勝負師が若かった頃、年長者と付き合うのは非常にウザく、『クソオヤジの言う事なんか、聞けっかよ』と思っていた
しかし、自分がクソオヤジとなってからは、若者と付き合うのは非常にウザく、尚且つ疲れる・・・
ふと思うと、勝負師は若い頃から、カネは底知れず欲しかったし、イイ女を何人も所有したかった、車はイタリア車に乗りたく、クルーザーやゴルフ場をも所有したいと思っていた
だが、若者は 女は面倒 カネは要らない 寝てれば幸せ 食うのはハンバーガーでイイ などと言っている
ガツガツした若者って居ないのか????出会いたいものだ
ウチの社員も個人主義というか草食系というか、オッサンになっても若いネーチャンを口説き倒す勝負師を見て、冷ややかな表情を浮かべる
いっちょ前の社会人になってから他者批判を行えっコノヤロウ!!!!!
っとまぁ、ボヤキはこのへんにして
今週は天皇賞
競馬から遠ざかっている勝負師に、 『面白い馬が現れた』 という情報を齎した古い友人が居た
その馬の名前は エイシンヒカリ
なるほど、リプレイを観るが、気風の良い小細工無しの逃げ、直線でのヤンチャぶり
確かに面白い
馬に我慢させる事だけに終始する現代競馬に対するアンチテーゼのような馬だ
暫く注目したいが、ブッ壊すのだけは関係者は避けるように願いたい
天皇賞
かつてこのレースでは、笑っちゃうほど人気馬がコケ、根本や大崎ショーちゃんが勝つという、非常に楽しい面白いレースであった
グリグリが思いっきりスッ飛ぶというのは、自民党が惨敗する時ぐらい痛快な気持ちである
さて勝負師的アナーキー考察に入る
断っておくが、予想ブログでは無いし、真剣に読むと頭がおかしくなるので、注意して閲覧して欲しい
まず、過去10年天皇賞での1番人気成績
4・3・1・2
複勝率は80.0%で、馬券の中心は1番人気馬なのか??
跳んだ2頭は下記
ブエナビスタ(5歳時)
スイープトウショウ(5歳時)
つまり、ピークを過ぎたかつて強かった牝馬を1番人気にしてしまう、ドアホウ馬券ファンが居る時に限り、1番人気馬は負けるのだ
天皇賞好走馬の前走という観点では、毎日王冠が挙げられる
これは、毎日王冠というレースに比重が置かれるという事より、間隔と、更に重要なのは距離延長で臨む馬が良いという事、距離短縮の京都大賞典・オールカマーからの転戦馬は、軒並み惨敗を重ねている
この天皇賞というレースは、悪徳主催者の意図によって馬場が改修されるたびに、その適性を変貌させている
80年代後半から90年代に於ける適性はスピードであり、90年代後半からは暫くスタミナを問われるレースとなった、そして最近はまたスピードに偏重する傾向なのである
今年がどうなのかは、秋開催の府中に鍵がある
毎日王冠経由馬
スピルバーグ
ダークシャドウ
ディサイファ
ペルーサ
終わってる7歳馬2頭はシカトとしても、ガイジン馬主が恐れ多い天皇盾を奪取する可能はゼロなので
毎日王冠経由馬では、スピルバーグだけが残る
次に宝塚記念直行馬は下記
ジェンティルドンナ
デニムアンドルビー
トーセンジョーダン
5歳牝馬はお客さんだし、8歳馬はカンシカ(完全シカト)、デニムアンドルビーにしても狙いは次なのは間違いないので、この組からは拾う馬は居ない
次は札幌記念経由馬
ラブイズブーシェ
いかにもローカル配合で、実際に小回り平坦か洋芝の適性が高い、坂のあるキレキレ府中でパフォーマンスを上げる事は無い
ココを完全に狙って来ているイスラボニータ
クラブ法人で重い配合だがエピファネイア
3歳時に好走しているフェノーメノ
例えばシンボリクリスエスの芝2000m以上1000万条件以上、過去5年で抽出すると、勝率は5.7%
回収率は軒並みドン底だ
確かにモンテクリスエスとかエピファネイア自身は勝っているが、レースレベル自体に問題があるので、血統的裏付けによって好走した訳では無く、単に相手が弱かったから能力で勝ったに過ぎない
フジキセキなどは2000m以上の距離での好走馬は、ほぼ人気馬しか居ないので、積極的に買っても儲かる訳がない
つまり、距離に適性が無い事は明らかである
ただまぁ、魔術師クリスを配した陣営の意気込みはハンパでは無い事は見て取れる
フェノーメノは適性はあるし、能力も高い
しかし、京都の天皇賞からの直行馬はジャガーメイル・トーセンジョーダンをはじめとして、惨敗の山を築いている
要は、直行が予定通りであった場合を除き、ダメダメなのである
それに、狙いは次だろう
ココを勝った勲章より、次の勲章の方が種付け料はハネ上がる
叩きの馬にカネを投じてはならない
面白いのはマーティンボロ
かわいそうに、コロコロとヤネを替えられ、血統もブランドも能力も一流なのに、クソ調教師が社台の顔色ばかりを覗っているので大成しないが、今回は川田で臨むので買うのは面白い
勝っても人気にならないこの馬のようなタイプは、勝負師は非常に好物である
坂のあるコースでの勝利は中京のみ、東京は初見参で課題山積だが、クソ人気馬を買ってレースを観るよりよっぽど健全なのだ
マーティンボロから入って
来ないとは思うし、購買意欲は殆ど無いが勝負がかりのイスラボニータ
天皇賞請負調教師のスピルバーグ
能力でフェノーメノ
押さえの押さえでエピファネイア
この4点で良い
いや、スピルバーグとの1点で良い
なんならマーティンボロの複勝を1000万円ぐらい握って観戦するのも良いなぁ~~
って、馬券に1000万投じるなら、会社の設備投資に回すに決まってる
今の競馬に本気になるってバカげてるだろ?
あぁ、みんなバカだったね、ごめん
チャンチャン