芥川・直木賞特集で初めて読んだ作家さん達。
その中で気になった何人かをもう少しフォローしてみよう。
そう思って先日図書館に行った時に何冊かまとめて借りてきた中の一冊です。

前作の『漢方小説』と同様、心と体のバランスをテーマに据えながら、仕事、恋愛、今の自分の立ち位置などに対する不安や心の浮き沈みを描いています。
前作では漢方という治療方法の面からアプローチしていたのを、今度はPMSという症状から書かれています。

PMS(Premenstrual Syndrome/月経前症候群)とは女性の生理前の身体の不調、精神の不安定を指すそうです。

さすがにこればっかりは私には想像のしようがありませんし、人によって千差万別でしようから何とも言い難いお話ではあります。
ただこの人はリズム感がいいんでしょう。読んでいくこと自体は苦なくサラリといけました。ふんふんなるほどねえと色々頷かされた次第です。

本全体の印象としては『漢方小説』と変わらず、アッサリしていて物足りないのと、やはり女の人のための小説かなというところでした。


そろそろくる