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以前【考察】決勝戦で大星淡は高鴨穏乃相手にどのように闘うのかという記事を書きました。
今度は宮永咲が大星淡に対してどのように闘うのかを考えてみます。
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大星淡の能力は大きくは3つに分けられます。「絶対安全圏」と「ダブルリーチ」、そして「暗カン後の和了」です。このそれぞれに対して宮永咲がどのように対処するのかを考えてみます。

<絶対安全圏への対処法>
①最初の数巡でカンをして向聴数を上げる
絶対安全圏は相手の配牌を5~6向聴に落とすというものです。そのため大星淡は4巡目まではどんな牌を切っても当たられる心配はありません。これは準決勝で鶴田姫子と闘ったときに描写されています。
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この4巡目までが「絶対安全圏」と言う名の由来なのでしょう。
ですが宮永咲はカンによって有効牌を増やすことができるので、大星淡が安全と考えている4巡目に聴牌をして和了ることが可能です。例えば次の牌姿。
二萬:麻雀王国四萬:麻雀王国八萬:麻雀王国八萬:麻雀王国八萬:麻雀王国八萬:麻雀王国三筒:麻雀王国七筒:麻雀王国三索:麻雀王国七索:麻雀王国白:麻雀王国發:麻雀王国中:麻雀王国
対子1つ槓子1つ5向聴ですが第1ツモで8萬を暗カンして有効牌を引き入れれば大星淡の4巡目の捨て牌でロン和了りすることも理屈上可能です。
第1ツモ三萬:麻雀王国→暗カン裏:麻雀王国八萬:麻雀王国八萬:麻雀王国裏:麻雀王国→嶺上牌三筒:麻雀王国→第2ツモ五索:麻雀王国→第3ツモ六索:麻雀王国→第4ツモ四索:麻雀王国→ロン二索:麻雀王国
最終形二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国三筒:麻雀王国三筒:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国 裏:麻雀王国八萬:麻雀王国八萬:麻雀王国裏:麻雀王国 ロン二索:麻雀王国
問題はリザベーションによる絶対安全圏破りと違い、カンによるツモ増やしは他家に丸見えのため大星淡にも警戒されてしまい完全なる対策となりえないことです。それでも4巡目の時点で大星淡に「有効牌を引き入れて聴牌を入れているかもしれない」と思わせるだけでも効果的ではあるかと思います。

<ダブルリーチへの対処法>
②ダブルリーチが来る前にカンをしてしまう
ダブリーへの対抗策はいたってシンプルです。大星淡がダブリーをする前にカンをすることでダブリーを単なるリーチへと変えてしまうことです。これは準決勝で大星淡と対戦した3人がやろうとして実現しなかった方法です。
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宮永咲が大星淡の上家ならば第1ツモで暗カンをすればよく、そうでなくても親の第1打を大明カンすることでダブリーは防げます。大星淡が親のときは流石に無理ですが…。
この対処法はダブルリーチという「早い順目のリーチ」に対しては根本解決にはなっていませんが、打点という意味では「ダブリー+裏ドラ4枚」のハネ満が「リーチ+裏ドラ4枚」の満貫にまで落とされるのでそれなりの効果はありそうです。

<暗カン後の和了への対処法>
これについては対処法がいくつか考えられます。

③鳴きによって最後のカドの直前の牌を大星淡にツモらせない
大星淡がカンをするのは最後のカドの直前の牌をツモったときです。その対象となる牌はわずか4牌しかありません。したがって大星淡が最後のカドの直前に差し掛かったらポンか大明槓で大星淡のツモを飛ばしてしまえばよいのです(他家の協力は必須になりますけど…)。大星淡の下家でタイミングよく鳴きを2回入れれば大星淡は最後のカドの直前をツモれないまま最後の壁牌に突入するためカンも和了もできなくなります。

④四槓散了による流局
大星淡が暗カンをしてから和了するまでには1巡の猶予があるため大星淡の暗カン後に宮永咲がカンを3回入れることで流局とすることが可能です。
他にも予めカンを3回入れておけば大星淡の暗カンで流局を成立させられますし、自身の4個目のカンで流局になるのをためらった大星淡にカン材をツモ切らせて4枚目の牌で当たる、などの展開が考えられます。

⑤四槓子による暗カン封じ
さらに予めカンを4回入れておけば大星淡にカンすらさせなくすることもできます。
メタ的な話ですが決勝戦では天和と九蓮宝燈という「役の中でもっとも出にくいスーパーレアのトップ3」(by龍門渕透華)のうち2つが既に出ているため残り1つである四槓子が出ても物語上なんら不思議ではありません。
-参考-麻雀の役一覧(出現確率ランキング順)

⑥最後のカドを消して暗カンをできなくさせる
実はカンは3回も4回もしなくても2回でも対応可能な方法があります。サイコロの目が8のときに大星淡が最後のカドの直前に差し掛かったところでカンを2回入れると最後の山にあった牌2枚が王牌に取り込まれるため必然的に最後のカドも消滅します。
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大星淡が暗カンをするのは最後のカドの直前のツモのため、最後のカドが消滅してしまうと暗カンをすることができなくなり直後の和了も封じられることが予想されます。
この方法はサイコロの目が9のときもカンを4回入れれば同等の状態になりますが、それだと四槓子か四槓散了になってしまうためサイコロの目が8のとき限定となります。
宮永咲はTV放送された準決勝を見た際に大星淡の能力とサイコロの目を結びつけた発言をしており、サイコロの目によって戦略を変えることは十分考えられます。
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上記⑥は大星淡がカンをする予定だった牌自体は変わっていないため普通に考えれば大星淡はカンをすることができるはずです。しかし私は咲-Saki-では条件によってツモる牌が変化するものと考えているためこの対策を考えました。ただこれには賛同しない方もいるかもしれません。そこで大星淡がツモる牌が変わらなかった場合の対策も考えてみます。それが⑦です。

⑦大星淡がカンをする予定の牌を海底牌に変えてしまう
⑥と同様にサイコロの目が8のときに大星淡が最後のカドの直前に来たところでカンを3回入れると、王牌に取り込まれる牌が1枚ずれて元々大星淡がカンをしようとしていた牌が海底牌に変わります。
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海底牌はカンをすることができないため大星淡はツモってきた牌が自身のカン材だったとしてもツモ切らなければなりません。そしてその牌で他家が和了した場合は河底撈魚で1飜高くなってしまいます。この方法ならば大星淡が予定通りの牌をツモったとしてもツモ切らせることが可能となります。


以上が思いつく限りの宮永咲の大星淡への闘い方です。
こうして改めてまとめてみると大星淡は宮永咲に対して相性がかなり悪いですね。準決勝のままの状態ですと完全に↓の未来しか見えません。
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決勝戦では進化したスーパーノヴァあわいちゃんの活躍に期待しましょう。