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麻雀を子供向けに簡易化した遊びにドンジャラ(ポンジャン)があります。
咲-Saki-の世界では3歳から麻雀をやっていたり、6歳でお年玉を賭けたりしていて子供がドンジャラをやっているとはとても思えませんが、もし咲-Saki-のキャラクターがドンジャラを打ったらどうなるのかを考えてみました。

まずはドンジャラと麻雀のルールの違いから。と言ってもドンジャラでも種類によってルールがまちまちですから、私の買ったアイカツ!ドンジャラに書かれているルールをベースにまとめました。

・使用する牌は9色で全81枚
・それぞれの色にキャラクターが描かれている
・同一のキャラは3枚~9枚
・オールマイティ牌が6枚含まれている(オールマイティ牌は手牌で1枚まで有効)
・手牌は9枚が和了り形(8枚持っているところに1枚ツモってきて1枚捨てる)
・麻雀でいうところの順子はなく刻子のみ
・ドラはない
・流局時の点棒のやり取りはない
・後1枚で和了れる状態になったらリーチをかけないと出和了りできない
・鳴き(上家からポンのみ)があるルールもある(カンはない)
・キャラクターの組み合わせで色々な役がある 

麻雀との違いはおおよそこんな感じです。和了る時に雀頭を作らないためオールマイティ牌がなければ待ちは必ず1種類の色になります(オールマイティがある場合は2種類)。シャンポンと単騎の中間みたいな形で麻雀では発生しない形ですので果たして待ちの形をなんと呼べばいいのでしょうか…。シャンポン(双ポン)と単騎の中間だから単ポン?

ではまずはドンジャラ能力が全く発動しないであろう面々から。
<能力全否定組>
宮永咲
主人公がいきなり該当。ドンジャラは同一牌が三枚しかなく、カンもルール上ないため咲の能力は全く役に立ちません。

片岡優希、南浦数絵
東場、南場という概念ではなく単に「親が2周したら終わり」なので能力は発動しないものと考えられます。

薄墨初美、雀明華
風牌がないため能力発動しません。
 
松実玄
ドラがないため能力は発動しません。あ、でも「ドラ」えもんドンジャラならもしかしたら…。

鷺森灼、上重漫、獅子原爽(白い雲)
数牌がないため能力は発動しません。

亦野誠子
手牌が9枚しかないドンジャラでは2副露までしかできないため能力が発動しません。したとしてもその後5巡後に和了では遅すぎます。

姉帯豊音(友引)
ドンジャラでは雀頭がないため2副露しても裸単騎になりません。

郝慧宇
ドンジャラは日本発祥のため中国古役とかありません。

白水哩、鶴田姫子
飜数という概念がないので能力は発動しません。

鹿倉胡桃

ドンジャラでは聴牌したらリーチをかけないと出和了りができないためリーチをかけない胡桃の雀風は致命的にドンジャラに向いていません。

書いていて悲しくなるくらい能力が使えなくなる面々がいて泣けてきます。ドンジャラは麻雀の複雑な部分を削ぎ落としたシンプルなルールなので麻雀に特化した能力は発動しにくいのでしょう。

さて、続いて能力は発動するけど微妙な面々を。
<能力弱体化組>
竹井久
ドンジャラでは聴牌したときにどの牌を切るか、で待ちを選択できません。切る牌の選択でできるのは聴牌に取るか、取らないかだけです。また、先程も書いたように待ちの形は一部の特殊役を除いて「自分が2枚持っている牌で待つ」形しかないため悪待ちもクソもありません。一応打牌選択で場に多く切られている牌で待つことはできるため能力はギリギリ発動するのでしょうが条件が厳しいです。

エイスリン・ウィッシュアート
ドンジャラは枚数が少ない分、決着も早いです。おそらく平均7~8巡で決着が着きます。13巡聴牌は致命的に遅すぎます。

渋谷尭深
ドンジャラの手牌は9枚しかなく、親の連荘がなくてもオーラスまでに7局あるため高確率で天和(に相当する役)を和了れることになるでしょう。しかしドンジャラでは天和(に相当する役)の点数はそれほど高くありません(300点)。その和了り一発で勝負を決められるわけではないため、オーラスまでの局に無理して有効牌を1打目に捨てることのデメリットの方が大きそうです。

弘世菫
直撃を取る能力は発動しますがドンジャラではリーチをかけないと出和了りできないため麻雀のように聴牌を維持しながら待ちを変えていくことができません。ドンジャラでは弘世様も普通の人に成り下がります。

大星淡
まず絶対安全圏ですが手牌が9枚のドンジャラで配牌5向聴とは対子が1つもない状態を指します。ですが特殊役で「各色の牌を1種類ずつ集める」という役があるため無対子の状態は聴牌になってしまいます。従って絶対安全圏は発動しないものと考えられます。
ダブリーはできても通常のリーチと点数は変わりませんし、カンや裏ドラ等はないため和了りのために必要な条件を満たせず和了れないことが予想されます。

次はドンジャラに向いているであろう面々です。
<能力強化組>
メガン・ダヴァン、姉帯豊音(先負)
弘世様と違ってリーチが直撃の発動条件になっている2人にとってドンジャラは格好のゲームとなります。フリテンもないため他家のリーチを待つ間にうっかりツモってしまっても全く問題ありません。

松実宥
ドンジャラの種類によって強さはまちまちでしょうが、1種類の色が集まりやすいというのは強力です。最新のドラえもんドンジャラではドラえもんの背景色が赤なためドラえもんが集まりやすくなります。ドラえもん絡みの役は多いためこれはかなり強力です。アイカツ!ドンジャラなら星宮いちご(赤)と音城セイラ(ピンク)が集まってライバル役(240点)が確定します。黒子のバスケドンジャラならたぶん赤司君が集まるのでしょう(適当)。


その他麻雀と変わらず協力な面々としては宮永照、天江衣、園城寺怜、東横桃子などが考えられます。
そんなメンツを押しのけてドンジャラ最強の能力者はこの人です。
<最強>
石戸霞
ドンジャラではおおよそ9種類の色の牌があります。ドラえもんドンジャラだとドラえもん、のび太、ドラミちゃん、しずかちゃん、ジャイアン、スネオは9枚、出木杉くんやセワシやパパ、ママは3枚ですが3キャラで色を共有しているため色だけで見ると9色が9枚ずつあることになります。これは石戸霞にとっては極めて好都合な状況です。
石戸霞の能力は自身が一色を独占し、他家は絶一門状態になるわけですが、ドンジャラには麻雀と違い字牌がないため一色を独占すると第一ツモの時点で一色の9枚が揃ってしまいます。しかも9枚を一色で揃える役はドンジャラで最も難しい役で点数も最高点(600点)です。石戸霞が子なら他家が鳴き対抗することもできますが、親の場合は配牌で和了りとなるため他家がトブまで延々と200点オールをツモり続けることになります。こんな相手にどうやって勝てというのか…。
霞さんって子供相手でも手を抜かないで容赦なく和了りそうだしなぁ…。
2015-10-12_2-14-30
霞「ツモだよ。また全員トビだね」