(何度も涙をこらえながら書いております。
乱文、乱筆お許し下さい。伝聞も多いので間違いご容赦下さい。)
明日の2010年10月22日、12時~
江戸川橋の地蔵通り商店街のお祭りにて、
大船渡の漁師、瀧澤さんが単身東京に海産物を売りに来ます。
これは、先日会って頂いた
江戸川橋地蔵通り商店街の理事長、島田さんとの
<<<悲惨な状況の被災地で漁業(仕事)が消える?>>>
私もお会いするまで、わかっておりませんでしたが、
大船渡は、漁業も生活も本当に過酷で悲惨です。
船の90%は流されたり、修復中。
ある程度戻ってくるのは
2014年ぐらいになるのではないかと言われています。
岸壁も壊れており、満潮時には海水が陸に上がります。
製氷機もないので、漁をしても保存できません。
物流ルートもまだまだですし、
競りに出しても風評被害などで価格が安い。
津波で流された住民も多く、
瀧澤さんは消防団員のリーダーでもありますが、
部下を何人もなくした状態で、必死に救助活動に当たりました。
1,漁に出て行く船がない。
2,取れても保存できない。
3,取引に出せない。あるいは安くなる。
4,物流ルートがきちんと出来ていない。
こんなないないづくしなので、
多くの人が漁業から離れようとしております。
しかし、仕事もそんなにないのです。
そんな状況を乗り越えようと、
瀧澤さんは単身東京に海産物を売りに来たかったのです。
<<<東京で直に売れる先を見つけて漁師達を元気づけたい>>>
「いつ獲れるかわからない。
何が獲れるかわからない。
獲れても多い量じゃないだろう。(ロットに合わないかも)
輸送ルートも宅急便しかない。
でも、獲れたら買って下さい。」
客観的に見たら酷い取引内容です。
でも、瀧澤漁師はこれを皮切りに現地の人達を勇気づけたいのです。
「東京で買い手をみつけたぞー!」
「タコが売れたぞ―!」
「だから、まだ漁をしよう。希望はある。続けられるようにしていこう!」
と。
<<<東京の商店街理事達の気概>>>
こんな条件でも、本郷の商店街と組んでいるNPO
「街ing本郷」の長谷川さんは
今回の江戸川橋地蔵通り商店街の理事長も
「チェーン店とか時期が来たら紹介するし、
23日のお祭りに持って来てくれ。売ろう。
売れなかったら全部俺が買い取る。交通費も心配するな。
だから必ず持って来てあなたが売ってくれ!」
目先の利益など度外視して気持ちだけで繋がった
コラボレーションです。
もちろんここで終わらせる気は誰もありませんし、
長期的に全員が儲かる形に持っていきます。
でも、そんなのは後です。
今できることを出来る範囲でやれるだけやる!
そのためには力を惜しまない!!
<<<ぜひ、漁師と会って欲しい!>>>
明日はその第一歩です。
地蔵通り商店街、12時からスタート。
売り切れたらおしまいです。
持って来て頂けるのは、
・生だこの串刺し
・つぶ貝の串刺し
です。
ぜひお越し下さい。
ごめんなさい。
本音を言います。
お願いですから来て下さい。
伏してお願い申し上げます。
広瀬眞之介
P.S.
数ヶ月前からやっている「子供のたまり場」も、
現在は駄菓子屋としてオープンしております。
こちらもぜひ。