玄の同人誌を求めて咲-Saki-系の同人イベントには欠かさず出席されていたのですが、日曜日に休みの取れないお仕事の関係上最近のイベントには参加できていないようです(そもそも職場が奈良ですしねw)。
先月行われた麻雀部の楽園5にもその姿を見ることが出来ませんでした。しかし参加されたサークルさんの中には松実玄を描いたポストカード等を頒布しているところがありもし彼が参加していたなら絶対買っただろうな、と気づいたら頼まれてもいないのに代理購入をしていました。
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どうせそのうち吉野へ行くのだからそのときに持って行こう、と思ったのですが家に帰ってから「ポストカードなら本来の使い方をすれば簡単に届けられるのでは?」という考えが頭をよぎりました。普通はネットを通じて知り合った相手だと本名も住所もわからないから届けられませんが彼の場合は住み込みなので住所は簡単に調べられます。住所さえわかれば名前はハンドルネームでも大丈夫だろう、と高をくくって投函。
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果たしてこんな適当で本当に届くのだろうか、と少し不安になりましたが数日後にTwitterでリプライが。

無事届いていたようです。よかった、よかった。
しかし本名も本当の住所もわからないのに手紙が届くというのはちょっと面白いですね。


ところで私は兎来栄寿さんに対しては壮行会を開いたり手紙を送ったり、こんなブログの記事を書いたりと傍から見ると彼にかなり肩入れをしているように見えます。今回改めてこれがなぜなのかを考えてみました。もちろん彼の人柄によるものあるのでしょうが、それ以上に彼に対する「嫉妬」だとか「憧れ」などの感情から来ているのだと思います。
私は咲-Saki-という作品が好きですが、それでも彼のように人生をかけれられるかと問われると素直に「はい」とは言えません。少なくとも今の仕事を辞めて、生活を一変させてまで咲-Saki-にのめり込めてはいません。自分にできないことをやってのけた兎来栄寿さんのことは羨ましくもありますがそれ以上に憧れているのだと思います。だからこそ素直に彼を応援したくなるのだと思います。


そういえば昔読んだ漫画にこんなワンシーンがありました。
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でも正直言って迷ってた。ほんとうに好きなことを仕事にしていいのだろうか。仕事にしたらやりたくない時にもやらなくちゃいけない。それでも俺は好きなことを好きでいられるだろうか。好きなことは趣味としてとっておくべきじゃないか……ってね。
-ああっ女神さまっ14巻35ページ- 

兎来栄寿さんは自身で望んでさこやに転職したのですがきっと色々と悩んだのだと思います。今までと全く違う仕事内容で覚えることはたくさんありますし、接客業という職業柄、辛いことは色々とあるのだろうと思います。住居にしても「聖地に住める」と言うと聞こえはいいかもしれませんが職場に住み込みということは家にいるときも常に仕事が付きまとうということはプライベートにも色々と仕事の干渉が入るのでしょう。今までは東京に住んでいて当たり前に感じた便利さも、地方に行けば享受できないようなことはたくさんあります。

兎来栄寿さんも、今後さこやで働くことを辞めたくなることがあるかもしれません。そんなときに手紙とか彼のブログへのコメントとかTwitterでリプライを送るとか、こんな些細なことが彼の励みになればいいなぁと、そんなことを思っています。
まぁ本人のブログを見る限り今のところそんな心配は全然ありませんけどねw
参考-マンガソムリエ兎来栄寿のブログ 先刻の箚記(さっきのさっき)

皆さんがもし吉野山へ行くことがあったらぜひ彼に声をかけてみてください。きっとすごく喜ぶはずです。