2011年06月14日

知人が亡くなりました

長年、葬儀社をしてこられた方です

数日前にご家族の方に

余命ひと月くらいであるときかされ

「寺本さん、司会をお願いします」

と言われていました



私は司会の現場を離れて

そろそろ3年になろうとしています

だからあまり自信もなく

練習をしておこうと思っていた矢先の出来事でした



お亡くなりになったとの連絡を受け

すぐにご自宅に訪問しました

そのお姿はご生前となんら変わらないお姿で

安心したと同時に

こみ上げてくるものがありました

一緒に仕事をしていた日の事

まだ、2ヶ月ほど前に

病気についていろいろとお話していた時のお顔

本当にこの10年近くの想い出が

走馬灯のように駆け巡りました



「なんとかご家族の想いにこたえたい」

そう思って会社に帰って

マイクセットを取り出して

練習を始めました

なんとか出来るのではないかという目途はついたんです



午後になってナレーションの原稿が出来てきました

社長の作成のナレーションです

これは「完全オリジナル」と言っていいほどのもので

ご遺族から1時間以上もかけていろんな話をききながら

会話をしていく中で

ひとつひとつ言葉を引き出して

ご遺族の思いを紹介するものです



社長も以前は毎日のようにナレーションを作成していたので

ご遺族からのききだしが終わると

わずか数時間で出来上がっていました

けど、今回は夜中までかかって創り

朝早くから起き出して創りと

相当気合を入れて、時間をかけてつくりました



このナレーションを見た途端に

司会が出来なくなりました

私は第3者ではなく当事者なのだと感じてしまいました

だから司会は私どもの別のスタッフにお願いして

してもらう事にしました



それでも現場でいろんなお手伝いをさせていただきました

夜の初七日までのこってお手伝いをさせていただきました

知人を送る事

いろんな場面場面で自分なりの感情がこみあげて来て

自分をコントロールするのに大変な一日でしたが

がんばって最後のお手伝いができたことに感謝しています



本当によく頑張った人でした

長年、ありがとうございました


そんな感謝の気持ちでいっぱいになった一日でした





葬祭コーディネーター寺本恵美子sionteramoto at 22:00│コメント(0)トラックバック(0)

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自己紹介

・株式会社オフィスシオン 専務取締役
・儀典オーガナイザー(NPO法人FBO認定)
・1級葬祭ディレクター
(厚生労働省認定資格葬祭ディレクター技能審査)
・日本グリーフケア協会 グリーフケア・アドバイザー
・ホームヘルパー2級

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