2008年09月27日

白神のクマゲラと森

クマゲラの森
白神山地はクマゲラ(熊啄木鳥、キツツキ目キツツキ科)の森でもある。あなたも、もしかすると白神の森でクマゲラに出会えるかもしれません。

ブナの根
ブナの根は、長い年月をかけてしっかりと張られている。あたかも何か童話に出てくる生きものの手や足のようにも見える。いろいろな意味で神秘的で迫力がある。

神秘の森
この写真も神秘的な雰囲気をかもし出している。こうやって緑の森を眺めると、豊かな自然の大切さをあらためて実感する。  
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ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)の花

ウラジロヨウラク
ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)、ツツジ科) 。北海道〜本州中部地方以北の山地から亜高山のやや湿り気のある草原や湿原に生える落葉低木。高さは1から1.5mくらいが多い。瓔珞(ようらく)とはインドの貴人や仏像の装身具のことで花の形を見立てたものとのこと。一般に栽培されるドウダンツツジに似た釣鐘状で、垂れ下がるように紅紫色のかわいい花をたくさん咲かせる。葉の裏は白味を帯び、花もやや白っぽいが赤味の強いものも多い。変種で萼の長いタイプのものは、ガクウラジロヨウラクと呼ばれ、日本海側に多く、萼の目立たないウラジロヨウラクは太平洋側に多いとのこと。
 練乳のかかった苺を連想させておいしそうに見える。さしずめ、白神に咲くデザートか。(笑)。  
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2008年09月12日

白神の矢車草と赤石川

ヤグルマソウ
ヤグルマソウ(矢車草)、ユキノシタ科。矢車草という名付け方が面白い。日本の漢字という一字一字が一つずつ意味があるので、その組み合わせが、特に植物や花の名称にぴったりなことが多いので、うれしくなる。
北海道、本州の深山の湿り気のあるところに生える多年草で、群落を作っていることが多い。根生葉は 5 枚の小葉からなり、この葉の形が矢車に似ているからこの和名がついたとのこと。植物でヤグルマソウと呼ばれるのは、ヤグルキク(矢車菊)というのが正しいそうだ。そして白い小さな花をたくさんつける。

赤石川
写真は赤石川。森の深い深いところに、ひっそりと脈々と流れている、という感じ。静かな水の流れる音だけが聞こえてきそうだ。  
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2008年09月10日

白神山地の森林生態系保護地域

看板
白神山地の森林生態系保護地域の立て看板。静かな森の中に、ひっそりと誰かの訪れを待っているかのように立っている。緑がなお濃く感じられる。

落書き
それなのに森を裏切るようなこんな落書きもある。外国の世界遺産に落書きが多いとニュースでやっていたが、人間の愚かさを晒しているように思える。世界遺産ももちろんだが、自然を大切にしなければ、いつか必ず自然からのしっぺ返しを受けることになる。
既にそれは始まっているかもしれない。  
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2008年09月07日

白神津軽峠のマザーツリーとカラスザンショウ

津軽峠のマザーツリー津軽峠のマザーツリー。白神の地を見守っているような大きな包容力を感じる。大きな安心感もある。マザーツリーといわれる所以か。まさに白神の母である。




カラスザンショ(深浦町北限)カラスザンショ(深浦町北限)。(カラスザンショウ)。カラスザンショウ(ミカン科 サンショウ属)。カラスザンショウは本州・四国・九州・琉球、朝鮮南部・中国・フィリピンなどに生育する落葉樹とのこと。高さは6〜8mが普通だが、15mになることもあるという。カラスザンショウの葉は大きく、長さ80cmほどにもなる複葉。葉の中軸には棘があるり、裏面には多数の油点がある。茎には大きな棘があり、太くなっても残る。
 7月から8月にかけ、枝先に花序を形成し、多くの花を密生させる。果実は秋に枝ごと落下し、種子は黒色で艶があり、果実は独特の香りがある。
 それにしてもこの棘、怖いものなんとかで、触ってみたくなる(笑)。  
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2008年09月02日

白神のムカシブナ(ブナ科)

ムカシブナムカシブナ(ブナ科)は新生代の日本にも生えていたようだ。ブナ科の樹木で木の葉の化石などがたくさん発掘されていて、現在のブナの祖先ではないかといわれている。
特徴は、現代のブナの葉のふちは波状になっていて、波のへこんだところに葉脈が伸びているのに対し、ムカシブナは葉のふちに小さな鋭い鋸歯(ギザギザ、突起)があり、葉の鋸歯の凸の先に向かって葉脈が伸びている。
そのようなムカシブナの葉の特徴を持ったブナの樹が、山形の鳥海山やここ白神山地などいくつかの場所で見つかっている。
ムカシブナは植物界のシーラカンスとでもいおうか。(^^)
葉は卵形〜楕円形、鋭頭、基部は鈍形、2次脈は9〜11対で上方にそりぎみに曲がる。葉縁は波状ないし、小さい単鋸歯。中新世後期から鮮新世にかけての地層から多産する。  
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2008年08月30日

白神のホオとニホンザル

ホオホオ。漢字では朴、厚朴と書くようだ。なかなか珍しい。モクレン科の落葉高木で、山地に自生し、15〜25メートルほどの高さになる。葉は大形で有柄長楕円形で、5月頃、直径15センチもの帯黄白色で香気の強い9弁の花を開く。果実は長さ約15センチくらい、熟すと糸を引いて赤色の種子を垂らす。細工しやすくて、版木や建築、器具など、木炭にも用いるそうである。樹皮は生薬の厚朴(こうぼく)の代用品として風邪などに用いるそうだ。ホオノキ。ホオガシワ。 季語では 「朴の花」が夏、「朴落葉」は冬となる。

ニホンザル白神の住人?ニホンザル。
逞しい面構えだ(笑)。

  
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白神のカラマツソウ

カラマツソウ(6月〜)カラマツソウは漢字では落葉松草、唐松草と書く。はキンポウゲ科カラマツソウ属の宿根草。北海道から本州の山地〜高山帯の草地に自生する高山植物。日本固有種とのこと。花がカラマツの葉の付き方に似ているのでこの名前がついたそうだ。耳掻きについているふわふわした綿帽子のようにも見える。
高さは1メートル前後で、葉は根本から出ている。小葉は長さ2〜3センチの楕円形。花期は6〜8月くらで、根本から上へ伸びる花茎を出し、その先に複散房花序の形で直径1センチほどの白色の花を多数つける。花弁はなく、白い花は雄しべの集まりとのことだ。  
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2008年08月29日

白神のトチ

トチノキトチ。トチノキのこと。とちのき科、トチノキ属。
全国的な山地の湿潤なところにはえている。高さは20mから30m、胸高直径が1mを超えるものもあるという。巨木として残されているものも多いとのこと。木材は柔らかく、工芸用に利用され、家具や、椀、盆などにも利用される。種子は灰汁(あく)抜きを行い、食用可。乾燥させると長期の保存が可能である。
いろいろな役に立つトチ。  
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2008年08月28日

白神のオクエゾサイシン(奥蝦夷細辛)

オクエゾサイシンオクエゾサイシン(奥蝦夷細辛)、ウマノスズクサ科。奥蝦夷細辛という漢字から意味深なイメージを受ける。深い。花は5〜6月頃。丈は10〜20センチくらい。
和名の由来のサイシンとは、この植物の漢名「細辛」に基づくらしい。根が細く、辛味があるからとのこと。「奥蝦夷」とは北海道の深山に見られることによるのだろう。
白神山地もまた、「奥」である。  
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2008年08月27日

白神のオオカメノキ

オオカメノキオオカメノキ(スイカズラ科 ガマズミ属)。花は春頃。
 オオカメノキはほぼ全国に生育する落葉の小高木。葉は対生で大きく、ほぼ円形。表面脈上に星状毛があるが、それ以外は無毛。若い葉の裏面には、主脈や側脈とともに細い脈上にも星状毛、やがて脱落するか、一部のみが残る。花は葉の展開直後から白い花を咲かせ始め、比較的短期間で花を散らせる。花序中心部の花は小さいが、周辺にある花は大きくて目立つ。果実は秋に稔り、最初は赤く、やがて黒く熟す。
 オオカメノキの和名は、大神の木であるとのこと。別名はムシカリであり、確かに虫に食われた葉が多いようだ。花序は、中心部に小さな花が、周辺部には大きな花が配置されている。周辺の花は装飾花とも呼ばれ、実を稔らせない不稔花である。  
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白神のマタタビの実

マタタビの実マタタビの実(花期・7月撮影)
 マタタビの名の由来は、疲れた時にマタタビの実を食すると「また旅ができる」ほど元気がでることからとのこと。全国的に分布するつる性の植物で、キウイフルーツと同じ仲間で秋に3〜4cmの実をつける。マタタビの葉、ツル、実は疲労回復や滋養強壮にいいといわれ昔から人気がある木の実。
 カボチャ型の実をゆでて乾燥させたものは木天蓼(もくてんりょう)と呼ばれる漢方薬。ドングリ型の実は塩漬けや味噌漬けで食べたり、カボチャ型の実は果実酒(マタタビ酒)にしたり、乾燥させて「マタタビ茶(またたび茶)」に利用されるそうだ。
 そして、「猫にまたたび」といわれるように、猫科の動物は、本能的にマタタビに吸い寄せられ、猫のストレス解消、健康・食欲増進になるので、愛猫家にも人気とのこと。自然の底力はすごい。  
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2008年08月18日

白神のマイヅルソウ(舞鶴草)

マイヅルソウ(7〜10月)マイヅルソウ(舞鶴草)、ユリ科。白神では7〜10月。名前を鶴が舞う草と書く。美しい表現である。日本語はすごい。うまいぐあいにつけるものだなあ。
  
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2008年08月17日

白神のギンリョウソウ(銀竜草)

ギンリョウソウギンリョウソウ(6〜7月、秋型もあります)
ギンリョウソウ(銀竜草)は、イチヤクソウ科。
山地のやや湿り気のある腐植土に生える腐生植物。全体がやや透明感のある白色で、鱗片葉に包まれた姿が竜に似ている。銀色の竜の名前を植物とは児童文学にでも出てきそうでかっこいい。さしずめ、白神に棲む銀色の竜か(笑)。
  
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白神のキツリフネソウ・ツリフネソウ

キツリフネソウ・ツリフネソウ(6〜8月)キツリフネソウ・ツリフネソウ(6〜8月)
キツリフネ(黄釣船)は、ツリフネソウ科。黄釣船という名前が想像力を膨らませてくれる。この花の命名者は相当な想像力の持ち主だったかも知れない。黄釣船も神秘的な雰囲気もあり、白神山地にマッチしている。
  
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2008年08月02日

白神のウゴツクバネウツギ

ウゴツクバネウツギ(6月)ウゴツクバネウツギ(6月)。スイカズラ科で、漢字では「羽後衝羽根空木」と書くらしい。こうやって見ると漢詩のようにも見える。また、方言ではハキシバとも呼ばれているらしい。
6月頃、白神でひっそりと白い咲いている。

  
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2008年07月30日

白神に咲くシラネアオイ(白根葵)の花

シラネアオイ(5〜6月)シラネアオイ(白根葵)シラネアオイ科(白神で5〜6月)。別名ハルフヨウ(春芙蓉)、ヤマフヨウ(山芙蓉)というとのこと。
和名は、日光の白根山に多く咲き、花がタチアオイに似ているのでこのように呼ばれているようだ。別名のハルフヨウやヤマフヨウも、フヨウ(芙蓉)に似ていることに由来。
また、シラネアオイはかつてはキンポウゲ科とされていたらしいが現在はシラネアオイ科シラネアオイ属シラネアオイということで、一属一種で日本固有の植物ということになっているという。(ネットで検索)  
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