幸福モデル研究所フェロー 吉川ひとみ WEBサイト

幸福モデル研究所フェローとして活動する吉川ひとみのWEBサイトです。

好きな言葉は「ありがとう」です。日々、お葬儀のこと、お供養のこと、生きること、死ぬこと、こころのこと、そして「『家族』ってなに?」ってことを考えています。

ケア

私どもが葬儀の施行をはじめた10年前に比べ、
グリーフサポートやグリーフケアなどが当たり前に語られ、一部のスタッフが勉強会に自費で参加をしていたのが、社をあげて法人研修を行うようになってきました。
素晴らしいことだと思います。
世代的なファクターもあると思いますが、葬儀社の印象の転換の幕開けとも感じられます。

しかし、あまりに「勉強熱心に」なってしまうあまり、ご遺族を「ケアの対象」としか見られなくなってしまう、ということも感じられます。
私どもは、設立以来ご遺族は「ともに葬儀を創り上げる対等なパートナー」であるとの立ち位置で歩んでまいりました。
それは「グリーフケア、サポート」の視点が入っても変わりません。
(現実的には、消費者に比べ強者である葬儀社が「対等である」と言い切ってしまうのは誤解を招く恐れがありますが、対等であろうと心がけ続けているということです。)

ともかく、「ケアの対象」としてだけ見るのではなく、一緒に伴奏する、創り上げる、など人間同士のお付き合い、相手がこちらに委ねることができる安心感を与えるとともに、相手の強みを引き出し、力を発揮できるような関わりが持てたら良いのだと思います。

抽象的になりましたが、最近思うことを「ふんわり」まとめてみました。



セルフケアも大切にしましょうね!
セルフケア中のいーちゃんです
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バングラデシュのテロの報道に胸が痛みます。
お亡くなりになった方のご冥福を心からお祈りしています。
また、ご遺族のグリーフもきちんとケアされるように、
さらに、日本人で1人生き残られた方のケアが十分にされるようにと
願っています。
戦争や震災などで自分だけが生き延びたことはよる罪悪感やそれに似た感情を
サバイバーズ・ギルトといいます。
震災でこの言葉も知られるようになったと思います。
サバイバーズ・ギルトにより抑うつ状態になることがあり、。
周囲の接し方やかかりつけ医の対応の大切さが指摘されています。
今の社会でしたら嫌でもネットであれこれ書かれるのを見てしまうのでは
ないかと懸念しています。
どうか、本当に必要十分な支援が行き届きますように・・・。

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私が住む奈良は盆地のせいか、すごく湿気が多いです。
湿度計を見ると70や80パーセントを超えるときもあります。
悲しいことに年々過ごしづらくなっています。
ですから、今年は張り切って除湿機を買いました。

そうしたら不思議。
すっごく体調がよくなったんです。
でも、除湿した空気に慣れていないため、喉の乾燥と
顔の乾燥には困りました。
そこで、喉の乾燥はマスクをしたり、風が顔に当たらないようにして防いでいます。
顔の乾燥はプロペトというワセリンの一種を使って保湿をし守ることにしました。

ワセリンを塗りながら、ご遺体の保湿のことを考えていました。

ご遺体は乾燥しやすいのですが、その中でも、眼・口唇・鼻など、臥位になったときに上部になる部分は、
余計に乾燥しやすくなるそうです。

するとどうなるか。
鼻の先、口唇、眼、口は萎縮してしまうようです。
一晩あけると眼や口が開いてしまうのはこのためなんですね。

ご遺体と生前の姿のギヤップからくるショックは小さくありません。
グリーフケアの意味も込めて、日をあけてのご葬儀は、プロの湯かん、納棺をご依頼されることを
おすすめいたします。
丁寧に丁寧にケアしていただけるので、多くの方が喜ばれていますよ。

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インディアンのハーブと呼ばれる「エキナセア」。
免疫力を高めたり、抗菌作用があったり、むくみにきいたり、、、と今の時期にぴったりです。
そして、私たちグリーフサポートに携わる人間にはピンとくると思いますが、死別の悲しみやストレスで免疫機能が低下しやすくなっているご遺族にさりげなくおすすめできないか、、、?とも考えられます。

そう思案していると、幸運なことに、先日モニターとしてエキナセアティを10パック頂きました。
ちょうど私自身疲れがたまって風邪気味でしたのでさっそく3日続けて頂きました。
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ぱっと見はほうじ茶と変わりません。
透明感のある色味。
ハーブ独特のスパイシーな草木の香りがしないので、飲みやすいです。
香ばしさは玄米茶くらいでしょうか?

いつもなら風邪の引きはじめですぐに病院のお世話になるのですが、エキナセアティと睡眠で持ちこたえることができました!


エキナセアは他のハーブとも合わせやすいと言われていますので、独特の香りのするカモミールとブレンドしてみました
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色味はほぼ変わりませんね。
味は、カモミールの「草花」的な香りが緩和され、ハーブティーが苦手な私の親でも飲みやすくなったとのことでした。

グリーフサポートに関わる方々は、お客様にお出しする飲み物で、コーヒー、紅茶、緑茶以外のオプションとして、電解質の飲料を用意するなど、工夫を凝らしている方も多いと思いますが、エキナセアもぜひいかがでしょうか?
利尿作用もなくてノンカフェイン。安心して飲めると思います。

対人援助や不規則な勤務で疲れたご自身のセルフケアにもきっと向いていると思います。

ちなみにこのエキナセア、花言葉は「あなたの痛みを癒やします」だそうです。

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ちなみに今回お試ししたのは
森下薬農園 Online Shop(株式会社 ゼンヤクノー) さんのものです。
可愛いパッケージですね。
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たっぷり出るテトラパックでした。


エキナセアの花言葉は、「優しさ」 「深い愛」そして、「あなたの痛みを癒やします」だそうです。

ぜひ、お葬儀のご相談、現場、アフターだけでなくセルフケアにも取り入れていきたいですね。




  森下薬農園 moniplaファンサイト参加中
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動物とふれあうことでストレスが軽減した経験をもつ人はたくさんいるとおもいます。
私どもも、留守番係長のいーちゃん(スタンダードプードル)に癒やされています。

犬や猫、馬、ウサギなど情緒性の高い動物と触れ合うことで得られる生理的効果や心理的効果を簡単に説明すると下の通りです。

一、生理的効果
脳内伝達物質であるドーパミンが増えたり、副交感神経の働きでリラックスできたりするそうです。

一、心理的効果
楽しかった記憶を思い出すことで抑うつ症状の改善になるそうです。


奈良にも猫カフェやふくろうカフェかあるので、動物を飼っていない人も一度行ってみると楽しいかもしれませんね。

私のおすすめは宇陀市にある「うだアニマルパーク」です。
無料で入れますし、うさぎ、牛、豚、馬、羊などさまざまな動物がいます。
特にヤギの餌やりとバター作りがおすすめです。
ヤギにひたすら草を食べてもらうとストレスを食べてもらった気持ちになりましたよ。

ホームページはこちらです。
http://www.pref.nara.jp/1839.htm
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