2011年10月04日

ある奥様とのお話です


一年前にお母様を亡くされ、その時からのご縁ですが

ご主人様のご心配もされておられたので

一緒にご相談に乗り、いろんなご提案をさせて頂いておりました

それから、一年

奥様は毎日、ご主人のおられる病院へ、

一日もかかさず

見舞うため付き添われたようです



いま、病院で付き添いたいと思っても

なかなか難しいようで、

病室も大部屋ではなく、個室を借りないと

いけないようです

亡くなってから、盛大なお葬式をするより、

今、ご主人のそばについていてあげたい事を優先されました

本当にその通りだと思います

十分、ご家族の時間も、お金も、お気持ちもかけられました





そして、個室の問題だけでは無いようです

同じ病院に長くはおれない仕組みになっているようです

何ヶ月か過ぎると、転院しなければいけないようです



ある時、ご主人の体調が急変しました

奥様は、「今晩は付き添わせて下さい」と何度もお願いされたようですが

病院としては、「任せて下さい」と言われ、

気持ちを優先はしてくれなかったようです



雪の日も雨の日も、タクシー、電車、バスと乗り継ぎ通われていたんです

あんなに毎日通っておられたのに、いざ、息を引き取る時に

ひとりにさせてしまったと後悔されておられました



このようなお話は、なかなか体験したことのある人でしか

わからない事です

もっと、いろんな選択肢もあったかもしれません



つらい思いをなさる方を、ひとりでも減らしたく思い

このように書かせて頂きました



いつもは、葬儀社である私です

家族と一緒になって泣いてばかりはおられませんが

本日は、奥様のじゅうぶんなお気持ちと

いっしょになり、お別れさせて頂きました






奥様のお気持ちは、じゅうぶんご主人に伝わっていると思いますよ












葬祭コーディネーター寺本恵美子sionteramoto at 07:33│コメント(0)トラックバック(0)

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自己紹介

・株式会社オフィスシオン 専務取締役
・儀典オーガナイザー(NPO法人FBO認定)
・1級葬祭ディレクター
(厚生労働省認定資格葬祭ディレクター技能審査)
・日本グリーフケア協会 グリーフケア・アドバイザー
・ホームヘルパー2級

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